ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2742】 麺家 大勝軒 葛西店 (東京・葛西) 塩らーめん

<夜のロードサイドで80年代音楽を聴きながら>


 何と私はそんな奴!・・・・ズボンに穴が空いてるのに気がつかず、一日過ごしてしまった!。帰宅して、ズボンをズボンプレッサーに入れようとした時に、初めて気がついた。一日中、お尻が一部見えっぱなしだったようなのだ。恥ずかしーーーーと夜中に叫ぶ。何でこんな穴が空いたというと、思い当たる節はある。先日、築地大勝軒に行く途中に、慌ててたので消火栓と道路欄干に、思いっきりぶつけたことがある。その時変な音がしたんだけど、あれは布が裂けた音だったんだな、きっと。もう一度よくよく考えてみると、ぶつけた日も半日そのまま過ごしていたわけだから、さらに半日、穴あきズボンで仕事をしていたわけか・・・。デニムでダメージつけた格好良さはあっても、ビジネススーツでダメージあっちゃそりゃいかん。穴が空いて、穴があったら入りたいくらい恥ずかしい。








 とまあそんなことをがあった日、晩飯は久しぶりに遠征をしてしまった。千葉はすぐそこ・・・といった葛西駅。系列とは全く関係のない資本系の大勝軒があるというので、えっちらおっちらと、東西線に乗ってやってきました。もうこのあたりまで来ると、我が中央線沿線とは、全く違う空気感ですね。それでも飲み屋が多くて安そうなのは、総武線界隈と似ているところもあります。しかし、駅前から北方面へ離れて行くといきなり暗がりが目立ち、ちょっと寂しい。その先に幹線道路が走っていて、煌々と看板が輝いているのが大勝軒です。店の前には路駐して食ってると思われる車もあり。この明るさに何となく吸い込まれていきそうな気分で入店しました。


     











汁:「大衆系に相応しくないような透明感!鶏ガラのコクにスッキリ魚介の甘み、そして程よい塩気!コスパナイス!」


 さて何を食おうかと迷ってて、メニュー表を見たら・・・塩らーめんの写真だけないのに気がつきました。こういうポイントがラヲタ魂を刺激するポイントでして、頼んで確かめたいということでそれをオーダー。醤油系で外してもそこそこ食えるけど、塩気で好みから外したらちょっと苦しい・・・・そんなリスクを負う必要性何のに。ちょと不安混じりな気分で待つこと7分程度。厨房から回って出てこられて、丁寧は配膳されたのが、この麺顔です。写真じゃわかりづらいが、結構デカイです。そしてスープがなみなみ・・・。







 何と丼の底まで見えてしまいそうな程、透明度が高い。そして鶏ガラスープのコク油が、スープ表面をうごめいていて、動物系の旨味も食う前からアピール。そして、スープがとても熱いようで、それこそ湯気に近いものが、香りを運んでくれます。正直言って、これは当たり!だなと確信です。








 この塩味がまた痛快。塩パンチではなく、程よく響くという感じが、スパッと遠くまで行きわたるような充実感。崇高なニューウェーブのラーメンとも違って、大衆系な雰囲気に透き通った見栄えと味の両輪がバランスよく回ってます。尖らない塩味には鶏ガラのコクがまとわってまろやかに感じる。落ち着きのある風合いは、魚介のエキスのおかげかと推察しますし、よくよく味わうと甘みもある感じ。麺から炭水化物の風合いを移して来るかと思ったけど、それほどでもない。なので、鶏ガラと魚介のエキス同士が、邪魔されずスキッとまとまっている感覚が良いです。







 そしてこの味わいには、どこか締まりがある。それが、魚介の香ばしさなのか、実は生姜が少しだけ忍ばされてますなのか、ペッパーが少し入っているだけよなのか。見えない何かがもう一味あるような気がするんだけど、考えつくより先にスープを飲み干してしまった・・・これはうまい。












麺:「デフォルトでもボリュームあり! つるっとしつつも、微妙にグルテンの風味も感じてナイス!」


 麺は、銀座で体験すみなはずなのに、妙に今回の麺は別物のようにうまかった。きっと気分的なものなのでしょうが。それに茹で上げがちょうどよかったかなと。少し茹で上げに芯を残すようで残さない絶妙タイミング。なので、モチモチする感覚も多少あるにしても、麺の乾いたグルテンのような風味と味わいが何となく残る。そこに塩スープが浸透して言って、また別ランクの味わいに昇華する・・・。そんな妄想を描きながら、前歯でプツプツっと切れ込んだ瞬間、すする滑らかさを遊ぶ瞬間、奥歯で潰した味わいの瞬間などに、それぞれを楽しみます。







 それにしても、これは300gと言ったところでしょうね。もう少しあるかも。麺が多くて嬉しいねー。この上スープまで飲み干してしまうと、腹ぱんぱんでっせ。若い人にも来て欲しいかも。













具:「標準的だが悪くない、醤油ダレきっぱりで深めに浸透するチャーシュー」


 肩ロース肉なのか、脂身と肉質と骨つき部分に近い部位が、しっかり三層に分かれてて、見ていてわかりやすい。外周の脂身は、外の方ほど甘みが増す。そして外の方ほど漬け込み味の浸透が深い。甘さと塩気が混じり合ったところが、実は一番うまいのかも。大きさ、厚さも文句ないです。ただ、先日銀座で食った印象と同じように思えますが、その日書いたレビューはまた別の捉え方をしている。チャーシューの質感の楽しみも、一期一会みたいなもんです。












 総じまして、「意外にとは失礼だがボリュームと質感と価格設定がナイス!」と言う感じでいつもまとまりがない感想でごめんちゃい。いやいや、700円でこの味このボリュームだったら、大納得ですよ。銀座店より50円安い。俄然正油より、私はこちらが好みかな・・・。でもまだ味噌食ってないから、まだまだわからないけど、ちょっと嬉しい拾い物をした気分に似ています。ここは、そう簡単に来れる場所ではないけど、近くにあったら通ってるかな。これからも頑張ってください。そんな応援気分も含めて詠います!。



   遠くから
   ロードサイドに
   煌々と



   吸い寄せられる
   極上塩麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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