<三寒四温の谷間の寒さ、温かき哉あっさり汁そば>
所詮私はそういう男。・・・・不器用というか一度凝りだしたら止まらない。折角珍しい横浜方面への外出と言うのに、今回も大勝軒を探し求めてウロウロとやってきたのが「東池袋大勝軒 横浜西口店」さんです。丁度雨がぱらぱらと振るタイミングでして、オフィス出るときちゃんとビニール傘を持ってきたはずが、横須賀線車内の置いてきてしまった(汗)。ここまで来たら、横浜ジョイナスから300m程度を猛ダッシュで店についてやれ!。と思えど人垣で混んでて、結構格好悪いほどにびちょびちょです。ツイてないねー、風邪ひきそう。
などとブツブツ言いながら、カレーつけそばとかなり迷ってしまいましたが、これから会議なのに、ワイシャツに染みが飛んでもさらに格好悪い・・・・と思い、安全サイドで定番の「中華そば」とさせていただきました。どうせ当分この大勝軒シリーズ続きそうなので、そのうちリベンジでカレーつけそばを食べにきます。店内は、もう腹空かせた男どもの穴倉のようなコミコミ具合。どかどかと大盛りのつけそばが運ばれて、ガツガツと食ってる姿をみてるとほれぼれするねー、ガッツク男の姿はカッコいいー。それと比べると、運ばれたデフォルトの中華そばは、すごくヘタレに見えるのだけど、いやいやどうして!結構ボリュームも内容も濃ゆかったです。
汁:「誠に穏やかな豚骨エキスにさっぱり醤油の塩気! 魚介の甘みが伸びやかに広がる」
かなりこれまで大勝軒は食ってきたけど、私の生まれ関西エリアは大勝軒砂漠地帯だったので、割と今でも新鮮味を持って対峙することができるのです。なのでまだまだ飽きないので続けられるかも。そんな気持ちで配膳を待っていたら、意外と早く着丼。なんと混雑時は5ー6杯1ロットで生産しているようで、タイミングさえ合えば5−6分程度で食い始めることができるようです。さてその麺顔は、かなり穏やかな色合い。中野系のあっさり中華そばにも似ているような、穏やかな醤油ブラウンが印象的。しかも透けていて豚骨だけではない鶏のエキスも感じるような生き生きさが魅力的。それでいて麺顔はいかにも大勝軒って感じで、大衆系オーラを垂れ流しております。
一口すすると、イメージよりもサッパリさマイルドさが広がります。パンチや尖りなど一切感じない穏やかスープで、動物系のコクのほか野菜の出汁でもあるのかというほど、子供でも食べやすいイメージ。醤油の存在感も穏やかで塩気は控えめで角が丸い。一方で、魚介の味わいもそれに比例するような軽やかさありで、若干魚介先行しているような甘味が芳醇です。なので薬味ネギの風味もビシビシと効いており、スルスルと抵抗なく全部汁を平らげてしまいそう。胃もたれ皆無な大勝軒スープ。
麺:「デフォルトでもややカタメの茹で上げ!?個人的には非常にナイス!」
これまで語りつくしてきた、汁系としては中太、つけ麺としては標準細めなサイズ感。茹であがって角が膨れて丸麺のようにライトなタッチです。しかし、今回一番印象的だったのは、デフォルトがカタメ茹で上げであったこと。たまたまなのか? 他客はカタメをコールしてますが、普通でも丁度良い十分なカタメを感じてしまいました。しかしやがてスープを吸い込んで、だんだんといつものモチモチツルツル麺に変貌してゆくのですが。
ちょっぴり麺が固いだけで、いつもより風味を多く感じてしまうような・・単純な私ですが、それでも歯応えの違いでグルテンの密度感の差を感じますし、いつもより変化があってまた嬉しい体験。また、サッパリ系のスープにも意外にマッチするので、この組み合わせは個人的にはナイスです。
具:「ロース肉のチャーシューが結構迫力! スカスカ加減にスープが染み込む」
茹で卵ハーフがかわいいねー。結構大きめLサイズ玉子。スープに一旦沈め黄身にスープを染み込ませてから食う。食べごたえありました。海苔とメンマはいつもの通りというかんじ。
やはり肉だ。見た目以上にそれは大きくて、私の今使っているスマホの画面と同等に大きい。しかも、分厚さはiPhone5S位はあるロース肉で、繊維がややスカスカしててそれがまたいい。これも一旦スープに全部沈めてからサルベージ。スープをスポンジのように吸い込んだところを、思いっきり歯型を入れるようにして食らいつく。それが少し快感だったりするー。
総じまして、「毎日でも食える気がするあっさり系大勝軒汁そば!」と言う何のひねりもない感想でごめんちゃい。これならサラサラっと大盛りも食えそうな気もするし、味変化など楽しめたらもっと旨そう。辛いそばもあるそうなので、これにも期待ですが、やはり、カレーつけそばを食って、最後にライスを投入して爆死したいと思います。一度、関西転勤時代に、カレー連食シリーズもしたことがったけどもうあんなパワーがでないから、こんな中華そばが一番今の自分に合っているかも。旨かったっす。さて・・・・食い終わっても数分しか経ってないのは、食うスピードは速いからか、時計の故障なのか。外の雨が全然変化ない。嗚呼、時間もないし、また猛ダッシュで駅まで駆け抜けるか・・・・ツイてねーなー・・・と思いつつ、反省も込めて詠います!。
春雨に
傘を忘れて
大勝軒
濡れた体に
汁そば嬉し
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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