<発作的に食いたくなる旨い中華そば! 青葉ブランドに飛び込む!>
横浜方面から、東横線で都内へと戻るとどうしても「武蔵小杉」あたりで途中下車したくなるー。お金もあまりないので、東急の駅中で「しぶそば」でもすするかと、モチベーションダウンしていたとこで、「そういえば、学芸大学に青葉の支店があったよね・・」と思い出してしまった!。最近、影でワンコイン以下のラーメンをばかり食っていると、なんだかわびしくなっててる・・・。日ごろの抑えが爆発したように、学芸大学で途中下車。青葉学芸大学店へとまっしぐらです。気が付いたら「特製中華そば」のボタンを押しとった私・・・。禁断症状ってやつの表れでしょうねきっと。
汁:「青葉のまろやかでしっとりした味わいが・・・むしろ麻薬的?魔力的??」
「青葉」は、唐突に発作的に食いたくなる味だと思うのです。そういえば年末にも食ったし、記憶が呼び覚まされていたのかもしれません。あの穏やかな黄色と黄土色の混じり入ったベージュ色のスープを連想するだけで、東横線の中でもんもんとしとったわけです。訪問時は、ランチタイムだというのに、丁度満席になったような混み具合。店主とサブの女性店員も、明るい接客で感じもよかった。待つこと6〜7分程度で、配膳が完了です。その麺顔・・・まさに王道の青葉って感じだー。安堵を深く覚えます。
「軽やかな豚骨」と「しっとりした魚介」の組み合わせが、相変わらず旨い。店によって日によって・・・濃いだの薄いだの、甘みと塩気のバランスがどうのこうの、きっとあるんでしょうがこの際、どうでもよいねー。トレードマークのような「いつもの青葉」という感覚で味わいます。「軽やかさ」と「しっとりさ」が一体化していて、ライトのようで複雑な豚骨魚介のエキスが、空腹の胃壁の襞隅々にまで染みわたる。今回は特製なので、肩ロースのチャーシューが、スープに浸ってエキスと絡みますが、豚の脂身のとろける具合が、魚介の抑制が効いたようでサッパリといただける感覚。逆にスープは豚骨エキスを補強するようで、まろやかさアップ。
麺:「ひとまわり厚めのストレート細麺が、微妙に平たくボコボコしていて、素朴でうまそう!」
麺は相変わらずの多加水麺。もちっもちと言えば単純すぎるけど、密度感覚もほどよく、卵麺の引き締まり弾力も感じます。また表面はボコボコとした形状でも、多少の平らかな風合いが、啜るときのシルエット感覚を高めてくれる。啜ると口当たりから喉億までの感覚やら、前歯や奥歯で切断する際のプチっとした感覚がたまらんのです。
具:「肉をもっと楽しみたい!と思うほどに柔らかく蕩けてしまう味わい」
ただ、せっかくの特製なのだが、3枚ともどれもちょっとスライス加減が薄めで、すぐに砕けてしまう(笑)。食むと言うより、ちゅるんと啜って食うようなチャーシュー感覚だったのが、ちょっと肩すかし感があったかも。また味玉は、Mサイズ相当化とおもわれるけど、卵黄にしっかりとした味がしみ込んでいるので、味わいが濃厚。しかも白身もふるふるっと柔らかいため、後を引く味わいです。
総じまして、「オーディナリーでちょっとブランド感が高い!定番質実中華そば!」と言う感じでしょうか?。家族や知り合いから「どこか旨いとこつれてって!」と言われて困ること多いのだけど、私はいつも「だったら青葉!」と紹介します。中野本店へ連れて行くと、すこしラーメンを知ってる方なら「おお!」と感動もしてくれますし。それだけ、いつでもどこでも誰でも、受け入れられるその味わいには、本当に心から脱帽。これから死ぬまで、このブランドは100杯以上は必ず食うのでしょうね(笑)。いつまでも楽しませてください。と言うことで食い終わてからの満足度も高い。これから受験シーズン突入というい季節ですが、帰りの東横線の車内では、参考書と格闘している学生さんたちもちらほら・・・。もう数週間したら梅の季節。そして桃、桜と季節が移り、また青葉が繁る季節がやってくる。待ち遠しいね・・・・と言うことで、気分を切り替えて詠います!
冬晴れの
乾いて空気
冷えびえて
暖を求める
青葉の特製
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
- 作者: 二宮敦人
- 出版社/メーカー: 新潮社
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