ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4315】 中華そば 青葉 中野本店 (東京・中野) 特製中華そば 大盛り 〜今でもやっぱり色褪せない旨さの吸引力!平成拉麺史彩る傑作!まさに中野の拉麺ランドマーク!

平成ラーメンの金字塔的ブランド!?今日もふらふらとやって来た

 

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 平成の拉麺的エポックと言えば、「花の96年」開業の「麺屋武蔵」「多賀野」そして「青葉」でございますよ。とりあえず、くどくど述べず、参考リンク貼っておきました。↓
 

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 いつでも食えると思ってて、食わないで時過ぎるってことよくありますが、青葉に限っては時々強烈に食いたい!と言う体内アラームが鳴り響きます。この日は、貴重な都内外出機会であったにも限らず、新規ラーメン店舗開拓もせず、わざわざ普段の活動エリアに戻っての実食です。どうせ行くなら中野本店でしょ!。通し営業なので気兼ねなく行けるのがいいね。
 

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 青葉でよく見かける風景って・・・出張族がいらっしゃるところ。コロコロスーツケースを片隅に追いやって、啜り食うサラリーマンってよくおられるのです。今回は妙にそんな方々に挟まれ、そう言えば、自身が関西転勤(シンプルに飛ばされた時代:汗)に東京出張で来たら、似たようなこと確かにやってたわ!。なんとなく気持ち良い同類感覚で食らいます!。今回は、特製&大盛り!秋だから食欲少し高まって来た!。
 

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<全体> もはや麺顔が中華そばのアイコン的プレゼンス!?大いなる普通!とすら感じる豚骨魚介拉麺!

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 本店支店どこでも同じ高水準な豚骨魚介!なんだけど本店と聞くだけで有り難く思えてしまうのは私だけ?。特別に中野本店では、つけ麺の麺が通常と細麺と2種類あります。特別なのも食べたいが・・・やっぱりフツーの青葉が食べたい気分にさせます。そんなやみつきオーラが垂れ込める麺顔はこんな感じ!。
 

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 おおお!もはやメディア露出も多く、食し慣れた豚骨魚介のスープカラー。見慣れすぎた麺顔ではありますが、これぞ中華そばってなアイコン的存在感!。相変わらず安定感がすげー。通常、見慣れすぎると有難さが薄いんだが・・・じわじわと迫力を感じるのも確か!。嗚呼・・・あの味だ!ってな喜びへと高まります。人気ラーメン店って、その味にモディティ化が進むが、青葉だけは、どこに行っても感動を与えてくれるから素晴らし過ぎる!。本店だから尚更と言ったところか。
 

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<スープ> 大いなるライト感覚の豚骨魚介!まさに安堵の味わい!豚骨&魚介のダブルスープも今や立派に世間に定着!

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 ご存知「ダブルスープ」。以前からあったかもですが、一般的に定着化させたのは、青葉の功績なんでしょうか。今や、カップ麺ですら、先入&後入れのスープ対応です。正確には同じ考えじゃないんだけど、味を合わせると言う着目は、今でも通用する斬新さなのでしょう。旨味エキスが効率的に溶ける温度が、豚骨と魚介では違う・・・そんな発想が今でも斬新で素晴らしい!そしてダブルスープと世間を騒がせた出汁は、今や先端から王道へと移り変わったイメージでしょうか。
 

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 ただ、1996年当時のリアルな青葉を実は知らなくて、実は自分が恥ズイ!!。今では少しスタイルが変化したのか?。確かにおたまでスープストックから2度注ぎしているようですが、全体のスープボディーと、上層の香味油層の2度注ぎみたいに見えますな・・・。なので昨今と比較はできませんー。 
 

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 また自身の体調によって魚介先行だったり、動物系を厚く感じたり、食らう方が不安定だったり。しかし、やはり魚介の方のバランスが非常に良いねー。ストレスなく煮干の甘み感がしっかりと出ているし、いろんなエキスも溶けて複雑。さらに全くクドく感じることもなく、ライトに食わせるナイスバランスがGood!。豚骨白湯を魚介出汁が受け止めるのがナイスです!。さらに・・・チャーシューにかかるブラックペッパーが、出汁にも溶け出し、そこがやみつきにさせるよう。
 
 
 
 
 
<麺> 僅かなボコ付きと丸みを帯びた多加水ストレート麺!序盤は素朴感の中に明るさ感じる味わい! 中盤以降は玉子麺らしい王道のもちもちプリプリ食感!

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 確かに、つけ麺でも旨そうなフィーリング。密度は余り感じないけど、加水の高さと薄く黄色い色合いがいい感じです。汁系の中では、やや一回り太めで、微妙に平べったいフォルム。一方、ストレートのようで微妙なボコ付きがあり、捩れは余りありません。そんな麺がスープに濡れると啜りの滑らかさと軽いタッチ感を生み出される!?いつものようにズボボボボボーーーーっと思わず啜り上げに力が入ります。
 

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 風味で味たうタイプではないかな?汁との一体感が心地よい。汁の浸透は程よいが、序盤では濡れた程度でも出汁の旨味と麺の一体感が楽しるような気がします。ツルツルとした滑りは、いかにも万人ウケする心地よさ。スパスパと小気味よくちぎれるところもナイス!。
 

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 実は中盤以降、特に終盤も旨い!。完全に出汁が浸透しきりるものの、伸びない程度がまた旨い!。確実に噛むと甘味を感じてしまいます。今回は、大盛りにしたからこの余韻がとても長く楽しめたかもしれません。日頃は「カタ麺主義」な私ですが、年々こう言うソフトな味わいが段々好きになってゆくよう・・・。
 

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<チャーシュー> 少し脂が抜けた状態が旨し!肉本来味と染みた出汁の融合!ペッパー混じりで旨さがアクセル全開!

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 脂と赤身のバランスがいいね!やや脂が多めでしっかりと赤身に差してるのが綺麗で旨そうです。これは肩ロース!?。スープ生成で少し脂が落ちてるのかもしれませんが、良い意味で少しスカッとした全体感です。ここにブラックペッパーがふりかかり、裏を返せばスープをじわじわと吸い込んでいる様子。しばらく放置しておいた方が、旨味が高まりそう。
 

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 そのままでも旨い。ペッパー風味と肉味がマッチして、白飯と一緒に食いたいと思わせるほど。またスープを吸い込めば、旨味が足されるだけでなく、中の脂も少し熱で溶けて心なしかジューシーにも感じるじゃありませんか!。肉エキスとダブルエキススープを吸い込んで合体して・・・更に上の旨味へと高めてくれます。嗚呼、やっぱり特製にしといて良かったよ!。
 

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<味変化> ゆず唐辛子!数量限定!あるなら試すしかないでしょ!辛くてもちゃんと柚子香るのね!

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 本来、つけ麺向けの味変化アイテムだったと言う記憶。数量限定のサービス味変化アイテムですから、お早めに。私の場合、残りあと少しのようで間に合いました。
 

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 汁系に溶かしても面白い。ゆずが苦手な人でも柚子感覚が低い。練り唐辛子の味わいが先行し、それを和らげるかのように、柚子ペーストが合体したイメージです。
 

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 出汁に溶かすと、尖らず淡い清涼感として感じる程度。同様に辛さも全く尖らずで、むしろ熟成した優しい辛味が広がる味風景です。オススメは、レンゲに移し替えて、凹みの中でゆっくりと溶かし込むこと。一気に全部溶かさず、段階的に調整するのが更にオススメかと!。
 

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<味玉にハズレなし> 今や懐かし波切りタイプのカット!マチュアで円やかな甘味が濃密!出汁をかけてもまた旨し!

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 今ではあまり見なくなったかも・・タコ糸で切り口が波打つようにカットされた味玉。何だか懐かしい感じがしませんか?。とても王道な優しいトロトロ味玉で、白身はプリッとしており、卵黄は固茹で部分が周囲を固める。その一方で中はトロトロさを残しております。
 

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 味わうと淡い甘目の出汁の深い浸透を感じて旨い!塩気よりも甘味主導で、卵黄の濃密感がありありです。そこをレンゲですくってスープもろとも食うのが一番うまいかも!。ダブルエキスのスープに大変マッチングがよく、一体感が楽しい旨さ。嗚呼、やっぱり今回も味玉の旨さにハズレなし!。
 
 
 
 
 
総じまして「今でもやっぱり色褪せない旨さの吸引力!平成拉麺史彩る傑作!まさに中野の拉麺ランドマーク!」

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 ・・・と言う感動!。なぜか急に食べたくなるその魔力は、令和でも健在!。業務改革・働き方改革・規制撤廃など、騒がしい日々が続きますが、そんな中で変わらぬ旨さは、どこか心をほっとさせる。良いものは、時代が変わろうとも、着実に存在し続けるのだと感じる味わいでございます!。疲れた現代人にこそこの優しい旨さはオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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