<吉祥寺では貴重な味噌麺専門店>
ちょっと遅くなったがお年玉代わりに物を買おうと思って吉祥寺ロフトへ。現金よりもいいことかと思って素直に従ったら、作画関係の用具を購入したけど、かえって高くついて頭と財布を痛めてしまいました(コピックって高い!)。まあ、そんな感じで腹が減ったので、近場で済まそうと吉祥寺界隈でラーメン店を検索しました。最近、味噌に食しが湧いておりますので、味噌で条件を当てたら引っかかったのがこの店、その名も「味噌らーめん屋 宏ちゃん」。一時期、関東バスを利用して通勤していたことがあって、よくこの店の前は通っていたのです。いつかは行こうと思ってて6年近く経ってしまってようやく訪問です。
昼飯時が過ぎたとはいえ、休日ともあれば人が次々とやってきて、結構盛況です。カウンターのみのお店で、吉祥寺らしい若者もおられれば、近くのお寺か神社で用事を済ませたかのような老夫婦もおられ、とても地元に根付いた感じがする店です。今回は、挨拶がわりとしてデフォルトの「味噌らーめん」とさせていただきました。いわば看板メニュー。
汁:「よくある味噌風味ではなく、しっかりと溶け込んだ味噌エキス感覚!さすが専門店の熟成風合い」
中華鍋で野菜を炒めスープを仕上げるタイプではないけど、太麺を使っているようで時間がかかる。ピーク時には多少の混雑はありますが、5分も待つことはなく座れるのでまずまずか。配膳までは少しかかりますが、お目当て通りの味噌麺顔。味噌スープとしては赤い風合いで、なかなか熟成度合いも感じます。すすると唐辛子感覚はなく、ダイレクトな味噌と豚骨を主体とした動物系出汁のまろやかさが印象的です。野菜の甘さは後から、歯ごたえと共に増えてゆくような記憶。いかにも「味噌の濃ゆさ!」と言うアピールはあります。しかし、塩気がとてもマイルドで、後から水を欲すると言うこともない程度。すぐにその濃ゆさにも慣れてしまう。味に飽きる訳ではないけど、ワカメトッピングの味が混じったところから、微妙にピントがボケてしまうかも。そこで、薬味投入を決断します。
薬味は色々ありますが、私は一味唐辛子と、おろしニンニクを少しだけ投入してみました。どちらも味噌ラーメンには鉄板級の固い安定した相性の良さ。これでぐぐっと食欲が再爆発いたします。やはり味噌でパンチを効かせてくれるのが味噌専門店と言う感じ。街中華屋の味噌らーめんとは、別種類と言う感じですかね。
麺:「定番のイエロー太麺!ややハードな物腰とボコボコとした形状でワシワシっと食い進めるのが快感」
これも期待通りの仕上がり。イエロー太麺でして、縮れはなかったものの、多少の捩れとボコボコとした形状です。クッサリとした歯ごたえと言いましょうか、やや硬めなのだけど、淡いクッシリ感がある感じで切れ込む。そして奥歯へと運び込んでヌチリとゆっくりと弾む感じ。ズボボボッと啜り上げるタイプではなく、もやしやネギなどを絡めて、ワシワシと箸で運び込むように食う感じ。麺の風合いがとても強いので、ネギや味噌味にも対等にバランス取ってくれます。質感あるけど、大盛りは100円でキープ。またつけ麺も同じ麺を使っていると思えますが、このハードさならそちらの方が美味いかも?と何となく期待もさせてくれそう。
具:「やや存在感薄いバラ肉だが、もやしとネギがやはり王道のうまさ、ワカメはどけても良いかも」
チャーシューが記憶に薄い。バラ肉で薄味だっと言う程度の記憶でして、サイズも厚さもほどほどといった感じか?。その一方でネギともやしが多めに投入されてたことは好印象。ただここで終わっておけば良いのだが、ワカメがトッピングされている。個人的に、ワカメはラーメンには入れない派なので、偏見といえばそうなのですが。ちょっと寂しいので、味玉程度は追加すべきだったかな・・・。
総じまして、「突き抜けなくて良い!定番さがとっても安心感を味噌麺!」という感覚で、買い物ついでにふらっとストレスなく立ち寄れて、この程度の質感がさらっと食えればかなり幸せ!という印象です。もともと、行列してまで味噌を食いたい人ではないので、たまに食いたい時にそばにあれば嬉しいともいえますかな。意外と、醤油と塩もラインナップされてて、若い人の多くはそれを食ってたけど、実はそっちの方がうまいのか?など気持ちも揺れますが、また来ると思います。電気製品があちこち壊れそうなので、ヨドバシカメラに行く機会が増えそうですしねー。嗚呼、財布の中身は冬将軍到来です・・・・。ということで、先の心配しても仕方がないので、適当に今日も詠いますかねー。
コート脱ぎ
日差し緩やか
プチ散歩
初売過ぎて
落ち着く街並み
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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