<3周年フェアでサンキュー価格 390円^^>
今年の年末は、肉体的に疲れるより、精神的に疲れるねー・・・なんだかもやもや気分が晴れず、また一日が過ぎてしまった。晩飯ラーメンはどこで食おうと中央線に乗り込んで、座り込んでしまったらもう爆睡。気が付いたら三鷹についていた。ここで降りて、ちょっと発散しようかと思うけど、私の精神的支柱ラーメン「みたか」はすでに営業時間外。「せい家三鷹店」は、満席(最近女性比率も高い?)。そこで北口へと回り込んだところに、あの鎖系家系ラーメンの「壱角家」あり。通り過ぎるつもりだったんだけど、「油そば3周年フェア390円」という宣伝があり、この日が最終日のようだったので、これでもいいやと少し投げやりな気分で入店です。しかし、このフェアの影響じゃないみたいだけど、、この店もほぼ満席に近くて驚き!。遅くまで部活やってた学生たちが、わいがやで半分占拠しているという光景ですなー。昔自分も少しばかりは、こういうのもあったなーと思いつつ、学生の横に陣取り、「油そば大盛り」の食券をカウンター上段においてまず待ちます。
そう言えば、家系の油そばってのはどんなだっけ?。意外に想像できかねて空想を重ねていたら配膳されたのがこの麺顔。うむ・・・武蔵野系鎖系油そばみたいな風貌ですなー。と若干肩すかし感を覚えたけど、390円という価格はそれをカバーして余りあり。まずはタレはどんな感じかと確かめますが、すでに麺と一緒に撹拌されて全部貼りついて確認ができない。丼も黒だし色合いも分かりませんが、何となく白っぽい色合いです。味うとこれが、なかなか食わせる味わいでして、塩油そばに鶏油を多く投入したかのようなフィーリング(真偽は不明)。このまま何も入れないでも、そのまま食えるいい塩梅ってやつです。
しかしクセというやつか、汁なしだと、辣油と酢を少しばかり入れないと気が済まない。これで少しバランスを崩してしまって、あとは醤油を垂らしたり、またおろしニンニクをふた匙いれたり、また入れ放題のフレッシュ玉ねぎをザクザクと投入したりして、なんとか味のバランスリカバリーを果たします。
麺が意外にすておけぬ味わい。太角麺で食べごたえありそうな上に、茹で加減が丁度良く、ほのかに芯がのこっている感覚がよい。鎖系とは言え、クッシリした歯ごたえが非常に心地よく、悔しいけどグルテンの風合いを感じたりしてしまう・・・。大盛りとしては、心持ち少ない気もしますが、並盛り以上は確かにあり。これはビールと共に食するべきであったと、後になって気づくパターンが最近多いです。
具材が寂しくないところもいいね。水菜とネギ微塵が多めなのは非常に嬉しいところ。メンマもそこそこあるけれど、これは市販的なニュアンスはどうしても出てしまうね。その一方で、細かいサイの目にカットされたチャーシューですが、どうせなら一枚肉でと思えど、量としてはそこそこ満足感あったし、塩気主体の味わいもシンプルで全体的にもマッチしていた。少し最後に余ったけど、ここで小ライスがあれば良かったと感じてしまったのは、隣にずらっと並ぶ、腹ペコボーイたちからの影響なんだろうか。
総じまして、「これからも皆んなの腹ペコ満たして頑張ってねー!」と言う素直な印象。学生が立ち寄りやすい店は、やっぱり必要ですよ。皆んなカウンター横一列になって、ガツガツ食欲むき出しで食う姿は、羨ましいよりも美しいとすら思いました。食ったらバスや電車で散って行く。そして行く行くは、卒業していろんなところへ散って行くんだろうけど、今のうちに「本当の仲間」をたくさん作っておいてください。そんな風景にラーメン屋が貢献してくれたら素晴らしいねー。などと思いながら、さっさと詠います!
わいがやと
騒いで待った
大盛りに
あとは静かに
麺のすすり音
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでしたでした!!!
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