<夏休みの自由研究課題 〜舎鈴シリーズその10>
仕事が変わってから初めて徹夜してしもうたー。完徹でもなく、早朝に微妙な休憩もあったので、潰れたと言うダメージはありませんが、さすがに歳を感じるのと、久しぶりなのもあってかなり堪えました。人間って、緊張感が続いているときはいいんですが、いざ緩むと元に戻れません。燃え尽き症候群の気分を背負いながら、近くのコーヒーショップでまったりと過ごしてから帰ろうかという流れ。
コーヒーショップには悪いが半分座り込んで寝ながら、一杯のコーヒーを2時間弱かけて飲み干す。だんだん体力と気力の復活を感じてきて、さあ帰宅するかーと乗り込むJRです。車中これから活動を始める人たちに紛れ込んでたら、何かこのまま終わっても良いものかと悶々としてきてねー。朝でも気にしないではちゃけてしまおうと、武蔵浦和の舎鈴まで足を伸ばしてしまいました。なぜそんな遠くの舎鈴なの?と言うと、連続投稿10投目でちょうどキリが良いかなーっと。一旦ここでこのシリーズは、打ち止め。
とりあえず、徹夜でお疲れ様・・・、舎鈴シリーズ打ち止めということでお疲れ様・・・、ということで一人乾杯!
【やはり熱々提供が最高!これだよこれだよ!タレと薬味に活力!朝の胃袋が喜ぶー!】
それにしても、駅構内改札内というのが実にいい!改札を出てしまうと、いろいろと選択肢が増えたり、ラーメンでも強豪がひしめくところを回避しているようです。もっともお隣は「丸亀製麺」なので、これはこれで強敵なのですが。もっとも、昼か夜になるほど、ラーメンの方に引き寄せらる気がして、時間的な棲みわけができているかもです。
さすがに休日朝のラーメン店はがら空きでして、それでも朝から通し営業をしてくれていること自体に感謝!。フロア担当のお姉さんも時間を持て余すことなく、手すきならばと椅子を拭いたり、テーブルを丁寧に磨いたりと、とても対応が行き届いております。厨房とダラダラ世間話してつどこぞの街中有名店とは大違いです。ビールをいつお出ししましょうか?・・・という問い合わせをよく聞くと、①先にビールだけ、②水餃子ができたタイミングでビールとコンビで、③全て揃ったところで、と三択できるというきめ細やかさ。チェーン展開でここまで気を回してくれるなんて・・・やっぱり接客が行き届いているブランドですな。三択の女王と呼ばせていただきたい(あ!それは答える方か・・・竹下景子)。
まあ、出てくるものはこの数週間で食い尽くしているので、驚きはありません。しかしワンコンの油そばは非常に良くできている一品。タレよりも、麺の質感で成立しているようなものだけど、武蔵野系油そばをオマージュしたようなタレは、実に悪くありません。赤羽では中盛りにしたためか完璧に麺に吸い尽くされて本当の「汁なし」でしたし、上野では逆でやぶしゃぶーーーー。その点で武蔵浦和はというと、ちょうど良いタレのボリューム感。底を除けば、おはようございます・・・ってな感じで見受けられる分量です。
もう味はわかっているから、冒頭から辣油とお酢をまわしかけましょう!ちょっとだけワイルド気分で二周ほど回しかける。そしてまぜまぜ始めますが・・・いいねー!湯気が立つ!!。これだよこれだよ!油そばのアミューズというやつは!。醤油タレとお酢の風合いがホワホワホワーーーーっと湯気に混じって香る朝の食堂。あっさりした醤油ダレの甘辛さ、お酢の酸味がやわらかく広がり、辣油のシャープな切れ味で一気にまとまる味わい。これがビールに実に合います。たまたまなのか、薬味のネギは多めでありまして、このじわっとした苦さとザクザク歯ごたえがまたアクセント。二口三口と食い進め、そしてまたビールで舌を洗い流す。
最初、活動弱めな朝の胃袋はビールを流し込まれて少々驚いておりましたが、油そばのエキスが流れ始めると、喜び出しているように感じるほど、徐々に空腹感と満たされ感が交錯いたします。ああ、少しだけワイルドな気分で気も大きくなる感じがしますが・・・・これは酔ってきたかな(笑)。
【やはり熱々の提供が最高!熱盛りの醍醐味がヘタレ気分に活力!オレの中の漢が目覚める!】
麺の詳細なコメントは、過去レビューに譲りますが、基本的に油そばは「熱盛り」。だから熱が足らないのはもってのほかで、今回のこの一杯のように、熱々であればあるほど良い。アメリカ人がイケてない奴を「冷めたピザ」と揶揄するのなら、私は「冷めた油そば」はそれに匹敵すると思うね。これはそれでないので安心安心。
熱盛りのヌツヌツっとした歯ごたえ、切れ味が心地よいです。切るときに歯の裏側に貼り付いて熱を感じるようなクッシリとした感覚がいいね。そして極太麺にしては、やや緩やかな腰つきもいい感じですすり上げが楽。お酢で少し滑らかになった地肌に、ペットリと張り付く辣油を、気にせずズボボボボボボーーーーと啜りあげる醍醐味がこれまた良い。ヘルシー油そばというお嬢さんらしく命名された一杯だけど、やはり食いだすと男らしく音を立ててすすり上げたくなる。
【やはり熱々の提供が最高!冷えたビールと最高のコンビネーション!休暇の喜び!】
先日は、汁そば系でトッピングとしていただいた水餃子。やはり、水とは言え餃子は、多めの酢と辣油、少しばかりの醤油をかけていただきたい。今回はそれを実行できて満足。まあ、質感としては量産的ではあるが、それでもレストラン向けのそれであります。もっちりとした分厚い皮が、微妙にざらついたような粉風味を感じさせ、そして餡にからみつく味わい。熱々の水餃子を、冷たいビールで流し込むのは最高の喜びですな・・・・。朝からなんと贅沢をしているのだろう。それは徹夜で頑張ったご褒美だからと、芽生えた不安をビールで洗い流す感じです。
総じまして、「朝ラーも晩酌もラ活も駅構内で完結する、かなりのユビキタスな一杯」と言う感覚でしょうか?。朝ビールはさすがに周囲を気にしたけど、個人的には晩酌なのでご容赦いただきたい。まあ、このブランドのポテンシャルも立ち位置のだんだんわかってきたかも。東京ラーストの実績と知見の蓄積、そこから駅近駅ナカ重要性をしっかり押さえて、しかも質感と値ごろ感の微妙な隙間をついてますね。しかも従業員教育の確かさも立派な方かな。三田製麺とかぶるようでかぶらない戦略か・・・・。しばらく舎鈴からは遠ざかりますが、多分、そう遠くないうちにふらっと食うかも。そうその時までしばしのお別れでごめんちゃい。と言うことで・・・・なので詠います!
徹夜明け
久方ぶりで
意気消沈
朝に晩酌
やさぐれ気分
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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