久しぶりに仕事のことを一切隔離してのんびり過ごした三連休でした。お彼岸ということもあり、親戚一同が集まって会食したり、のどやかな時の流れで命の洗濯するのに集中です。
そんな感じで朝起きて鏡を覗くと、明らかに自分の表情が変わっているのがわかる。肌の色つやがいいし、目つきも尖ってないかも。今日は外食でも家族としようかと言う気持ちになります。
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<私の中では「せい家」が最強!?>
・・・・などと考えながら、一方の家族は実家の用事に出かけてしまった。お昼は適当に済ませておいてと置いてけぼりをくらいます。そうくるなら、個人的には、しめしめとラーメン活動を堂々と始めることになりますが、なんだか昼からビールをやりたい気分が勝る。ビールとラーメンとくれば、それは「せい家」に結びつくということで、武蔵境店までチャリで訪問してみました。
もうこの系列では、このメニューしか食わんかもしれん。それは「らーめん(細麺・カタメ)」というオーダー。私の中では、家系と言うより「せい家」と云う存在そのものなのです。それにしても、この系列は最強かと思えてなりません。価格破壊と味と酒のバランスが非常によろしい!
せい家セット(らーめん+餃子3つ+ミニネギめし)」+生ビール = 980円
らーめん+ライス(無料おかわり自由) = 500円(オールタイム)
瓶ビール(一番搾り中瓶) = 390円
生ビール = 280円(だったっけ??)
これらを無休で通し営業で提供してくれるなんて、なんと素晴らしいことか! 英世一枚で必ずお釣りが来るので、大変ありがたいのです。だいたい東京の西エリアに点在していますが、あまり壱角家みたいに規模拡大しないで、このままの質感と規模を保って欲しいと思います。せい家は、私の中では最強なのかもしれません。
【ニンニクと豆板醤は、必須アイテム】
今回の訪問は、少し意地悪になってしまったかもしれません。入りたてのバイトスタッフ君に、立て続けに細かいオーダーを通してしまったから、少々混乱してたかな・・・。瓶ビールを生ビールと勘違いしそうになり、ちゃうちゃう!(違う違うの関西弁)と思わずツッコんでしまうし、細麺でカタメと云うチューニング伝達では、細麺は理解したけど、カタメが抜けてる気がして、これまたこちらから当方からリマインド。これで濃いめなど付加したものなら、プチパニックしていたかもしれません。ちゃんとご店主がその後丁寧にコーチングしてましたから、いい社会勉強になっているかもしれません。
そんなこんなで、ビールを飲み干す直前にその一杯がご提供。今回は、メニュー写真のそれよりも旨そうな麺顔でバランスの良さを感じます。スープは、本場横浜の名店と比べてはかわいそうなほどに、食べやすくなっており、とてもマイルド。豚骨のあの独特の個性も少なく、それでいてまろやかで、調味料も程よい隠し味という感じ。動物系のまったり感は、いつも思うが鶏エキス混入かと思うほどに、スルスルと食べやすいのです。
ニンニクと豆板醤をひとさじづつ入れましょう! これはずるいほどに旨さが邁進しますから、最近は必須アイテムと化しています。もろ業務用の薬味品質ですが、それで十分。庶民的気軽さとワイルド感が後押ししまして、空腹感が倍増。それが旨さを感じさせるというループへと結びつきます。今回もまたスープを飲み干してしまった・・・・。瓶ビールを流し込んだ直後というのに、胃袋はこの時だけは、ブラックホールになってしまいます。
【細麺のカタメニュアンスが見事!たまたまだったのかキマりすぎですよ今回は!】
昨年からこの系列にはまってしまった原因は、細麺変更ができることと、カタメの旨さに刺激を受けたから。おかげで昨年にあれほどフェチなほどに通いつめた「みたか」や「RAGE」への訪問回数が激減してしまうほど。遠くから時間と電車賃を払って食いに来いとは絶対に言わないけれど、どこかヤミつきにさせる何かを感じます。それが今回は特別に私の好みの琴線に触れた仕上がりだったので、神の遭遇だったかもしれません。
どんな量産品でも、上振れやアタリは生ずるもの。これに当たった今回の麺? クツクツとした歯ごたえと動物エキスとグルテンの風味の混じり合いが嬉しい。今、落ち着いて考えると・・・単にこのときは、空腹感とアルコールの酔い、そしていい天気だったので気分がナチュラルハイだっただけかもしれない。でも、ラーメンとの出会いってそういうものも大きく影響してしまうし、マイナス気分だと、美味しくいただけないことになるかも。やはり休みの解放気分で食うものは、何を食ってもうまい。そんなことを書くと、この一杯を褒めたことにならないかもだが・・・・・。
【見栄えが良い肉だった・・・・】
家系は海苔が命。このワンコインラーメンの中で、この海苔品質は偉い!大きさと質感がたまりません。絶対に日本製じゃないと思うけど、海苔は日本人の心を奪います。ニンニクと豆板醤で複雑にされた味わいのスープに、一旦海苔を箸で沈める。それをサルベージしてライスの上にローンチング。ライスを巻き込んで一気に食らう・・・・この幸せが嬉しくなります。家系の醍醐味は実はここにあるのかもしれません。ビール飲んで、らーめん食って、さらにライス・・・胃袋のブラックホールが止まらない。脳の奥深くにある視床下部の満腹中枢がバカになった気分だ。
さて肉だが、見栄えはとても良いけど、今回は本当に厚みがなかった(笑)。しかしこれだけ、千円以下で、酔って食わせてm満足させてくれて、文句は言えないね・・・。
総じまして、「誠に庶民の味方なる一杯、そしてそのお店」という感覚でして、レビュー書かくのサボってでも食いたい気分です(もうすでにそうだけど)。私が仕事帰りに中央線でビールを飲むとき、それはせい家。最近、吉祥寺の一軒目酒場に寄ることが多くなってきたけど、それでもここの系列の酒とらーめんの魅力は尽きません。ストーカーと思われない程度にこれからも通います。ということで・・・・なので詠います!
昼下がり
ビール飲み干し
春爛漫
麺も楽しみ
バブルな気分
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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