ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1873】 つけめん 油そば 五丁目煮干し (東京・中野) 煮干しらーめん(塩)


 四月の第一週ってのは、あっという間に過ぎていきますね。異動の受け入れ、引き継ぎ、今後のスケジュール、活動プランなど・・・・手をつけ出すとキリがない。なのだけど、今ある程度やっておかないと、またあっという間にゴールデンウィークがやってくる。みんなわかっているんだけど、今週だけはバタバタしていることが多く、この日もやりたいことが進まず、早めの帰宅に切り替えます。正直もう、何でもいいわ?という気分で、中野のビアホールで一人飲み食いしようかと練っておりましたところ、先日の健康診断結果が少し気になりだした・・・・。アルコールは控えておこうと考えを改め、その代わりに近くでうまいいっぱいを食って自らを落ち着けようとしたのが、ここ「五丁目煮干し」さんでの一杯です。












【店:今回はセカンドさんが一人切盛り、旨さで唸る隣客に嬉しそう!】

 この日はお一人でオペレーション・・・セカンドさんかな?生真面目そうで真摯な感じがなかなか好印象です。隣でつけ麺食ってる他客が思わず言葉かこぼれる。「うまいよ・・・」  これは、自身に言ったのか、スタフさんに言ったのか、どちらとも判別がつかない大きなつぶやき。でも確実に耳には入る程度なので、セカンドさんも思わず「ありがとうございます!」と礼で返すというやりとりを端で見ていて、こっちも気持ちが良い〜。そんな感慨にふけっていると、私の一杯の出来上がり〜ってな感じで配膳が完了いたします。


  











【スープ:スッキリ煮干しで淡麗過ぎない程度の円やかな塩気がナイス!】


 濃厚煮干しで売出し中の店ですが、こういう清湯系のおだやかな塩煮干しも実にいい感じです。一言で「スッキリタイプ」と言い切ってしまっては勿体ないほどのゆるい煮干しの甘さ。そして苦みが香りと味わいの中に、ゆっくりと染み渡る・・・。味わいから飲み干すまでの刹那に、「淡麗過ぎない円やかな煮干し」というイメージしかない感じです。もうこれで3度目か・・・。














【麺:アルデンテちょい越えたあたりのクシクシ歯応えが出汁ともバランスあり!】


 淡い煮干し汁にはパツパツとしたよりも、ほのかに汁を吸い込んだようなのもいいですね。多というよりは中と呼びたいような加水率。クチリと奥歯で潰しこもうとすると、グルテンの風合いが鼻腔をくすぐる感覚がいいですな。もちろん、前歯の切れ味もリズミカルで食べやすく、快感に近いものを感じます。茹で加減もよろしい。後半は、よりスープを吸い込んで角ばった部分がよりふくれっ面に変化する程度。腰つきがさらにしなやかになり、ここからは歯ごたえよりも滑りの楽しさが印象的。前回、大盛りにして2玉で存分に食らったけど、全体的にスープとのバランス感を言えば、1玉がやはり合ってるなと改めて思いました。













【具:スライスの大ぶりさで満足感、脂の抜け具合がよいバランス感】


 あっさり風な一杯ほど、具が意識されそう。その意識をしっかりと受け止めるだけの充実感はある!と思えるチャーシューです。歯ごたえもそこそこ残しつつ、味わいは淡い塩気と肉味。周囲の焦げ目よりも、内部の肉質と脂の味わいを楽しむタイプ。スープの塩気もまとって実に上品な味わい。これは、飯より酒で食いたいお友かな・・・・。 一方、のりとメンマは、一般的ではありますが残念感が残るわけではなし。今回はこれ以上コメントスルー。














 総じまして、「基本型がしっかりとしている定番塩煮干し」という感覚を深く感じる一杯。ごまかし効かないのをちゃんと仕上げてくるところが何とも言えず、また同じものを食いたくさせるのです。濃ゆい煮干しも、あっさり煮干しも自在。クール・ジャパンな煮干しそばかな・・・。どちらかというと「つけ麺」がメインなこのお店で、徐々に認知されつつあるような脈動感を今回もまた新たに感じます。ここで、敢えて「実は汁系もすごい!」となればもう一段階ステップアップ可能かと思いますし、頑張っていただきたいです。恐らく・・・・ゴールデンウィークまでに、数回来ることになると思いますが、店の回し者ではありませんので、あしからず。なので詠います!



   誘われる
   軽い香りに
   五丁目へ



   疲れ癒すか
   煮干しの塩気



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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