今週は、担務変更の内示みたいなのがあってとても呆然として時を過ごしてしまった・・・。普通、引き継ぎとかあるのだけど、解散という形式を兼ねての担務変更であったから、引き継ぐ先がないのよね・・・。なので残務整理なんかをしていたが、結構こっちはあっさりと気分を切り替えて対応はできた。あとは受け継ぐだけだ。さて・・・どんなことを背負い込むことになるのか、覚悟はできている!わけがない!!当たって砕けるしかないし、悩んだって返ってマイナス効果しか産まないから、今できることを淡々とするのみだね。なので、アフターは今後確実に激減すると思われるため、今のうちに俄然、麺を食らいつくのでありました。だから、妙な失敗した選択したくないのよね〜・・・・。心の中で、「今、最後の1杯だったら何食いたい?(遠征する元気がないという条件で)」と自問自答したところ、やはり、麺尊RAGEの「煮干しそば」しか頭に浮かばんかった次第。最近、この一杯を立て続けに喰らうけど、妙な客だと笑われているに違いないね(笑)。
【スープ:おお?!ちょっといつもより抵抗感やや低く、とっても飲みやすいバランス感やん!】
今さら他に語ることない・・・。なので過去レビューをご参考に!と基本的に軽く流しますが、ちょっと今回の一杯は、心にフックがまた掛かったような感じ!いつもより、スムースに苦味が味わえる、染み渡る、ごくごくと飲み干せる!なぜだ!!!
煮干しの香ばしさと塩気、そして醤油ダレのピッチリ感も合わさり、いつもの通りに煮干しの苦味と塩気と風味が一体化してる。そしてそれぞれがフォーカス合っている感覚に興奮を覚えます!でも何かがアッサリとしていて、引き算がむしろ味わう因数分解をわかりやすくしているのかも。平凡に言えば、「煮干しがライト」なのだろうかね。でも、巷にあるライト煮干し系とは、まったく別物の濃ゆさレベル。煮干しの種類を変えているなどされても、皆目検討もつかないけれども、いつも立て続けに食い通っていても、飽きないヒントがそこにあるかも。春木屋理論というやつかもね・・・・。どこか味変の技を感じるけれども、いつもの味わいと深く染み入る方程式。やはり・・・飽きない「煮干しそば」でありました。
【麺:汁が変わっても、変わりないクツクツ感覚は粉感覚の風味よく!】
特筆するほどでもないけれど、麺はいつもの通りの佇まいで和む。そして安堵を覚える高品質です。これも語り尽くした感があるんだけど、やや加水低め程度で、されどしなやかな腰つきをキープ。噛むとその瞬間からグルテンというか、粉感というか・・・・軽やかな炭水化物の熟成度を感じます。その熟成度と煮干しの苦味がとてもマッチしており、これまた飽きがこない・・・。汁と麺のバランス感を重視するこの店だから、大盛り不可なんだけど、だったら替玉制度は対応可能か質問状を送りたい気分。
【その他:レゲエがかかってて和む・・・・やはり、夜のRAGEの方が好きかも!】
二種チャーシューもいつも通りに高品質。特に、今回は鶏胸肉の繊維の細やかさが生き生きしていて、スープを染み込んでさらに旨味が爆発寸前です。
さて、この店に惹きつけられる理由が少しわかった気がする。単に崇高な一杯の質感に感動するだけでなく、この空間とのミスマッチ感が理由かもしれません。 Pure Japanese な煮干しそばに、ロハスな雰囲気とレゲエのリズム。吉祥寺・西荻窪エリアの街並み。それらがカオスとなり渾然一体となった世界観がいいのかも。ハンドメイド感があちこちに感じられるし、キマり具合もハイレベル。特に、夜がいい。この店はなぜか最近落ち着く・・・・。できれば、深夜まで営業してもらいたいのだが、それも叶うまい・・・・。
総じまして、「遊びの余裕感じる、崇高質実なる煮干し汁」と言った感覚で、最近この一杯食ってりゃそれでええやんとすら思えるこの頃です。単に遠征するのが邪魔くさいと言う言い方もできるけど^ ^。ともあれ、月が変わればガラッと環境変わるし、また激務の日々じゃな・・・。今度いつ食えるか分からんから、思い切ってやって来て良かった良かった!なので詠います!
仕事後に
思い起こした
煮干し汁
しばしの別れ
苦味に思う
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
おいしいね。まずはおだしで。 昆布、かつお節、煮干し、素材、乾物でだしをとる。
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