それにしても、また武蔵小杉に来るとあれば・・・・「麺やでこ」に来てしまうのだよな〜・・・。しかも、また同じメニューの「醤油そば」を啜り食う。しつこいというか、他に冒険しない小心者なのか、ただ失敗したくないという守銭奴なのか、来るまでは良かったんだけど、店に来ては自虐に陥る気持ちです。ストレス感じてりゃ、何かで発散せんといかんでしょう。手っ取り早いのが、ピッチリとした醤油感漂うシンプルなラーメン。
今回は、いろいろな業務が重なり、ピークアウトのお昼過ぎに尋ねてみた次第。なのに客入り7割程度と結構繁盛ぶりは変わりませんね。やはり客層が広いんでしょう。家族客もいれば、女性一人客もさらっと気軽に入れるのがいいです。そういう女性もカッコいいと本当に思う。一杯を待つ間、ウダウダクヨクヨ考え出すけれど、配膳の瞬間には見事に気持ちが切り替わる。
【スープ:やはりシンプルな「醤油そば」がストレート感が決まるのでマイベストだな〜】
もはや語りつくした感があるけど、やはりここは醤油ダレのピッチリとしたフォーカス感が見事ですね。カエシの風味の中に、気のせいか滋味みたいなエキス感もありますし、節系以外の何か貝類系の味もプラスされとるのかは不明。甘く艶っぽい円やか醤油も素敵だけど、塩気が気持ち良い一杯は素敵です。特に今回思ったのは、トッピングが少ない方が、より醤油感が高まって良いのかもしれませんね・・・・。これは食べての気分なのでしょうが、旨く表現できないが、味が薄まる感じがしないような印象があるから。価格も一番安いし、今のところ、武蔵小杉では「醤油そば」がマイベストだな・・・・。まだ探訪が少ないけど。
【麺:微妙な硬さがモッチリ感を高めてグッドな歯ごたえ!そしてスベリも加速する!】
滑らかさとクニクニっとした腰つきが大変宜しゅうございました。麺は本当は、キレイに整って配膳されるのですが、沈んでしまうので、リフトして写そうとすると、こんな写真になってしまう。実際はもっと流麗です。多加水で、微妙な平打ちを思わせるストレート麺。iPhoneの充電の時に刺すアダプタの先端と丁度同じような形と思えてしまう(たぶん私だけだと思う)。この日は実は微妙に茹で上げ加減が良くて、ハリとしなやかさが両立しているようなイメージ。多少柔らか目でもしなやかな性能を発揮するのですが、ややハリがあると歯応えもアップして尚よろしいかも。麺のカタさ調整できるのかしら・・・やはりしない方がましか。
【具:後追いで染み込む鶏胸肉のコンフィがしみじみと旨い・・・・】
もはや定番、テッパンなる安定度の固さです。スープに一旦全部沈めこんでしばらく放置しておいた方が美味くなる。豚肉は旨さが還元されてくるようなジューシーさを保つし、また鶏肉は、元からついている仄かな塩味と軽すスパイス感が、響きあうように抜群にうまくなると思える。この手のパフっとした肉は、わさびと醤油で食っても旨そうなように、醤油をにじませるとうまくなるもんでしょうか・・・・。
総じまして、「何も考えられなかったら素直に食いたい!私の中ではリポビタンD」のような一杯。いや〜、醤油が決まってて実にすがすがしいね〜と思えるのだから、もはや私の中では宗教的でございます。しかし・・・そろそろ、まぜそばも冒険として食ってみようかな・・・。あまりにも通い詰めて全く同じものを食い続けると、お店のかたから小池さんなどとニックネームも貰いそうになりますので・・・・。ま、これ食ったあとはとてもいい気持ちに気分転換できましたよ。なので詠います!
長々と
重い会議に
疲れ果て
気分転換
痛快醤油
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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