ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1393】 らーめん穀雨 (東京・渋谷) ワンタン麺・しお

 この一年で変わったこと。それは、白髪が急速に増え始めたこと。それと、髪が細くなってきたことかな・・・・。家系としては、毛髪には恵まれているほうなのですが、なんだかこの一年で体のあちこちがポンコツになりつつあるよう(笑)。体だけならまだいいが、最近は頭も、そして仕事もポンコツぶりを発揮している・・・・(号泣)。これほど、自身がポンコツだと感じた一年は無かった2013年。運勢的には悪くない年だったはずだが、歯車が噛み合わん。責任者は誰か・・・・・。

  



 ・・・・などと考えながらこの日、午前中に病院で健康診断があったものでして、お昼過ぎに桜丘界隈に放り出されました。バリウムを早く体内から放出したい。聞くと、食事の際に水分を多くとってくださいと言われた。水分が多い食事!?そりゃ、ラーメンしかないでしょ!ということで(うそつけ、最初から決めていたくせに)、近くのこちら「穀雨」さんに突撃です。水分補給にビールでも!と頭をよぎったけれど、さすがにそれはまずいでしょ(笑)。前回、ワンタン麺(しょうゆ)を食したのですが・・・・・、とても気に入ったので、同じメニュー!少し変化させて今回は、「しお」にしました。






【スープ:やさしい塩に・・・しっとりとした鶏豚煮出し感で気持ちが和む】 


<塩気の優しい出方、鶏豚のしっとり感覚、塩気と甘コクのバランス!>


 一言で表すなら・・・・「嗚呼、丁度ええ塩梅!とはこのこと」と唸る。


 優しい味わいとは、前回訪問の「しょうゆ」で体感済でありますが、「しお」に変ってもなるほど基本的なスタンスは変わりませんね〜。塩の角が一切なく、極めて丸い味わいであります。しかし、軽やかともまた違う食べ応えも感じる。やはり、鶏と豚のコクが何気に肉厚にでているのだなと味わいます。しかも、「しょうゆ」で感じた記憶より、少しだけボディーのアップ感がある。軽やかとじっとりの隙間のような、しっとり感と受け止めてしまいました。塩のボディーと、動物系コクのボディー感が、どちらが強いともないバランス感。改めて眺めてみると、ワンタンの汁もスープに染みこんでいるだろうし、単純なようで複雑な味わいかもしれません。





<和の甘みが軽いイリコのようでもあり、節系の濃ゆさであったり?>


 もう一つバランス感があるとしたら、塩気と甘さ。丸い塩気にとどまらず、魚介系の落ち着いた甘さが、このスープ全体を落ち着かせるという感覚でおります。この甘さが・・・・仄かで雑味ない甘さ。イリコの出汁のような落ち着いた感覚のようでもあり、また少し濃い節系の甘さのようにも感じたり。。。そこのところの繊細なセンサーがバカになっているので分からない。だけど、たとえほんのりでも魚介の甘さが漂ってこそ、この一杯に深い落ちつきを与えるようです。






【麺:ここの中加水の固め茹で上げコントロールが・・・・非常に気に入っている】


<和らいだ麺顔に、きっぱりとした歯応え>


 相変わらずの固めの茹で上げが非常にナイス!麺量も少し多めで熱々の汁の中にあって、熱ダレもほどほど少ないと思える。そして、一見和らいだ麺の風貌であるものの、キッパリとした歯ごたえがとても印象的であります。たった二回目の訪問というのに、ああ・・・この麺!という記憶がよみがえるのですが、個人的な感性に合っているのかもと、改めて思っています。




<表層の軽やかなぬめりが、すべりを誘う>


 角麺がふくれっ面したような断面で、表面の軽い層が若干ヌメルような感覚が、すべりとかのど越し全体に上手くハーモナイズされている。絡まることが一切ないストレートさがまたいい。大盛りにしてみたいと思うけど、こちらは、お昼ならサイドメニューのご飯ものも中々魅力的らしく、注文が多い。次回は大盛りに挑戦してみたいと思う次第。







【具:テッパンなるワンタン!そして二種チャーシューが嬉しい】


<もはやテッパン・・・しっかりしている作り込み>


 豚合い挽きがほどほど荒くて個人的にも気に入っている歯応え。そして・・・ほのかな生姜の入り具合が味わいに変化を与えて鼻腔を香りが駆け抜けます。噛むと肉汁もにじむし、皮も厚めな仕上がりで食べ応えを誘うタイプ。大きさは標準的ですが、しっかりと丁寧に作った感のある、出来栄えがやはり今回も印象的でした。





<皮の焦げ目が香ばしい鶏チャーシュー、馴染みの中華系の豚チャーシュー>


 2種のチャーシュー。まずは鶏チャーシューが目を引く。なぜなら・・・表面の皮のややカリカリな焦げ目がスープが染みこんで、カリ柔らかになって興味をそそる。確かに香りもいい。もも肉の歯応えある弾力もいい感じだし、出汁が染みこんで内部の肉汁と交じり合ってまた旨し。一方、豚チャーシューは、中華風のオーソドックス&クラシカルな味付けで、つけダレにそんなレトロ感もやや感じる。そこにロース肉の筋肉質をグニリと噛み千切るという感覚で食ったが、この一杯の全体感には非常にマッチしていると思える。




<小松菜のお浸し感覚がナイス!>


 非常に細かいところに目が行くのだけど、トッピングの青菜が絶妙の湯通しでありまして・・・・非常にナイス。シャキシャキ感と青菜の風合いがいいバランス感。そしてメンマも方も、関東流を思わせる細いコリコリタイプですが、これがまた汁を吸って少し柔らかいところが旨い。またコリコリと前歯でがじるのも楽しい。







 総じまして、「年に一回、健康診断の際に必ず食う」と心に誓う。いや、それ以外にもちょくちょく来るかもだね。それに、まだこちらの坦々麺を食っていないし、このオーディナリーな「しょうゆ」と「しお」のラインナップから、どんな担々麺を繰り出すかも気になりますし。でもね・・・・やはり、次回はもう一回、しょうゆにもどるかも。進歩ない私。なので詠います!



   冬晴れの
   和み空気に
   誘われて


   今日もワンタン
   またワンパターン



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!








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