ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1392】 麺や 維新 (東京・目黒) 塩らぁ麺


 一年の計は元旦にあり。と言って元旦からスタートして続いた試しがない。仕事は、計画的に進めている、スピーディーに進めているようにアピールしているけれど、そもそもだらしない性格は一生直りませんな(笑)。だけども、ええ年こいて、手習い程度のスキルを身につけても何をかなさんだ。なので、長年のトラウマを払拭とまではいかなくとも、あることを逃げずに取り組むことを心に誓い、今からスタート始めんと欲するのであります。なにを始めるかは・・・・軌道にのってからじょじょに明らかにしてまいりましょう。


 ということで生活全般を改めて見直すことにしまして、これまでのラーメンライフを振り返ります。が・・・・・、コレクター的な衝動で食うことは、これからは控えねばなるまい(汗)。徐々に、食った数だけの全レビ上げではなく、「心に残る一杯」にしぼり、活動を続けてゆくことにします。




 ・・・などと考えながら、塩系メニューがスタートしたと聞いてから時間が経ったけれど、お約束通りの再訪問です。今回は、「麺や維新」さん。通う道すがらの「航」さんは、何やらリニューアルの様子で、こちらも凄く気になる。いやいやイカン×2。 衝動をやや抑えつつ入店しますと、煮干しがメニューに加わったという触れ書きが気になる×2・・・・。また心が揺れてしまう。こんなことでは先が思いやられるということで、初志貫徹の塩をチョイス。

  

 






【スープ:濃厚でなく、しっとりとした感じが凛々しい感覚!旨味の趣を楽しむ淡麗系塩スープと受け止めました・・・】


<豚のしっとり感と鶏油の色っぽさが、ピッチリと決まってる!>


 いや〜旨し!・・・・醤油の揺ったり感とはまた違って、しっとり感が満載でオヤジ泣かせでっせ・・・。





 配膳の瞬間!これは、今時の塩ラーメンだ!!という華やいだ気分にさせます。霞がかったような清湯に、鶏油コクの深み!黄色い揺らめきがバッチリ決まっておりではありませんか。これは、既に旨いに決まっていると思えます。油の大きな揺らめきが、まさにペイズリー文様のうごめきにも感じられて、動的な印象を与えます・・・・。


 さて、そういうコンテンポラリーな麺顔でありましたから、味わいもそれなりに華やぐのを予測して味わいます。しかし、いやいやどうして×2・・・実にしっとりとした動物系の味わいが広がるわけです。これは、個人的には霞がかった部分に豚コクを連想してしまう・・・。申し訳ないが、見た目からは、少し厚化粧な旨味を想像していたのですが、実はかなり質実な豚の旨味を醸し出します。


 しかし、豚の旨味をまったりと味わいだすと、やはり一転して鶏油のまったりさとシャープな部分がアピールしてきます。スープの表面一面に・・・真円の油が広がる・・・華やかさが徐々に表に出て来るという塩梅かも。それに、このスープ自体も少し熱々で提供されましたので、鶏油と熱が旨くコラボしているのか・・・・ぴっちりとしたフォーカスが合った旨さに昇華しとるではと思えるのです。




<節系の様な趣きを引きずるサッパリ塩気が良いね!>


 さて何の脈絡がないが、ここは目黒であります。目黒と言えば秋刀魚。秋刀魚節が効いていれば、話が膨らむのでしょうが、このスープには、そことなくカツオの節系の味わいが濃く広がると感じるのです。それが、塩ダレであったり、また天然の塩気であったりするわけでして、塩らぁ麺たる由縁かと。


 この塩気は、旨味との差異がわからぬほどに、節系の味わいと一体化していると思えるのです。後味が非常にスッキリしているところは、引っかかりがないとかよく表現しますが、塩気が効いているのに引っかかりが無い・・・・、そんな不思議な感覚を与えてくれます。節系の塩気が旨く調和している。そんなスープ感でして、醤油らぁ麺より50円プラスのお高いイメージは、この時点で納得のいくものと理解できるわけです。









【麺:ここでも多加水&シルキーな麺との遭遇、基本型ながらも・・・今風の余韻も感じる】


<舌に張り付くようで、実はまさにシルキーなすべり!>


 前回訪問で、かなり上品な麺だったなという印象だけはあって、突撃したこの店、この麺でありましたが、塩らぁ麺にていただくと・・・より一層に「シルキー」と感じ入ってしまうのですね〜。単なる茹で上げコントロールのぶれだったりするかもですが、今回のこの麺の滑りとまとまり具合には、かなり嬉しい思いをさせてもらいました。


 多加水な性質ですが、白めな地肌がとても印象的で質の良さを感じさせます。そして表面のヌメリが割と少なく、一本一本の麺の独立具合が非常に際立ちます。それでいて、束になったときのまとまり具合が非常に艶かしくも感じ、のど元を通り過ぎる感触がとても「シルキー」と感じる次第。




<クチリとした歯応えが、妙に淡く上品にも思える>


 ここまでシルキーなら、アルデンテ感覚など不要と思えど・・・・実は、微かなアルデンテ感を感じさせる、表層/中間層の二重構造がが見て取れます。軽く表層一枚が、半透明でして非常に滑りに貢献しているけれど、ぬめるという残念さがありません。そして中間層が程よく淡い抵抗感を感じさせます。まさしく「クチリ」とした感覚でありまして、前歯で高速にスパスパと千切れを楽しみ味わうことができます。







【具:お酒のお供としても通用する上質さがいい感じです】


<タレが良く効き、しっかり感じる薄味系>


 脂身と赤身がいいバランスで混じり合う、良いロース部位で大きさも標準サイズ。やや脂身が多いか・・・。程よい塩気がいい感じでして、タレ味としても塩系。その浸透具合も深いようで、実は薄味なので、肉本来の味わいも残すと言った感じで、仕上がりがナイスです。熟成っぽい風味の残りがに、微かな酸味を覚えるか、覚えないかの崇高な仕上がりがいいですね〜。レアのようでレアでないような薄ピンクも上質そうに感じる・・・。





<黄身の甘い余韻に泣ける・・・もっとくれ・・・>


 デフォルトで付く半味玉があるかないかで大きく印象が違うもんです。特にこの味玉は、オレンジ色濃い黄身への浸透が深く、食すると濃厚なるソースのごときのコクに加え、後味に自然な甘みすら感じるベストな仕上がり。トロトロっとしたジェルのような仕上がり具合が、また舌にぺったりと絡み付き、スープをむやみに濁したりしないところが、個人的にも好きなタイプです。








 総じまして、「目黒エリアのローテーション店確実!」なお店でして、また近いうちに来るでしょう。これからもよろしく。


 それにしても・・・・ラーメンライフは、かなり満足してきましたけど、仕事に結果がついてきません。いずれ鉄槌がくだされる日も近いか・・・。真面目にやっとるのだけど、日の目を見んな(苦笑)。そんなこんなで・・・・なので詠います!




   あとわずか
   暮れのざわめき
   避けて食う


   塩ラー染み入る
   スキマの時間



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



  




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