ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4096】 中華soba いそべ (東京・矢口渡) 白旨にこにこワンタン麺 大盛 〜城南エリア随一の極上崇高ワンタン麺!旨さ快感・・・ハマれば沼落ち気分!まだなら一回食っとけ!

名店八雲直系・・・極上ワンタン麺ここにあり!
 


中華soba いそべ (東京・矢口渡) 白旨にこにこワンタン麺 大盛 〜ラーメン食べて詠います

f:id:TOMASSOON:20200309191532j:plain
f:id:TOMASSOON:20200309191527j:plain


 

 もう最近・・・ヤになるぜぇ・・・。とうとうコンビニの共用トイレまで、ペーパーがなくなる事態?。たまたまなのか?と思ったが、「昨今の事情により・・・」と張り紙があったから、ことはそれほど深刻なのでしょう。だいたい、新型コロナでマスクの需要が増えるのは分かる。普段はマスクなんてしてなかった人もするようになったから、一気に需要が増えて足らなくなるのは分かる。だが、トイレットペーパーは、コロナであろうとなかろうと、使う量に変化はないはず。人口が急に増えないのだからね・・・。不安だけが煽られる。いったいこの先どうなるのやら・・・・・そんな憂鬱を引きずりながら、昼飯タイムに突入です。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191522j:plain

 

 
 さて気分を変えて!大好きなワンタン麺でも食おう!。東京でワンタンメンと言えば「八雲@池尻大橋」が有名。でもそんなに行ける機会がないし、また超行列必須。だったらこちら「いそべ@矢口渡」もオススメです。八雲出身のご店主が、腰を据えていい仕事をしている店っすよ。麺顔、その味わいなど、なるほどその系譜だよなと、分かる人も多いはず。私は、東京・神奈川を往復することが多いので、今回もちゃっかりとこちらへ行って、昼飯させてもらいました。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191259j:plain


 
 そして、蒲田から一駅離れただけで、随分と楽に座って食えるのもいいよね。ま、日によっては外待ちまで達しますが、こちらで平日ピークで15分も待ったことはないイメージ。客層には女性も多く、駅近くの家系等と良い感じで、客がばらけているのも好都合。今回は店内待ちたった5分でカウンター席に昇格。回転よいのもナイスです。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191248j:plain

 
 
 
 
<全体> 質感ありありな放射状配置のトッピング!穏やかな白出汁に浮かび一足先に春模様

f:id:TOMASSOON:20200309191336j:plain

 
 
 ここでは白→黒→白→黒・・・と交代で食べているので、今回は白の順番。「白旨にこにこワンタン麺」とさせてもらいましょう。腹減ったから大盛!。そしてそれはこんな麺顔でやってきた!。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191315j:plain


 
 おおお!何度見ても飽きない旨さのシンボル。この具材の放射状の並びに名店八雲の系譜をしっかり表す。もはや旨いワンタン麺のアイコン的デザイン?存在感!?。スープはとても穏やかな風合いで春模様。そして具材の一つ一つ、薬味でさえ完成度を感じさせて凛とした緊張感すら覚える。第一印象は穏やかイメージですが、見れば見るほど隙が無いので、食べるこっちの背筋が伸びると言うものです。本当にちょっとこの界隈では比類なしの、崇高ワンタン麺ですよ。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191325j:plain

 
 
 
 
<スープ> さっぱり鶏ガラに円やかな白出汁感覚!魚介が仄かに甘く広がる崇高旨味!

f:id:TOMASSOON:20200309191350j:plain


 
 八雲@池尻大橋と同様に黒と白のラインナップ。白は白醤油を使った円やかタイプです。とてもあっさりとした鶏ガラの仕立てで、香味油には微かな鶏油が混じるよう。しかし全体的には鶏エキスの主張というより、乾物系の複雑な旨味が広がるイメージです。なのでどちらかと言えば、魚介感の方がやや勝るかな?そして序盤にアピールする柚子皮の儚い香りが、さらに気分を高めます。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191404j:plain


 
 白出汁には昆布の浸透を認めてすごく上品です。そして鶏エキスも淡く混じって円やかなのだが、煮干系の甘味がもっと上品に染みている?。鰹節という馴染みある華やかさよりも、もっと強かな節回し。イリコも出汁化しておりましょうが、どちらかと言うと鯖節など、和の汁そば系のニュアンスにも近いイメージです。何となく節回しが穏やかで優雅。終盤にもなると麺の吐き出す甘味も加わり、春霞のような変化もあります。そしてより甘味が優雅に推移してゆく・・・うーん、オヤジの昼飯としては崇高過ぎて何だか恐縮ですな。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191409j:plain


 
 終盤になるにつれ、塩気すら甘味と感じるようになりますよね・・・。そこに段々とワンタントッピングのニュアンスも滲みますし、海老の塩気と出汁の甘味が流れるなんざぁ~崇高な味わいとしか言いようがありません。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺:汁との一体感とすべりの滑さがこの上なし!まるでワンタン皮の同格の快感!

f:id:TOMASSOON:20200309191437j:plain


 
 本当にこちらの麺場(製麺機)の整い方と掃除の徹底さはすばらしいね。何ねん経っても目新しい感じすら覚えます。そこには製麺に対する真摯な姿勢と、ゆるぎない旨さが透けて見えます。本当に白くて漆喰のようなきめ細かい地肌。加水はやや高めで、柔らかさとしなやかさが強く印象に残るストレート細麺です。見るからに口当たりは良さそうで滑らか。直ぐにまとまろうとする所作は汁持ち上げを最大にし、そして浸透しやすいほどに汁を吸い込むのが得意そう。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191441j:plain

 
 
 前歯の当たりも軽やかでスパスパとリズミカルに千切れる。気分が乗るって感じで奥歯で潰すと、一瞬のうちに淡いグルテンの甘味が出汁と一体化して、糖化の旨さを引き出すのがいいね。そしてまた次から次へと麺が欲しくなり、無心で繰り返すばかり。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191445j:plain


 
 汁を存分に吸い込んだ・・・そのスベリの滑らかさ。・・・まるでワンタンの皮と同等の滑らかさと余韻ですよ。特に今回は麺を大盛にしたのもあって、終盤の汁吸い込みはMAX。本当にワンタンの皮の甘味か?とすら勘違いしそうなほどに旨さ頂点でございました。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191500j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 肉繊維がきめ細かくてシルキーな柔らかさ!汁とも馴染む崇高鶏豚チャーシュー!

f:id:TOMASSOON:20200309191359j:plain


 
 鶏豚2種肉。両方とも脂が少ない部位であり、出汁に染まった味わいで楽しむタイプです。これもずっと変わらぬ旨さで、豚肉と言えどとても淡泊で滋味なる旨さ。そして繊維質が細かく固いところや嫌味が一切ない。シルキーな肉繊維とも思えるほどで、これはロースかモモかも段々と分からなくなってしまいますよ。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191414j:plain


 
 また鶏胸肉は、しっかりと薄い出汁が浸透している感じがあって、普段くってるそれよりもすごく味わいが深い。そしてスープとの一体感が素晴らしく、噛むほどに出汁と肉味が舌に広がりますよ。こいつも汁と麺と同等な崇高感があるよねー。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191424j:plain

 
 
 
 
<メンマ> ビシッとした仕上がりに穏やかな味わい!繊維が細かく淡いコリコリ歯応えが何とも愉悦!

f:id:TOMASSOON:20200309191432j:plain


 
 麺顔全体が引き締まるのは、このメンマの存在感がいいから。極太系の材木メンマが、光の加減によってはちょっぴり深い色に見える。下味の浸透が深く、噛むと微かにバリっと感じさせるが、すぐにシャクリと気持ちよく千切れます。これも出汁の味濃度とバランスよく、ちょっぴり濃ゆめという感じ。温度感もあって楽しみが付きません。こりゃ冷酒なんか急に欲しくなりますな。
 
 

 

 
 
<ワンタン> 一度食うとクセになるほどの魔力的旨さ!餡と皮の完成度と一体感が素晴らし過ぎる!

f:id:TOMASSOON:20200309191354j:plain


 
 さて真打のワンタン。豚ひき肉とえび身の2こづつ。両方ともしっかりとした肉餡の大きさと、ぷるぷるとふるえる肉厚な皮が印象的。人によってはてるてる坊主と呼んだり、金魚と呼んだりするフォルムです。まず豚ひき肉は、粗挽きの歯応えを感じさせながら、じつはフワッとした感触も残す。シンプルな塩コショウ味と言えるが・・・妙にクチの中で旨味が広がるので、脂も少し練り込んでいるのかもしれません。
 
f:id:TOMASSOON:20200309191455j:plain
f:id:TOMASSOON:20200309191513j:plain
 

 
 また海老ワンタンは、芝海老がまるごと2尾。それを軽く海老すり身か何かでつないだ感じで、噛むとダイレクトに海老の身がプリプリプリプリ!っと弾けて汁気が口の中に充満。この瞬間はまさに悦楽ですな・・・。海老って旨味が濃いのにこんなに上品にも感じるものなのかと!。これは間違いなく、無限に食い続けていけそうな海老ワンタン。
 
f:id:TOMASSOON:20200309191451j:plain
f:id:TOMASSOON:20200309191505j:plain

 
 そして皮が旨い!。本当にしっかりと肉厚なタイプだが、破けるのではと思えるほどにしなやか。しかも裂ける気配もなく、口の中で潰されて味の一部へとなります。一反木綿ほど滑らかではないとしても、いつまでも頭の中に残る滑りの余韻がいいね。
 

f:id:TOMASSOON:20200309191509j:plain

 
 
 
 
総じまして「城南エリア随一の極上崇高ワンタン麺!旨さ快感・・・ハマれば沼落ち気分!まだなら一回食っとけ!」
 
 ・・・と言う感動!。あまり優劣をつけるのを避けたいが、ちょっとこれ食うと他の食えなくなるかもしれません。池尻大橋にはあまり行ける機会がないのもあって、すっかりこちらにハマってしまったオレ。城南エリアのワンタン麺好きなら、激しくこちらおススメ!。蒲田から東急多摩川線たった一駅。これからも何度も食らいたいと思います。興奮冷めやらぬ状態ですが・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20200309191947p:plain

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

f:id:TOMASSOON:20200309191518j:plain

関連ランキング:ラーメン | 矢口渡駅蓮沼駅武蔵新田駅