ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1317】 幸楽苑 東小金井店 (東京・東小金井) 塩野菜らーめん

 



久しぶりに寝坊をいたしまして起きたのが、午前9時。寝過ぎて頭が痛いとはこのことです。妻子たちは土日の地元のお祭りイベントなどがあるらしく、そそくさと食事を澄ませて家を出ましたので・・・お留守番状態。オレもちょっと新聞持ち出して近くのスタバでまったりと過ごそうかと思って、短い距離をクルマで移動です。そしたら・・・朝が遅いためか急に腹が減って来た・・・・。朝から松屋って気分でもないんだよな〜・・・・。スタバで食うとべらぼうに高いし・・・・。などと考えていると、少し前に通り過ぎた「幸楽苑」が気持ち的にヒットしてきた。開店間なしなら・・・・さすがにラーメン店でもゆっくりできるだろう・・・。そんな思惑。ラーメン食ってから、スタバに行こう!




 




【スープ:ライトな塩に甘さがゆらめく・・・この店では Upper Middle な高級感】


<非常にライトな塩スープ・・・まさにタンメン仕様のノン・オイリー系です>


 さすがに、スタバでコーヒー飲む前に、ラーメンというのもあきれた話ですが、一度決めたら収まりがつかない。その一方で・・・日々朝早くから夜そこそこまで仕事してて、憂さ晴らしにヘビーなものを食って過ごしておりましたら、胃も体全体も疲れるのであります。わがままな胃袋め・・・・。腹が減っているのい疲れているとは。一体何様? ・・・・・などと考えて、非常にあっさりメニューなものにいたしました。後でネットでしらべたところ、この店では2番目か3番目くらいの総カロリーの低さであります。「塩野菜らーめん」。


 さてこの塩スープですが、センターキッチンでの製造とは思えども、なかなかのアッサリ加減がいい塩梅です。さすがに業務用の趣向品も研究開発を重ねると、ここまですっきりと仕上げて来るかと・・・企業努力を感じます。塩気も尖っておりませんし、豚のコクは薄らです。これはいろいろ他メニューへの流用を前提としているためか・・・、それでもあっさりという範疇に十分に入って旨しと思えます。特筆すべきは、妙にコクを足そうとオイルを加えていないところ。野菜の塩らーめんということで「塩野菜らーめん」と銘打っていますが、括弧書きで「塩たんめん」との但し書きが添えられている。野菜の旨味を食わせるのだという主張ととらえますよ!ごま油など一差しすればこれまた旨そうにも感じますが、それでは「たんめん」とは別物になってしまいますからね・・・。





<やはり野菜に限る・・・・野菜の汁が柔らかく味を補完します>


 私が日高屋でも他の量販系でも「野菜系」を注文するのは、作り置き感が少ないメニューからです。特に野菜をその場で直前で炒めないと成立しないような一品は好きですね〜。というわけで今回の感想ですが・・・やはり塩と野菜汁のコンビネーションの最強さを痛感いたしますよ!汁の柔らかさがマックス。マスプロダクト系では最高のきめ細やかさだと思いますがなね〜。


 本当にたったワンコインでこれだけ野菜とあっさり塩で、しかも格安で楽しませてくれるというのが実に気持ちよいです。具材のボリュームはさておきまして、早さと安さと品質を維持するという点では、これを上回るバリュー戦略は他にはありますまい・・・・。








【麺:さすが量販系といえども麺専門系譜だけあると思えるのだ】


 定番の中華そば(290円)でもこの麺が提供されることを考えれば、価格戦略も行き着くところに行き着いたと感じざるを得ませんな・・・。どこでも広く食える麺としてはなかなかの金字塔ですよ。たしかにぼそぼそっとした旨さも好きです。ですが、基本的に分かりやすいモチモチとした旨さをよく表現しているし、看板に「熟成多加水麺」とうたっている。どれだけ一般市民に理解できるか不明。それでも、どこかメッセージとも受け取れるスピリッチュアルな一面も如実に感じます。


 この麺は、コアコンピタンス。価格設定に目を奪われがちですが、価格と両輪をなすコアコンピタンスです。いろいろロードサイド店系で、どれが一番とか二番とか関係なく、これほどモチモチとした食べ心地は、比類なしです。単に価格だけ押しているのではない品質感を感じるので、今のところマスプロダクトラーメンの中では、こいつが上位トップ3に入ることは確実だと思います・・・・あ私の中だけですが(笑)。


 ただ・・・今回、麺の茹で上げに少々ダマがありましたぞ。幸楽苑グループの中でも競争あるはずだから、こういう細かいところは確実に修正して励んでもらいたい次第。









【具:やはり手作り感が少しでも増えるだけで好印象だし、騙しがきかないのだ】


 改めていうことも無いような気がするが、取り合えずあげておきましょう。モヤシ、キャベツがメイン。その他、人参、ニラ、キクラゲ、玉ねぎ、豚コマ肉という7種の具材です。塩味はささっと薄めで焦げるような香ばしさも低めに押さえられているものの、確実に感じます。甘みのしみ出しは・・・キャベツと玉ねぎから滲みだし、モヤシは薄らとした汁を放出して・・・全体的に味わいを淡くしているという展開かな・・・。人参の甘みも噛むと出て来て独立した味わいがいい。


 やはりトッピングとは言え、これらは作り置きでは成立しえません。東京に来て初めてふれた「タンメン文化」ですが、これを大切にしていただきたい次第です。








 総じまして、いろいろ食い歩いておりますものの・・・・こういうチェーン展開で、やさしい一杯を食ってみるのも本当に和むというのが本音。こういうのアリですよね〜・・・。さて、スタバでゆっくりするつもりでしたが、まさ客入りも少ないので、もう少しゆっくりとしていくことにいたしましょうかね・・・・。なので詠います!




   寝坊して
   一人ブランチ
   幸楽苑


   日経片手に
   朝からタンメン



 お粗末!とういうことで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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