ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1248】 麺屋 賢太郎 (東京・高円寺) 三刀流かさね味わい麺(らぁ麺)


 相当深夜であるというのに、飲み屋のある方向に向かう・・・。別に飲むためではなく、相当疲れたのだが腹へって死にそう。立ち食いそばでもさらっと食って帰っても良いのだが、その立ち食いも営業終了相次ぐとあっては、それもままなりませんな。コンビニでおにぎり買って家で食う?家で深夜にガサゴソしたくない。


 そもそも間食という習慣を断った。残業のお供、ハッピーターンをかなりの間食っていない。なので、飯を食えないと本当にエネルギー不足に陥るのだが、こうして深夜にラーメン食うのはやっぱりどうかと思う。でも・・・この一杯食っての憂さ晴らしってのがしたい夜が多いのですわ。なので飲み屋街のラーメン店なら営業しているねと・・・・こちらを訪問です。

  








【スープ:節のざらつきが素朴とイメージ!飲み屋感覚のサラリーマン御用達醤油スープ感!】


<荒ぶる「節」の感覚が支配する旨味>


 それにしても飲屋街にあるから仕方がないのかも。店全体がサラリーマンの止まり木的な空気感で一杯なのであります。なので店主と言わず、マスターと呼びたい感覚。私が入店してからもどんどんと常連さんがやってきて、気さくにマスターと会話し軽くアルコール類をあおってから麺類へという流れで時間を過ごしている。こういう麺好きスタイルもいいね・・・。私は麺と酒は分けたい派なのだけど見直そうかななんて感じる自由で気軽な雰囲気も味わいの一つか・・・。


 さて配膳の瞬間は、この店の雰囲気を表すような等身大な素朴さがある。実にいいではありませんか!メニューの名前からして、魚・鶏・豚の合わせ技だと感じ取れます。しかしその中でも「魚」が頭一つ飛び出していて、全体的は風味感を決定づけている。して・・その魚介感とは「節系」なのであります。


 相当な荒削りな節。底に節の細かい欠片の滞留物が見て取れます。それが食うたびに撹拌されまして、スープ自体がどこかザラザラとする感覚が特徴的です。しかし、嫌味ではない。しっかりと旨味をスープ本体に放出して、やや抜け殻になった節の欠片たちは、その後「薬味」としての役割を果たしているかのよう。魚介の中でも煮干し系のざらつきではなく、ややソフティーなザラツキ。そういうところが独特なのですな。




<徐々に醤油の甘みと酸味も滲んでくる>


 魚介醤油でもない。ラードの感覚もあるし、豚肉の煮出しも十二分に感じる。食うほどに節以外のエッセンスを感じ始めるのだから、飽きさせないです。豚コクも濁りの中に感じて深く染み入る。鶏ガラのコクも表面のラードに入り交じって軽やかにコクを放出する・・・・。されど、醤油ダレの味わいも忘れてはなりませんな。


 節だの、豚だの、鶏だの・・・何といってもこれは醤油系ラーメンと決定づける味わいの主体性を感じます。得に塩気の中に余韻も感じますし、後味の酸味もどこか醤油由来の発酵系な味の履歴を感じますがな。ぴっちりとした切れ味というより、ねっとりとた醤油ダレの輪郭と言う感覚か? それにしても、このスープ感には絶対に合っている醤油感だと思う次第。









【麺:非常にハキハキとした縮れ麺!男性的!?】


<練り水の個性!?非常にカッツリした多加水系縮れ麺>


 麺を箸でリフトした瞬間に「お!全粒粉配合麺!?」と驚きを隠せませんが、実は節の欠片があちこちで貼りついていただけのこと(笑)。気を取り直してよく観察してみるが、標準な太さの中にやや長方形な切り口。そして強めの縮れっぷりがとても印象的であります。見るからに多加水系なので、もちもり?ぷりぷり??な歯ごたえを予測しながら食べに入ります。すると意外にも・・・弾力がハードなのに驚きます。この1年の中で独特な強みを感じる固弾力を感じますな。


 麺の打ち込みとか、密度感がアップしているとかいうのではなく、練り水の特性も関与しているかのように感じる。ゴム・・・というのは語弊があるのでふさわしくない表現だが、いつまでも甘噛みしていたいほどの、強い弾力を感じてしまう。




<高速にスベり、縮れのゴツゴツ感が楽しい>


 とまぁ、それほど印象的なカタメな弾力であり、強い縮れが特徴的であります。啜りに入るときの口内の接触感に期待が持てるというもの。早速試してみるけど、いやいや〜、どうしてどうして〜・・・。ちょっと大げさかと思うほどに強く啜り上げてみると、これがなかなかに刺激を与えてGOODなのですわ。何と言いますか・・・・ゴツゴツゴツゴツゴツ・・・・・とした細かい刺激が一気に内頬と舌の一番平坦なところを高速に刺激して駆け抜けていくよう・・・・。いやはや・・・言葉の選択がわからない。







【具:トッピングだけ食って酒のんで・・・うだうだテレビを見て過ごしたいね】


<薄味スライスお酒にも合いそう>


 非常に馴染みとも言える大衆系な店舗と麺顔なのだけど、見落としがちだがチャーシューは2枚あって、しっかりピンク色した半レアだったりする。普通に見れば上品と言える一品です。味わうと・・・・チャーシューというより、ポークスライス。これは生醤油でさらっと軽く味付けいただくと、非常にいけるかもしれない!らしくない上品さが漂うというのは、逆に失礼にあたるのでありましょうか・・・・。





<いつもの三兄弟に和む・・・海苔・玉子・メンマ>


 あとの3兄弟は、あまりにも見慣れすぎて語り尽くせぬね。標準的といえば否定的だが、一定感はある。メンマの短冊クニャリ系はランチタイムでならよく食う一杯に非常に似ている。味玉もたとえ半分でもデフォルトに入っていると非常に嬉しい。海苔も家系までのクオリティーを求めるとつらいけど、一定以上のプレゼンスは感じる一枚海苔でした。







 総じまして、最終電車の時間帯でも普通に営業しているのは、飲んでいるオッサン達にとっても、ヘロヘロで飯も食えずに深夜まで残業してたオッサンにとっても、非常にありがたい存在。この両極端のオッサンたちが交差するわけだが、そこそこ人が入ってて寂しくないというカウンター感覚がまたいいね。常連さんたちのマスターとの会話も、弾むというより、生活会話みたいな感じ。なんだか癖になりそうな中毒性を垂れ流すお店ですな(笑)。なので詠います!



   味がある
   店舗と麺と
   マスターと


   飲み屋気分の
   気軽な一杯



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!




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