ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1269】 らーめん 七琉門 (東京・神田) ラーメン

 経営企画という仕事は、企業参謀とよく言われていますが、役員関連の事務局と揶揄されることもある。それはそれで分かりにくい仕事でありましょうから仕方なしですな。社長秘書のようなイメージを持っておられる方もおられる。実際、経営企画部という名称は冠されておりませんが、そういうこともあって「お仕事何されてるの?」と問われて毎回うまく伝えきれていないのであります。実際、家族にも分かってもらえてません(笑)。


 企業戦略を練る。ではどやって? 
 1)社内の識者・コアメンバーを招集して一緒に、時にはファシリテーターとして意見を出し合い、それを取りまとめて全体戦略として役員や幹部に報告する。
 2)時には幹部自身の集まりを企画し、意見を出してもらいそれを取りまとめる。
 3)もっと現場に近いレベルを召集し、ジュニアボードメンバーを立上げ、自分が中心となって意見を取りまとめ、戦略に発展させる。


 いろいろとやり方はあるでしょうが、口だけの権限委譲を信じることなく、日頃から粛々と業務をこなすしか道はなさそうだと・・・・このごろ思うわけです。








 ・・・などと考えながら、この日もこの日で理不尽な残業をしてしまった・・・・。しばらくこういう日々が続きます。春から月三桁の残業時間を下回ったことのない私は、今、結構つらい状態なんですよこれでも。いつまで続くかラーメンレビュー・・・・。

  






【スープ:こってり豚骨醤油のようでさらっと食える甘いコク】


<こってり系甘コク醤油ダレ感覚が意外に優しい>


配膳の瞬間に「当たり!」と正直思ってしまうその麺顔。680円で山盛りのモヤシのがのぞいていて、しかも作り込み感覚ある雰囲気がすでに出ております。写真以上にはその存在感を感じます。さてそのモヤシの白さに反してスープカラーは、落ち着いた感じの焦げ茶色。見た目で、豚骨醤油を感じさせるコクの重厚さ。真夜中には少し辛いかなとも思える風貌が深夜の食欲を刺激します。


 レンゲですくって・・・背脂を主体としたラード感がたまりません。モヤシの水分と上手い具合に中和してスルスルと重くないというマッタリ感覚を連想します。まず味わってみるに・・・・なるほど!じっとりとした深いコクのある醤油ダレに感じます。これは、油そば系に期待が寄せられるような甘口な濃厚豚骨醤油!甘口と言っても、塩気控えめで脂コクが魚介感を引き出しているような甘み。しかも苦みが少なくスルスルと一気に飲み干しても問題ないようなうっすらとした甘いコクです。味醂等とは引き出し方が違うように思えます。





<背脂薄っすら加減で胃が落ち着く>


 ところどころ、島嶼のように浮かぶ背脂がいい感じです。ちゃっちゃと全体的に振りかけられることなく、スープに封じ込まれた背脂。これまた故郷の京都を連想するけど、それよりは少しワイルドな感じがする。さて甘みは魚介?と言ったけど、ほとんど「豚骨醤油」と分類しても良かろうと思えます。「豚骨魚介」というまでには魚介側にはふれていない感覚。でも、このスープ感覚に「魚介」を指摘しておきたいという気持ちがどうしてもあるのだな・・・・。ひょっとしたらそれでもないかもだけど。そんな独特な甘みの出し方がいい。そしてそれが背脂に結びつき、モヤシのさっぱり汁に混ざって・・・・丁度背脂がうっすらとした感覚になる。この塩梅が丁度よろしく、深夜の胃袋には最適なのです。








【麺:価格以上にボリューミィーにも感じる強麺がいいね!】


<ちょいとワイルド漂う中太縮れ麺がクッシリ感覚>


 また何と言ってもこの麺が旨かった・・・。密度がしっかりとしていて、中太麺で縮れ系。しかも、しっかりとした芯の部分を残してくれていて、実にクッシリとした感触!インスパイア系とまではいかなくとも、ワシワシっと食う醍醐味は少し味わえるかもと思います。視認しても実にしっかりとしたヌガーな部分があり、それが密度感となって全体感を高めます。前歯の差し込みにも、一段抵抗感の変化があり、奥歯のすり潰しにおいてもクッシリとした後にクニリとシフトしたような噛み心地。実に麺の密度感を感じる次第でして、中加水の仲でも低加水に近い感覚を覚えます。





<やや外カタっぽい光沢感で意外にスベる>


 実はハンドメイド感が少しある風貌でして、やや平打ちっぽいオーバルな切り口。それがところどころ自然的な不均一をそのフォルムから感じます。その不均一さと捩れと縮れが入り交じり、啜り上げるときのスベリに伴う内頬の抵抗感がまた凄く楽しい。咀嚼が楽しいのは既述だけど、モヤシと混じり合ったりしたときの、シャキシャキとクッシリと入り交じる前の、ずぼぼぼぼぼぼーっとした啜り時点で、高速につるりと滑り込む。要するに外側がカタメに感じる仕組みであるようにも感じ取られ、なかなか独特な抵抗感を楽しめるのであります。







【具:スープと麺に反して・・・一転、サッパリ系で全体バランスいいね!】


<サラダ感覚な茹で豚コマ肉が箸休め>


 チャーシューではなく、茹で豚。そのままサラダ感覚で頂けるような仕上がりでして、一味が軽くふられている。このまま2〜3滴生醤油を垂らすといい酒の肴になるような感覚すら覚えるあっさりとした豚肉です。スープの重さとちょうどコントラスト的に全体調和はしていると思う。いわゆる箸休め的な素材感。肉が箸休めとは如何なものかと思うけど、実際に一番あっさりとしていたのは、肉片だったりする。





<思いっきりのいいモヤシボリューム!お値打ち感あり>


 とにかく、このモヤシのサービスぶりがポイントであると思う。配膳の瞬間にボリューム感じるのはこのパーツのおかげだけど、700円を切ってこの量!と直感的に思わせるのがミソでありますな。茹で上げも実にタイミングいいし、豚肉で巻いて食うのも旨そうだし・・・・いろいろと楽しみ方に飽きないなと思わせてくれます。







 総じまして、連日晩飯食いそびれて、朝ラーメンで気分解消というむせび泣く日々の一杯。このままではイカンです。何かがおかしい。責任者はだれか。なので詠います!



   晩飯を
   また食いそびて
   夜遅し


   ワシワシ食う也
   モヤモヤ気分で



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。







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