ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1176】 一平ソバ (東京・東小金井) 一平ソバ・並

 


汗をかく。気温が段々と上がってきて、リアルに玉のような汗をかいたり、冷たいものを食べたりして、初夏に向かう季節感を味わう。いいですね〜。最近、またチャリで走る事に目覚めたのであります。運動をして汗をかき、ご褒美としてスタバでアイスコーヒーなどを頂くのが最高!スタバをこれほど有効的に使うとは思ってもみませんでした。最近、スタバの店舗立地も郊外型になってきたのか? ドライブスルーなど普通にありますし、多摩エリアを走ってて妙に郊外型スタバが増えてきたことを実感します。


 それにしても・・・スタバでは、Apple製品が良くに合う・・・


 気のせいでしょうか?スタバの客層は、Appleファンが多いような気がします。そういう私もそうなのですが、スタバのスマートさと、アップル製品のスマートさがなんとなくしっくり来るような気がしまして。スタバへ行ってぼーっとする為に、わざわざiPadや、macbookを持ち出しますもん。これにあと英字新聞があれば、雰囲気作りとしては完璧です。

  


 


・・・などと考えながら、やはりチャリというのは体力を消費するものでして・・・腹が減る。しかも、中途半端な時間帯にね。スタバからの帰り道、小金井公園で一休みするつもりが、リアルに何かを食いたいという食欲にかられます。そんなこんなで・・・・一平そば。だってね・・・・・前を通ると、そこは何とも言えない明るい雰囲気が立ちこめているんですもん!例えば、初訪問であるのに・・・帰って来たかのようなアットホームな空気感なのであります。面白い作りの店でテラス席があり、ほとんどが若い方たち。現役の学生らしきジャージ姿の集団や、卒業生らしきOBが久しぶりに食いに来たというような大人達。中には、明らかにデートらしい雰囲気のカップルもおられ、女将さんに「ひさしぶりです」と爽やかに挨拶などされている。いかにも学生街の食堂といった雰囲気がありありですが、それにしても「若ければ入り浸りたい・・・」と思える雰囲気があります。学生さんたち!青春を謳歌おもいっきり謳歌してください!ラーメンとともにね!と心の中でエールを送る私は、何者か・・・。通りすがりの全くのアホであります(笑)。







【タレ:青春の味!武蔵野系油そばの体育会系醤油味でしょうか!?笑】


<あえて淡目の香ばしさ!あとは好みでチューニングに徹するのみ!>


 ともあれ、この店のシステムが分からず・・・ほげー・・・・と食券買って立っていると、女将さんが券売機横から女将さんらしき方が、「お一人様ですか?丸テーブル席へどうぞ」と伝えながら食券を受け取ってくれた。あ・・・・そういうことね。と一安心して着席する。武蔵野系油そば・・・・、そのルーツたる店も、派生の店も実食し制覇したと思っていたら、こういう店があったのね・・・。などと考えながら、一平そばの食べ方注意書きなんぞに目を通して待つ。待つ。待つ・・・こと10分少しで配膳完了。ようやくご対麺です。


 汁は完璧に麺に吸い取られたような感覚で、まさしく「汁なし」であります。丼の色が漆黒であることもあり、タレの単独撮影は断念し、麺に染み込んだタレそのもに意識を集中して食するのみであります。で、その味わいですが、なるほど!醤油にまるでニンニクにも似た香ばしい感覚がいかにも食欲をそそるといった感じですな!旨し!・・・・・。


 ・・と言い切りたいところだが、実は少しばかりの薄味。このまま食い続けても問題ない味わいなのですが、「お好みにチューニングしてこそ!」が真の一平そばらしい! 塩気が欲しければ「一平ソバのタレ」を! 辛さが欲しければ「辣油」を!酸味を欲すれば「酢」を! チューニングしないのが野暮と評されるかのごときな味の雰囲気もあります。私は、辣油を5センチ垂らして、ついかに、酢を「の」の字で一筋描いてみました。いや〜!大成功×2!これにニンニクチップか、揚げネギがあれば最高と思えど、それは贅沢が過ぎるというもの。いやいや、辛さと酸っぱさと・・・・香ばしさというシンプルでせめてこそ、一平そばかもしれませんな。シンプルに旨し!コンセプト的には、武蔵野系油そばを踏襲しとりますな・・・。




<白飯にあう!ご飯のおかずで食いたしなタレ味!>


 話は変わりますが、関西人たる私は、お好み焼きや焼きそばを「おかず」として白飯を食うのが普通の感覚です。で、それに照らしてこの一平ソバに対峙いたしますと・・・・「おかずになるやん!一平ちゃん!」と脳裏で叫ぶ!これは、白飯に合う!学生さんならそれをやってるのかもしれませんね。


 ラードが麺とタレのかき混ぜ時で空気を含み、白濁する。そんなタレには、醤油やらいろんな旨味成分が既に混じり合っており、それをメンマでこそげとって、白飯と一緒に食うと最高に違いない!今はオッサンな私は健康管理のため、それは禁じ手なのですが、想像するだけで生唾がたれます。







【麺:アルデンテ峠を越えた緩さが・・・頂点から坂道を下るように開放感なのだ!】


<もはや芯がどうのこうのと言うのがバカらしくも思える>


 アルデンテのかけらもありません。でもそれがどこか暖かみがあったりする素朴な風合い。クチュリとした柔麺の感覚で、少々延びていようが、そんなの関係ねー的な親近感があります。決して延びきっているのではなく、スペック通りの仕上がりだと思います。しかし、カタメの麺を好む私ですら、こういう柔麺って気が抜けたのではなく、これでええねん!と思える何かがある。言わば、B級グルメの色濃いエッセンスが含まれていると思えるのです。B級と言えばちょっと失礼かもしれませんが、お許しいただきたい。良い意味で使いたい次第。




<ヌルヌルさがまた定番なる面白さを感じる>


 すべりは「ヌルヌル」以外他なりません。むしろ「潔さ」すら感じます。B級グルメのエッセンすといったのは、こういう一般的なモノ指しでは語り尽くせない良さがあるということでして、そういうところを評価したい。ヌルヌルのエキスは、白飯にもマッチしそうな香ばしさと旨味を湛え、ひとたび味蕾に運べば、「もっとくれ、もっとくれ」と脳裏が悪魔のようにささやき出します。







【具:いやいやなかなか・・・旨しなチャーシューですよ!】


<この香ばしさに醤油ダレの良さを感じますね!>


 B級と言っても・・・・このチャーシューだけは違う。普通に表舞台で旨しと思える品質感がありまして、頼もしいほどに旨しなのです。田舎の高校の野球部に、都会から訳ありで転入してきた元エース。そんな違和感ありがちな、定番なストーリー展開。場違いでありそうで、全体的に一枚岩!という感じでしょうかね。


 全体て的な塩味がナイスですし、肉の旨味と塩味のコンビネーションは世界一と再認識させてくれます。その上、周囲の焦げ目は、醤油と肉脂の炭化は不条理なまでに人を欲望に駆り立てますし、最高傑作とすら思える。




<メンマがスナック感覚で旨しなのだ!>


 そんなチャーシューの油と、麺のからめ用の油の余ったところを・・・・・メンマでこそいでポリポリ、クニュリクニュリと前歯奥歯交互に咀嚼して食べる。いつものスープに浮かんだメンマとはまた違った一面を覗かせる。斬新にも思え・・・旨しと感じるのみ。







 総じまして、気軽さと意外さが織りなす一杯。そして、若い人たちを魅了してきたような・・・・等身大の旨さが光る油そば!この近辺の大学となると、法政大学か東京農工大かな。学生さんたちに羨ましさを覚えつつ、これ食って、おおいに笑って泣いて、勉強に励んでほしいと思います。実は期せずして、東京農工大の出身の方には縁がありまして、敬愛をしている方が約3名もおられます。いずれもナイスガイ!私は文系だったので、関西の港の見える学校か、関東では都の西北陸の王者を目指しておりましたので、東京農工大はその存在すら知りませんでした。学生時代ってのは、人生の宝物です。そんな黄金の時間に、良き一杯を食べて、青春を謳歌していただきたい次第。なので詠います!




   薫風が
   吹く傍らの
   香ばしさ


   求めて集う
   卒業生達



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!



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