ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1067】 もちもちの木 新宿店 (東京・大久保) 中華そば 小

 最近は、英語のメールが飛び交い・・・付いて行けてない己を感じますな(泣)。思えば日本の会社の良いところは、社員を育成するところにあった。なので以前は仕事の合間によくビジネス英語の研修に行ったもんですが、いかんせん・・・・身についていない(キッパリ!)。でも、職種変更があったのでその分、数字の学校に自腹でいったりもしたんですよ、これでも。自己投資、これはいくつになっても継続していかねばなりません。そして、知識は、実際に使わないと定着も成長もしなくなるんですよね・・・・。最近、身近な偉い人が、実は隠れて相当勉強しているのを知り妙な刺激というか、悔しさを覚えました。だって・・・、決して馬があう人ではなかったから・・・・。

 そんなこんなで、休日出勤の夜、これを食いました。いつも素通りする大久保駅。時間に余裕があれば、行動にも余裕ができて、いっちょ新規開拓でもという気になるから、アタクシも全く単純な男です。

 



【スープ:これは意外に渋くてかっこええ!ボニータとボニートしたい!】

<カツオがじっとりと香る創作系>

  カツオのラーメンでっせ〜♪ アタクシにとってのカツオの記憶は、大阪キタとミナミで1杯づつ。そして、東京でボニートな1杯をくって・・・・その他にもどこか1杯くった記憶だけど思い出せない(歳のせい?)。なのに、この個性は独特でして、魚介のようでスパーッとした緩い甘み。それなのに、霞か雲かのようにスープに漂うは・・・・まさしくカツオそのものでっせ!

  でもね・・・・本当は当初、変わった煮干し系やな・・・・クリア豚骨に甘い系魚介を燻したか?といった程度にしか思っていなかったんです。しかし、その独特なギラツキにいつもと違うぞ!と鬼太郎アンテナが反応したわけで、先入観なしに感じてたどり着いたのがカツオ!特にカメリアラードのようなクリアな油膜が薄皮一枚はおっていましたので、熱さの程はハンパなく、魚介醤油の面白さをただ・・堪能するだけです。カツオは節系として、あっさり醤油の典型だと思っていたのですが、こんなカツオの煮干し的扱いに豪快さと清々しさすら感じる・・・・・ハイセンス創作系な一品です。




<垣間見える醤油の酸味と塩輪郭>

  しかしここでアタクシは、敢えて「醤油の存在感」も主張したい!この醤油の丸みがあってこその、マグロの甘み!この醤油の酸味があってこそ、まるで赤味噌醤油にも感じる・・・・柔らかいじっとり感も感じるわけです。こんだけ個性豊かなマグロのエキスと、あっさり豚コク系が支配する中にあって・・・醤油の存在感を示すのは難しいことだと思うのよね・・・・。

  魚介に一方的に支配されていないのは、豚コクの貢献があるにせよ、この醤油のじっとりとした丸みも大切だと思うし、カエシのエッジングも重要だと思うのです。マグロの濁りの成分の間から、醤油ベースを感じる・・・。そして、やや濁りのスープを食して魚介の力強さを感じつつ・・・・ただただ無心でスープをすするのです。




【麺:ちょうどいい「モチモチ」という基準かもね(笑)】

<正にもちもち!程よく多加水>

  本当に不勉強で我ながら恥ずかしい。マグロスープの先制攻撃に気を取られてしまいましたが、こちらは麺もウリ!なのですね。店名「もちもちの木」とは麺の素性を語ったものだったのですよね? すすって感じるそのすべりの良さは、さっぱりラードをまとってなおさらにも滑らか!そして前歯で引っ掛けて千切るしぐさや、奥歯のすり潰しのときには、まさに「モチモチ」とした感覚が映えます。しかも、モチモチの中でもはしゃぎすぎない落ち着き度があると申しましょうか・・・・。最初はストレート一直線と感じていた麺も、ところどころ捩れてナチュラルな舌触り。更に切り口が丸麺に近く感じるほどやさしいタッチが印象的です。




<熱さに負けず>

  とにかく熱いスープなのです。口の中の皮がめくれてしまいましたがな・・・。ま、これは嬉しいことなのですが、それでも麺の熱ダレは心配になってくる。されど無用でございました。多加水なのでそもそも強いのか、それとも熱にマッチするのか知らねど、最後までツルツルっとした、ちょいプリ感が楽しめました。奥歯のクニクニ感もそう影響は出ずということで。ともかく、こういう感覚の麺は、その持ち味の弾力が勝負だから持続性も大切ですよね?





【具:ちょいと香ばしさプラス】

  意外なほど、はんなりと芳ばしい・・・。チャーシューに至ってはバラロールという定番のうまさでして、一定以上の品質は確保しているので、いちいち言うこともないが、・・・・醤油だれが程よく芳ばしく、まるでじんわりと生姜醤油ダレを忍ばせたかのごとき清涼感がありますが気のせいか・・・・。そして、メンマ。穂先メンマという小じゃれたトッピングを駆使しますが、このタイプなら、薄味で素材の余韻と柔らかい歯ごたえを楽しませるのが定石。
しかし、ここでは割としっかりと醤油っぽい味付けされた一品に仕上がっているのです。決して東京都下エリア・・・とくに中央線沿線によく見られるじっとりと醤油が染みこんだタイプとは別の、さっぱりした醤油味です。




  総じまして、中央線で通勤している者として、見逃しがちな大久保駅を開拓できて何より以上の充実感はありましたな・・・・。場所柄もあるのか、夜10時を回っても客がパラパラと訪れ、若い女性の一人客もちらほらとみられる・・・・。なるほど、若い方にもラーメンが根付いているのがよくわかる。そして、愛煙家のアタクシとして、ちゃんと分煙ができているというところも評価いたしたい!中にはスペースを仕切っただけというところも多いなか、スペースをちゃんと離しているところなど、嬉しいかぎり。今度訪問するときは、酒でも飲みたいな・・・・。あ・・・・でも、帰ってから仕事だった(汗)。喜んでばかりはいられん・・・・。なので詠います!



   大久保の
   バーと見まごう
   地下店で


   鰹を補給し
   喝を入れる也



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした! 


 

東京都新宿区北新宿1-4-1 アルマビル地下1階
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