【コレ食ったわけ:ビール求めてラーメン屋!ええやん(笑)!】
キリキリに凍ったジョッキで生ビール!ってのが気にってまして、もはやラーメンヲタクを逸脱しております(笑)。気に入っているのです、ここの生ビール!だけど、最初ほど気合いが入っていないような気も最近いたしまして・・・・、やっぱりあの娘が注いだ生ビールが飲みたい!今日も肩すかしな夜でしたが、麺はキッチリと堪能させていただきましたぜ。
ハッキリ申して、「背脂煮干しラーメン」を食うはずだったのだけど、食券渡してから気づいた・・・・オーダーミスであることを!しかもそうとう時間がたってから・・・・(泣)。でも結果オーライであったかもと思うこの感想!こんなことなら、麺大盛りをしておけば良かったと逆な後悔をしています(麺大盛り+50円!)。
【スープ:落ち着きがあり、受け入れる懐が深いと思う「マイルド煮干し」】
この店の麺顔は、シンプルでいて納得感与えるバランス! 配膳の瞬間・・・・そのシンプルさが整然と感じられて、仕事を引きずってた感覚が一気にほぐれるのを覚えます。あ〜、最近、条件反射的に麺顔見ては、落ち着く・・・・。いっそのこと、会社のPCの壁紙にしたろかしたと思うけど、それはさすがにヤバいよね(爆)。
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「エキストリームだけが・・・煮干し好きの王道ではない!と思いたい!」
1)旨味:煮干しの柔らかい苦味とマイルドな豚コクがライトにゴクゴク系
背脂煮干しラーメンという看板メニューがありつつも、敢えて「限定にぼしSP」でっせ。わけ分からず注文し、極肉ニボ系?はたまた伊藤系?と予測して今日も生ビールを空けつつ待つこの空間は、「矢でも鉄砲でももってこい!」状態でして、まさに王様気分です。やや・・他客に先をこされつつゆったり気分で待って配膳されたそれは・・・・意外にマットな乳白色。ファンデーションカラーですぜ。この時点で、肉煮干しの予感は排除して、伊藤なりの気分に切り替えます。
表面の煮干しエキスの膜を視認して、そして恐る恐るすすりつつ・・・・ファーストインプレッションは・・・・「意外にマイルドな煮干し系でんがな!」という印象です。およそ1年前にハマった燕三条の肉煮干し!ってな感じでもなく、とは言っても大阪系な煮干しらーめん玉五郎のように、甘みの広がるというでもない・・・・その中間に位置するマイルド煮干し苦みです。
それに意外と・・・・しっかりとした豚コクが感じられます。なので、ライト系煮干しに属するものの・・・・あっさりという感じでもない「マイルド感」というやや濃ゆいという感じがバランス感覚を感じます。ゴクゴクと飲み干せる程度の濃さ。さらーっと広がる煮干しのニュアンスが実に癖を感じなくさせて、それでいても「煮干し食った!」という感覚もやや残すという感じです。
2)塩気・香り他:丸みあるコク塩が・・・・どちらかと言うと動物系に結びつく
塩気を全面に出すタイプではありません。塩気の結びつく先を考えますと・・・・煮干しの苦みというより、やや動物系に結びつく旨味感ある塩気です。煮干し感のふんわりとした甘みある香りもそこそこあります。塩気という見地から鑑みると・・・・伊藤系をぐいぐいと豚寄りに傾斜させ・・・・動物系の塩の結びつきをメインに据えたという感覚ですかな。
【麺:およよ(桂三枝)!いつものプリプリぶりと違った一面ですやん!】
えええ!ビールで酔ったかな・・・・。いつものと違う感覚でたじろぐアタクシ。でも、こういう引き出しがあったんなら、これは評価いたしたいな!スープもええけど!
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「スープの予測変化以上に・・・麺の印象の違いに嬉し誤算でんがな!」
1)風貌:極めてオーディナリーなブランド系中細中加水のようで・・・・何時もより加水少なめ???
レギュラーメニューで感じる麺とは・・・・やや風貌を異にすると感じるのは気のせいか?? 麺のたれる姿に・・・・ややカーブの大きさを感じます。懐古系のチュルピチっとした感覚を容易に予測できる風貌とは一線を画します。いわゆる・・・・嘗てニューウェーブ系の店でよく見た質実とした麺でありますな。なんとなくこの時点で何時もと違う期待感を感じます。
2)感覚:ほんのり芯を残す茹で上げが密度感を高めますね!
いやはや・・・・いつもより麺密度を感じてしまったのだが・・・・これは気のせいか?体調が悪いせいか?(笑) 今回は、何時もの歯ごたえと違った感買うをおぼえましたぜ。 前歯で切って切り口を視認いたしましたが・・・・芯がわりとしっかりと出ています。 なので、歯ごたえにコシを感じて、さらに麺の密度感をぐいぐいと感じます。時間が経つに従って芯が消えてしまおうとも・・・・それは、最後までクッシリとした歯ごたえを奥歯に感じます。ということでなんか妙にいつもとの違いを感じたのですが・・・・、体調が悪かったせいだったら謝りますわ・・・。
【具:チャーシューに外れなし】
1)チャーシュー:普通の店なら文句無いけど・・・通常メニューのようにもっと肉くれ(笑)
ここのデフォ(醤油と塩)を食っていれば、このチャーシューのボリュームは少し残念(笑)。だけどそれは酷な言い方でして、2枚もしっかりとした肉が入っていればあまり文句は言えないですね。しっかりとした歯ごたえと、肉厚な感じ。周囲のほんのりとした醤油ダレの香ばしさがまた食欲をそそります。赤身と脂身の旨さを両方楽しめる系なので、あきませんな・・・・。
総じまして、ガッツリ煮干しに疲れそうなオヤジの背丈にあった煮干しかと思えば・・・・、実は考え抜かれた計算を見いだした煮干しであったかも・・・という玉虫色な一杯!良い意味でね!! アタクシは好きですぜ! やはり極煮干しの後には、こういう煮干しも食って・・・・それぞれの良さを確かめたいと思いますわな。突き抜けなくとも、旨い煮干しはあるものであると確信した一杯。なので詠います!
気晴らしで
ガッツリ煮干しを
狙うより
まったり煮干しで
気持ちをほぐす