【ん?呼んだ??今、確かに呼んだよね???】
・・・・と感じるこのメニュー名。明らかにアタクシを挑発しております。関西人は「バカ」と言われるとカチンとくるもんです。世の中にいろんな変態があるけれども、アタクシの中の「ネギ変態」な一面が騒ぎましたね!今夜の晩御飯は『ネギバカ』とさせていただきました。それにしても、敬愛する「家系の先輩」のコメントを拝見し、正直言ってここそんなに旨かったんや・・・と不思議に思う。それに前回は「オールデフォ」やったしな・・・。今回は、まねして「塩」で「麺固め」で「スープ濃いめ」でお願いいたしました。トッピングまで、真似してね!
【とってもクリーミィー!】
どこかで聞いたフレーズ(?まエエわ・・・)。でもそんな形容がぴったりのスープ!おお・・・濃い目にしてクリーミーとは何ぞやと。もっと塩分がきついのかと思っていましたし、喉が渇く系かと思っておりました。豚骨が「サッパリと濃厚」という矛盾な表現ですが、しっかり動物系と油を感じながらも、後口サッパリですよ。表面の油の円が細かくてきれいです。なので、やっぱり一口でいうと「クリーミー」という言葉がぴったりきます。
【ねぎにくぎずけ・・・】
それにこの麺顔。関西にあって、関東流の白ネギで勝負してきましたやん!しかもチョイ太めの縦切り。そして軽くラー油味付けってやつ。立秋さんの他のレビでも見かけた『関東のネギ』風で心意気を買います。またこのネギもあまり辛くないのね。歯ごたえシャキシャキで次に述べる麺とコントラストが面白かったです。麺を多い尽くすほどのネギ・・・いいですね。それにしてもなぜネギひとつでこんなに感動するのだろう。それは、相田みつを風に言えば・・・
ね だ
ぎ っ
ば て
か
だ
も
の
そのほか、ほうれん草、うずら、のりなど、そこそこ楽しませてくれましたし。これでデフォで別にある定番のラーメンなら600円ですから、芦屋のターミナルというロケを考えれば安いもんですね。
【固さでこれだけ印象が変わる麺もめずらしいな】
前回はデフォ。それでも柔らかく感じたような記憶。ところが今回の麺は随分と印象が違うのでびっくりです。平打ちの一般的に極太と言われる麺。健康そうなうす黄色で、表面のザラツキややありタイプで汁も纏う感じがします。加水は中くらいですが、固ゆでということもあり、クッシリ感がありますね・・・。手もみ程度で軽くうねらせた麺でして、実は大盛りにしてもよかったと後悔・・・。半玉プラスで120円。20円余計だな・・・。
【キャベツのはずだが・・・】
もやしを食った気分ですな・・・。圧倒的にもやしのほうが多い。ま、それもすきだけど、今回は、キャベツの甘さと塩スープのコラボを楽しみたかったので多少残念。また、ネギバカともやしが、後半スープの熱を奪うということにも気づかされた。この点は注意ですね・・・。
総じまして、アタクシの中の塩豚骨の扉が開けられたイメージ・・。これええやん!ちょっとこの系をまた探索したくなりました・・・・。今週中にもう一軒、塩の家系を食べることを心に誓います・・・。それと、実はアタクシ腎結石を生じやすい体質らしく、ほうれん草はすこし残します。ご店主殿、これは美味しくないというアピールではないので、誤解しないでね・・・。ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。