ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

無条件反射とにている 〜災害行動に思う〜

  とうとう、買占め行動の記事が目に付くようになりましたね。ある程度は仕方ないとはいえ、度が過ぎる行動は慎むべきですよね。『ある程度は仕方ない』と何を甘いこと言っているのかと怒られそうなので、誤解なきよう以下に述べますが、生き物が自分を守るために、無意識で働く行動・・・遠い昔ならった「無条件反射」みたいなものかと思うからです。完全に抑えられない衝動だということなので、無理な締め付けより、節度や程度を強調したいのです。



【無条件反射みたいな行動にもよいものもある】

  災害が起った、そして悲惨な状況を知る。そして、深い悲しみに溢れるのは自然な生理反応です。そしてその次に「まず自分の身を守らなきゃ」と我に帰るのも自然な反応。またその次に「助けなきゃ!」と思うのも自然な反応。そう思うのです。義援金などチャリティー活動は、そういう人間の自然な反応に裏付けられているから、広がる、繋がるのだと考えています。

  なので、無条件に反応する感情を抑えるのは不可能であるし、たとえそれが出来ても、良し悪しあるのかもと思うこのごろです。



【むしろ買占めはストレスに対する反応と思う】

  また一方で、安心を得るために、買占めがおきるのだという考えもありますね。物不足になって、それを回避するために買占めがおきる。しかし安心を得られるのもつかの間ですよね。それに気づかないと、また次の買占めへと連鎖する悪循環が、買占めの本質ではと思います。これは、物がなくなるかも?という危機に対して無条件に反応しているので、すべてを責められないのです。でも、悪循環は断たねばなりません。

  僕は、災害に備えたいという本能の行動が、決してその通りの結果に満足に結びつかないアンマッチが問題であって、それがストレスになる。そして次への欲求行動に結びつくと考えるのです。なので、こういうストレスを抑えるという対応が今必要かと思うのです。



【ストレスの元となる不安を受け入れる、そしてできることに】

  先日のブログと重複する内容ですみません。紙がないので紙があるところを探そうではなく、紙がないので、紙を使わない方法を考えようという考え方をするのも有効化と思います。なんだ・・・・・節約の話かと一刀両断にしないでくださいね。

  ポイントは、1)事実を受け入れて、2)建設的に対応を考え、3)それに専念する ということ。まぁ、その手っ取りばやい例の一つが「節約」だっただけです。他に、ストレスの対応方として瞑想はだれでも知っていて、実践できることですが、買占めが起ころうとしているときにみなが、少し落ち着けば混乱は防げるはず。




  ということで、自分をあまり律しすぎることもなく、出来ることを前向きに、こつこつとやることで、安寧な社会が少しずつ実現できるのではと思いました。

災害と人間行動 (動物その適応戦略と社会 (14))

災害と人間行動 (動物その適応戦略と社会 (14))