【北新地もラーメン店がにわかに増えていますね!】
北新地もラーメンファンにとっては面白くなってきたようですね。「玉五郎」さん、「つけ麺 眞」さん、「朱月」さんなど、最近帰宅途中でラーを頂いていますが、キタのお姉ちゃん方を横目にこのGAPが何とも好きです。今回は、大阪キタならではの高級ラーメンのレビュー!と行きたいところですが、庶民の分際ですので、同じような系譜の「みやざわ」さんを訪問いたしました。この界隈で飲んでいる方々は、少なくとも僕よりは勝ち組。ここで飲めなくても、ラーを食べられれば僕としては本望!
さてこちらは、地味なビルの地下1階のカウンターのみのお店です。2000円のラーメンなどもあるのですが、地道に普通のラーメンとか、昼のランチとかをやってます。それも独りの料理人が全てを仕切っているようです。場所柄、社長さんっぽい方の接し方もさすがですね〜。
【塩スープであることを忘れるほど、クリアな旨味だけの味わいですよw】
メニューの説明書きの記憶では、鶏ガラ、かつお節、野菜・・・これら3つのスープを旨く調和させているとのこと。その文言通りに、実にクリアーなスープカラーです。出汁をとるとき、決して沸騰などさせていないのがよく分かるクリアーな色合いが最高!それでもって、塩はアンデス(だったか?)産とかでまろやかな味わいの塩だったりする・・・。恐る恐るスープをすすると、塩ラーメンのはずが「はい!塩です」などという塩の分かりやすい輪郭がまるでないのです。旨味だけの味わいというのは単純なんだけど・・・・。塩でありながら、塩を感じさせない。主演だけど、助演。そんな感じで・・・・。とにかく、この塩スープは、やさしいとかそういうものでもないので、塩好きなら一度ご賞味いただければ幸いです。
【麺は、洗練されてるようで、素朴だと思うんだよな〜】
麺は、カン水なしの本格派な麺であることはわかります。標準的な多加水なストレート麺ですが、よじれがあるタイプです。芯とか粉っぽいところは一切感じないんだけど、華やかな存在感ありながら、どころな〜く、素朴な面も持ち合わせた、なんともいえないよい麺です。アルデンテやや越えの茹で上げもまた格別です。
【中華の風合いが残るとしたらチャーシューかも】
ここまでは、どちらかというと「和」を感じますが、唯一、チャーシューは「中華」の片鱗を感じますね。中華料理の手法とか調味料とかを一切感じさせない風貌ながら、他とはまた違った旨さを発揮してくれて・・・・・好きです。
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総じまして、さすがは北新地だと、ラーも素朴でありながら、華があるとかクールでなければならないという感じすら受けました。北新地ならではの、アレンジと基礎というものを感じて・・・・さすがだーと感心しきりです。
ということで、これからの北新地がたのしいと、発見でうれしい限りです。ありがとう。そして、今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大阪市北区堂島1-4-8 廣ビル B1F
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- (写真提供:ミーハーダイバー)
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