【今週のラーメン１５９】麺元素（大阪・天満）魚元素ラーメン（塩）・大盛

あるこの店のレビューが気になりまして本日訪問いたしました（そういえば、こちらでは、つけ麺しか食べておりませんので、丁度いいかと）。訪問前まで、鶏元素ラーメンと決めていたのですが、店内備え付けのメニューを観ると、「おすすめＮｏ．１」、「リピート人気」などとあった、「魚元素らーめん（塩）」に変更しました。そういう誘惑に弱い性格ですね・・。

お昼時のピークに訪問しましたが、空席率だいたい１０％程度。そこそこ埋まっていないと寂しいですし丁度良い混み具合です。他のお客は、半分がつけ麺系、その次に鶏元素（醤油）のセットメニューが多かったです。半チャーハンがレタス入りで旨そう・・・。などと観察後、スダチ１／２が先に配膳。しばしスダチくんと睨めっこしたあと、本体の配膳完了です。

第一印象は、「あっさりと思いきや見栄えはこってり」、「でも食べると随分とあっさり」です。

澄んだスープは伺えますが干しエビ、焦がし玉ねぎが浮遊しています。またチャーシューが赤みあるものの結構無骨で表面に軽くペッパーでも降ってあるかのような・・・。卵１／２、メンマ、葱はレギュラーですが、「岩海苔」の風味が染み出してくるから塩味を押してくると想像しました。ですが一口すすると、随分と遠慮がちな塩味で意外でした。はっきり言うと、少し薄い？とも思いました。

「いつも最初薄くても食べ終わるころ丁度いい」と感じるやつか？
思い食べ進めていくと、魚の甘みなど確かに感じ取れるわなぁ・・・。でも、やはり今日はどうしても早く塩のボディー感が欲しい。そのため備え付けのアンデスの岩塩（ピンク色してるやつ）をミルして少しかけました。ここれで僕的には落ち着きました。若い方には、物足りなく感じるところがあるかもしれません。また、食べ進めていくうちに、岩海苔が味が足されていきます。これは非常によく合うと思いました。つけ麺の汁にも岩海苔はあったかと記憶ですが、断然こちらの方が相性ばっちりです。磯の風味がにじみ出ることによるコクが足されてきます。更に後半スダチを絞りいれると、磯の香りの出過ぎた部分が味で調和され、すっきり感も出たりしますのでお勧めです。

麺とのバランスも特に文句のつけようがありません。ラーメンとしても中くらいのストレート麺で、軽すぎず、もっちりし過ぎないシコシコ麺です。最初スープが遠慮がちなため、風味すら感じるか？という具合かな・・。のど越しも良いです。

総じて、確かに旨い塩らーめん。だけどアピールが分かりにくいかな・・・。注文する立場からすると、海鮮魚貝の塩だとか、有名なモンゴルの岩塩と鶏を合わせたとか、テーマやドラマが分かりやすい方が、注文しやすいような・・・。魚元素というからには、魚風味をもっと出してもよかった気がします。麺元素さんなら、創意工夫がきっとできるのにと期待しております。限定メニューででも挑戦してほしいです。

以上、なんだかんだ述べたけど、この満足感はなんだ！　結構ここの味気に入っているのですね。
今日も安心して食べられる美味しさに感謝。そして、今日も本当にごちそうさまでした。