【今週のラーメン２９４】麺元素（大阪・天満）釜玉つけ麺・大盛

【結構通っていてズーッと見逃していたメニューで悔しい】

　胡同製麺の「釜玉つけ麺」で、温もりのつけ麺に目覚めてしまったかもしれません。釜玉ってどこか他でも見たぞーって考えていたら、それはマイ昼ラーベース店の麺元素さんではないか！これは余りにも悔しい・・・・。ということで、醤油系のつけ麺のレビューアップは、僕はまだしていないようなので、久しぶりにこちらのメニューをアップさせて頂きます。
　大体お昼の１２時半過ぎに到着することの多いこのお店ですが、きっちり満席か１〜２名分の空き状態でいつも都合よい。最近のお勧めは、鶏元素ラーメンのレタス炒め乗せで、半チャーハンセットがいつも人気です。お昼時に、釜玉つけ麺大盛りなどというレアな注文は、僕だけでした。比較的早く配膳された８分前後、いざ温もり麺にダイビング！

【今日はいつもと違うね、キレイだよ】

　嫁さんにいつも言っている台詞を（ウソです）つけ麺にもつるりと言ってのけるのです。麺元素の麺は、今更言うまでもなく、中〜多加水でつるつるシコシコ麺。いつもの全粒粉を感じさせる風味より、今日はもっちり感の方が勝つかな・・・。適度なコシと、前歯でぷっつりと千切れる感覚が、今日は温いもりだから心なしかもっちりなんです。
　いつもと違うのは、温度のほかに「生たまご」。お箸と蓮華で混ぜ混ぜしだすと途端に白身と黄身がマーブルに交じり合い麺に絡みつく・・・・この様だけで、とってもキレイで旨そう！岩海苔はいつものつけ汁ではなく、麺にトッピングされています。熱で見る見るうちに、黒から深緑に変化してゆきこれも、いつもと違う風景です。

【つけ麺とは違い具が別皿。食べ方工夫いりますねー】

　これは後から思ったことで、自分なりの結論を先に言います。チャーシューは、西洋わさびとネギをちょこっと包み挟んで、崩さずにつけ汁にしたしてそのまま食べるのが、よろしいです。わさびは、麺の熱で風味が飛びます。またつけ汁に投入すると存在感がなくなります。ま、好きに食べるが良しですが、ご参考まで。僕はいつもの通り和蕎麦の作法で、麺にわさびを付けるやり方をしましたが、あまり効果を発揮できませんでしたー。

【いつものつけ汁なんですが、いつもより後半マイルドに変化します】

　卵の影響ですね。もともとは醤油塩分を、いりこ等魚介で角を丸めたようなマッタリ＆サッパリ感あるつけ汁で、軽い魚介系。酸味はないに近く、醤油塩分と魚介の甘み主体のシンプルな構成の・・・すっきりスープなのです。
　これが、麺に絡む卵が徐々に影響を及ぼし、更にマイルドつけ汁に変化します。このままでも十分飲めるし旨い。スープ割りは、三つ葉が浮いたカツオ出汁ですが、これと割ってもしみじみ旨いです。

【多い・・・お腹いっぱい！同じ３００ｇか？】

　胡同製麺の３００ｇはぺろりと食えて、今日の３００ｇは重かったのは、体調のせいかな？とても分量を多く感じました。温もりはそういうものなんですが・・・。
　また、思いのほか今日は、食べにくかったな・・・・麺が絡む。細めんであることと、お箸が上品すぎてつかみにくかったためだと推察します・・・。それぞれ、一長一短あるのですね・・。

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　総じまして、最近、つけ麺に飽きてきて、二郎系や汁なしに振れていたのですが、新しい食べ方を発見して、しばらくハマりそうです。最近、らぁ麺Ｃｌｉｆｆに通ってて、訪問頻度が落ちてましたが、全く幸せな選択です。今日もありがとうございます。そして、今日も本当にごごちそうさまでした。