ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2141】 天天有 大井町店 (東京・大井町) 鶏塩 +焼飯・黒


嗚呼・・・仕事的には「Xデー」が直前に迫って、本当に朝から憂鬱なんです。それでも外回りはせんとあかんわけでして、恨めしそうに空を見上げてしまう昼下がりです。大井町は、ラヲタにとっては昼飯天国な街。宿題のままになっている店も数多い中で、邪魔くさいので、一番近くの「天天有」さんに飛び込みます。







ま、しらじらしいので付け加えておくと、やっぱり京都ラーメンに最近ハマっているから、何のことはない。入店すると威勢の良い「いらっしゃいませ」と言う掛け声が、気持ちよく響く。そして座ってメニュー見て落ち着くと、静かにジャズのBGMが流れる。おお?天天有も東京に来たらオサレ〜になったのか。前回訪問では気が付きませんでした。







今回は、改めて予習もする必要なく、定番の鶏白湯をいただくつもりだったんだけど、何やら「鶏塩」と言うあっさりメニューが開発されているのが気になります。しかし、腹減ってるのでこれだけでは足らないなーと思い、黒い焼飯とのセットでお願いしました。最近、このラーメン&焼飯と言うパターンも気になりだしていて、このままでは、ぶくぶくまた太りそうで困る・・・。


   











比叡山を超えアンデス山脈にまで野望を広げる塩の風合い!】


さて色々考えつつ注文した今回の一杯。これを正直に京都系とカテゴライズするには、相当の強引さが必要でしょうか。京都では食ったことないあっさり加減です。メタボ注意なオヤジにはちょうど良いかもしれませんが、気晴らし気分でこれに対麺すると、少しばかりの肩透かしを覚えるかもしれません。







鶏塩・・・決して清湯でもなさそうな半濁りな鶏コラーゲン感覚。動物感はそこそこありながらも、さっぱりさが異様に印象的です。モミジと言った名物部位はかなり控えられていて、鶏ガラから炊きでるナチュラルな旨味だけの少しばかりの素直な印象的。そこにアンデスの塩が、ミネラルの成分が、絡み合う風味感覚です。







説明書きには、三種類の塩をブレンドとありまして、それなりに研究開発費と時間と工数の投入を感じさせます。しかし出てきた答えはとても安心感を与えるオーディナリーで優しい塩気。まろやかな塩気とよく表現しますが、それを通り過ぎたかのような「甘味」を感じてしまう。塩を食って甘いとは矛盾なんですが、体感的にはそう。魚介の出汁を感じる風でもなく、実に不可思議な塩気のマジック。白ネギが妙に合います。







【馴染み深い多加水系の中の低めなニュアンス!滑らかさが印象的!】


一言で言うなら、しなやかな柔らかさですね〜。表面のニュルついた部分が若干気になりますが、濃厚鶏白湯でないから、表に出てきたんでしょうな。硬さ的にはやや柔らかめがデフォルトのようで、前歯ではクチクチと容易に潰れこむように切れます。奥歯でのプレスではクチっと短いタップで安易に潰れる感覚。汁を絡ませるか染み込んだような部分もあり、出汁が染みてる感覚が後半になると出てくるようです。







歯ごたえより、滑らかさ重視な麺。腰つきが優しく口当たりも軽いので、相当束にして食らっても妙にスルスルと吸い込まれるようにライトに食えるのです。他に寄り添うような、白髪ねぎやカイワレのシャキシャキ感が色を添えますが、全体的にシルキーな滑りには変わりなしと言うところですかね。












【崩れ落ちてあっさり淡麗な鶏チャーシュー・・・】


鶏肉のチャーシューです。モモをロールしたような風にも感じられつつ、非常に薄切り。薄切りチャーシューは京都系のテッパンなるエッセンスなんですが、鶏肉と言うのは個人的には頻度が低いため、斬新さが少しばかりあったかも。味わいは淡白で、うす塩仕立て。これは、間違いなく麺に巻いて食おうと思ったが、巻く寸前で崩れてしまったりする。ま、それでも麺と一緒に食えば同じことなんですがね。やはり、 肉と炭水化物と汁気を一緒に食うのはうまいわ。












【おお!黒焼飯は、かなり好みの味わいだぞ!紅生姜とベストマッチで興奮!!】


これを注文しといて良かった〜と思いました。黒い焼飯。某有名店では有名な一品ですが……妙に旨かった!こいつが旨かった! 塩加減より、醤油ダレの香ばしさとカエシの焼けた味わい。それが飯に混じって高温で封じ込まれつつ、青ネギとチャーシューの欠片が旨さを高めます。いつものように、少しばかりスープを垂らして食うのがうまい。







また、テーブルセットの取り放題紅生姜を少しばかり添えるのも良いです。醤油ダレの香ばしさと、紅生姜の金属的なジリリとした甘酢風味感覚が、絶妙に合います。ここにも青ネギが混じりますので、色合い的にも味わい的にもベストマッチ。いくらでも食えそうな感覚に襲われますので、ちょうど小サイズで良かったかも。小とは言え、セットメニューでは十分な分量ですし!







総じまして、「さらに裾野を広げるか?あっさり挑戦な京都系」と言う感覚かと。ま、一言で京都系と言っても、豚骨醤油から醤油系の伝統バリエーションもあれば、鶏白湯の濃厚系もあるしひとえに括れないのも確か。そんな中で、スポッと抜け落ちてた「あっさり鶏塩」分野への挑戦と受け取れば、何だか少し納得感アリかな。本音を言えば、やっぱり定番の一杯を食うべきだったかもという考えもよぎるけど、メニュー選びも一種の賭けや挑戦なのか。食って悔いはなし。なので詠います!



   外回り
   冷風じわっと
   昼下がり



   暖を求めて
   鶏塩焼飯



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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