ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン488】 つけ麺 井手 (大阪・北浜) つけ麺 大盛り 300g

【え!?あの麺や輝出身のご店主が新規OPEN?】

 ・・・と聞きつけ早速の訪問です。場所は、大阪の経済の中心地・・北浜。ちょっと歩きまますが、500m位かなそう問題でもありません。「拓」や「会」からもお祝いの花が贈られたようですし、これは系列と言って間違いないでしょう。それに「つけ麺」一本勝負というところが渋いじゃないですか!これは、否応なく、期待が高まるというものです。訪問時、午後7時半で客入り7割程度。やや手狭なカウンターに通され・・・、ちょっとトラブルを大人な配慮をして着席です。腹減りだから、今日ももちろん大盛りね!並盛りと大盛りの価格が同じ(750円)というところも、系統をふんでいますね・・・。




【えええ!ずいぶんと・・・独自色を出して来たな・・・!】

 配膳の瞬間、一番目が点になるのは「麺」です。これは・・・・輝系の風合いの欠片もないな。ずいぶんオリジナル色を出して来たものです! つけ麺としては、細い部類。やや平打ちの全粒粉入りの風流麺。しかも、極ちぢれタイプです。しかも多加水系統。連想するのは、北新地 MOTOR BOO の麺を、縮れさせたような感じに見えます。しかも、麺が長いのと、短いのがまばら。どちらかというと、短いのが目につく・・。これは、またずいぶんと飛ばしてきたな・・・と見た目でど肝を抜きますね・・・輝を知っている方なら。

 食感は・・・最初もちっとしつつ、噛むに従いグニリと反発が増すタイプ。噛み切りは、クチッというかな・・。意外と反発するなというのが個人的感覚。もっとヤワに見えたからか・・・。そして、プルプルとみずみずしさがあって、麺のすすり上げが楽しく、口の中で踊る感じもいい。しかし、なんだか・・・・・食べにくいのはなんでか?カウンターの狭さか?不明?



【輝系の・・・男前チャーシューは封印ですな・・・】

 あの、デデンとしたチャーシューではなく、ブロックタイプで、しかも椀に入って供せられます。しかも、肉の仕上げは「炙り」タイプですので、これまた全くもって脱輝系というしかありませんね・・・。香ばしさ感じられる部位。また、トロトロ脂の甘みを感じる部位と、入り混じっていてそこそこ旨く、チャーシュー丼が旨そうに思えます。




【つけ汁は、玄人好みかなと思うのね・・・】

 バランス重視なコク旨タイプだと思います。なので、少しガッツリ度が足らないと感じられる方も多いのではと思いました。濃度でいうと、輝より薄めですが、味的には薄いとは感じず、むしろ魚介の処理の丁寧さを感じる丸みと、さらりと食わせる動物系のバランスがとても良いと感じました。

 ただ・・・少し冷めやすいのが玉にキズかもなと正直思います。冷めてくると良いとことがぼやけ気味になりまして、これは麺の特徴によるのかと(結構熱奪うのかな)。なので、食べ終わったときに、麺のイメージしか残らないという方・・・おられるかもです。スープ割りは、ポットで魚介出汁が入れられてますから、自分で入れるタイプです。このスープもじんわり味わいたい系ですので、入れすぎると味が薄くなりすぎるかも・・。冷め易いから温めなおしたい気分が、そうさせる・・・。



  
 総じまして、テクニックはあると十分伺えますね。ただ、正直申しまして、「ラーメンも出してください」とあえて申したい・・・。個人的な感想ですので、適当に受け流してください。あの麺と、このつけ汁なら、ラーメンの方が期待できそうというのが感想。まだ開店間なしですから、おいおいとご検討いただければ嬉しいな・・・。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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