【今週のラーメン１４６】麺や天四郎（大阪・ＪＲ天満駅）ラーメン

旨いつけ麺を出す店の、基本的なラーメンを食べてみよう・・・とう探訪を最近徐々にですが進めています。今回はお盆休み前後で休業する店が多い中、相変わらず頑張っておられる「麺や天四郎」さんを訪問いたしました。もう見慣れた店の前のでかい提灯「魚系鶏白湯・・」がお出迎えです。

お昼時の１２：３０に入店し、先客が３名でみなさんつけ麺大盛りをオーダーされていました。麺の湯でがまを占領されてか、僕のラーメンもちょいと待ち時間が生じて１０分少々たった時、配膳されました。（流行りと夏場で、つけ麺がよくでますねー、どの店も）

まずは第一印象ですが、「待ってましたー！でかでかチャーシュー！！」という感じです。ラーメン用に薄くスライスされてあるとはいえ、でかいくてトロトロのチャーシューが２枚配されており、表面を覆っています。麺が見えないくらい。デフォルトとしては満足なのではないでしょうか？　あとは、大きめ海苔１枚と、ネギをこんもり盛って、揚げ玉ねぎのチップをパラパラとふりかけてあります。見た目は大合格。おまけに器の「天四郎」の文字がちゃんと正面に見えるように気を配っているのですね、店員さんは（過去の写真もそう・・・中心よりやや左が共通点）。

さてスープですが、提灯の通り、鶏白湯主体の魚介系です。どちらかというと鶏が勝っており、スープのトロミがそれを一層感じさせます。そのため、ガツンというパンチがないのですが、あとから滋味深く感じられるいい出来具合のスープといった感じです。
そして揚げ玉ねぎが、なんとも芳ばしい香りと甘い味わいをプラスしていて、食欲をそそりますね。あっぱれです。

ところで、個人的な感想ですが、最近何気に鶏白湯主体系のスープを出す店が増えてきていると思っています。どれも似たような系統になるなーとも危惧していますが、輝系の味わいは、どこか真似できそう・・・。でも、そうはいかないような・・・・。不安と安心が入り交ざっていますが、このスープを味わうと要らぬ心配だと思ったりして・・・。

話が少しそれましたが、麺について。麺は、細麺ややちぢれ（殆ど真っすく）。固めなど注文加えたいところですが、このスープだと麺の歯ごたえより、少しだけアルデンテ感があるくらいの固さ・柔らかさの方が合うと思います。ずるずるずるーっと麺を吸い上げ、蓮華で一口スープを補充し・・・・もぐもぐと・・・・。なかなかでした！

スープまで飲み干して、実に充実した食後感。６５０円なり。リーズナブルです。
お昼時後半になっても、空席が発生せず、結構な人気ぶりでした。

今日も暑いが、旨い一杯に気分も更に晴れやかー。巡り合わせに感謝。
そして、今日も本当にごちそうさまでした。