朝ラー復活!?
久々の朝ラーメンですが、実はお店にとっても移転後最近になって朝ラーメンをトライアル的に復活しているようです。実は月曜日と勘違いして早起きしてしまった日曜日朝。緊張が一気に解けて突撃してしまいました。
それにしても・・・移転後の店箱は随分と以前とは違う。店全体がシックで洒落てるしBGMはジャズだよ。とてもラーショ系とは思えぬほどの変化。東八道路沿いにあった頃からは想像が出来ぬほど。また元の店主は、新潟佐渡島に行ってしまったのでしょうかね?。
<全体> 興味深い麺顔!一面に広がるラーショ系葱がちょいと短尺でユニーク!
大元は「ラーメンショップ飯島」。経営を引き継がれてから「ラーメン関口」。そして今回の移転。なので立派なラーショ系譜なのでして、ならばネギラーメンから行かねばなるまい。大体想像できると思って待ち構えたところに配膳受けたのはこんな麺顔でした。
おおお!これまたラーショ系の中でもネギがユニーク!。割と短尺で白青とバランスよく全体が盛り上がるじゃないか!。そして塩豚骨に近いベージュの豚骨醤油の色合い!。微かですが背脂が浮くところがやっぱりラーショ系って感じで落ち着きます。
<出汁> 背脂少なめでマイルドな塩気!ゴクゴク飲み干せるパンチ系豚骨醤油!
まず出汁ですが、期待通りの塩気の輪郭とやや野趣と感じ取れるような豚骨煮出し。マイルドな雰囲気もあってナイスです。また個人的にはライト系と感じられ、デフォルトの背脂感は少なめなイメージ。
そこに味葱の味わいもゆっくりと溶けてゆくので、パンチ系豚骨醤油なのだけど、ゴクゴクと飲み干しても負担が少ないかと思われます。実際に朝から汁を完飲してしまった。
<麺> 序盤はクスクス歯応え!次第にスープと油を吸い込み深まる旨味!海苔や葱を絡めて食らい倒す!
中庸なストレート細麺で、加水は中程度?。茹で方の指定するのを失念してしまい、今回はデフォルトで楽しみました。なので序盤はクスクスとした素地感を楽しみます。
次第に麺と麺が寄り添い易いので、出汁の持ち上げはかなりいい。更にネギやワカメともよく馴染みます。汁を吸い込いこみ、出汁が浸透しきることはないけど、噛み締めて旨味と塩気をぶつけてガッツリ堪能!。
<ネギ> ラーショ系葱の中では珍しい短尺幅広!実はザクザク歯応えが一番楽しめる?
短尺なのが特徴的。そして幅広めなのでザクザクと歯ごたえがしっかりとして楽しめるようです。葱の甘みに豚骨出汁が滲むのが通例ですが、タレの他に風味の中に清涼感も楽しめ、これはこれで大変良いね。
そしてこの形状だと麺に絡まりにくいようで、するすると麺から葱がハズれ落ちるような気もします。まぁ、人によっては食べにくいと思うかもしれませんが。麺や他の固形物を食い終わると、出汁の上に葱が多く残るといった状態になりましょうか?。なのでネギ飯もいいが、あえてライスを注文してそこにこの残った味葱を移して味わうのがよろしいかと推察いたします。
またチャーシューは葱のサイズに合わせたような千切りに似たカットで、葱全体に和えてある状態。いわゆる「ネギチャー」と言った方が正解です。バラ肉のようで脂身の甘みが、豚骨醤油の塩気と混じって旨しでした!。
<ワカメ> 出汁に一旦沈め濡らしてから麺に貼り付けるのが旨し!
ワカメの海藻風味が、豚骨醤油にミスマッチなほどに合うね。なのでガッツリと全体を出汁に沈めて濡らしてから味わうのが好きです。それを麺に貼り付けて楽しむのがオレ流。滅多にラーメンにワカメは入れない派ですが、ラーショ系だけは別扱いです。
<味変> 定番の摺り下ろしニンニクと豆板醤!終盤にパンチ力発揮!
まぁこれをしないと落ち着かないので、ルーティーンのように味変化。朝に訪問だったがニンニクポットがほとんど空で、スタフさんを呼ぼうかと思ったんだけど、何とか1回分はあるようだったのでかき集めてレンゲに垂らします。続いて豆板醤を垂らし、レンゲの中で出汁で軽く溶いてから出汁に沈めて撹拌。終盤にパンチ力発揮!
総じまして「面白いラーショ系葱!歯応え香り甘み痛快!葱好きなら一回食っとけ!」
・・・と言う感動の嵐!。この辺りも拉麺店舗の入れ替わりが激しいですが、根付いて欲しいと希望する次第。駅から近いラーショ系ってあまりイメージがないので中央線利用者としてはとても重宝!。もちろんまた来させていただきましょう!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!