ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5071】元祖一条流がんこラーメン たま館分店(東京・立川)塩モモ + 味玉 + アサヒスーパードライ缶 〜受継ぐ伝統と時代に合わせた変化がナイスバランス!塩気の王道なる旨さ求めるならこの一杯!

どこにあるのか・・・家元からもらった黒帯カード

 

 

 まだラーメンヲタク駆け出しだった頃に、東京出張に合わせて本店に並んだっけか?。ラーメンの写真撮っていいですか?と確認するタイミングが慣れてなかったあの頃。家元にオーダー伝えると「上品なのと下品なのがあるんだけどどっち?」と言われて思わず「上品」と伝えるが、他客はみんな下品の方を食ってて、アウェイ感丸出しだったな・・・。
 

 
 食った後、「お兄さん、よかったらこれ持ってってください」と言われて「黒帯」と書かれた名刺サイズのカードを家元から手渡され、妙に嬉しくて転勤先に戻って同僚に自慢げに話してたかなぁー。そんな思い出が走馬灯のように脳裏を駆け巡ります。当時は覆麺のメンバーカードと一緒に大切にしていたのだが・・・、引っ越しを繰り返すとどこかに見失ってしまいました。どこにあるのかあの黒帯カード。時は流れて今、立川のたま館に分店に、今更ながらの訪問です。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 冷たい秋雨の憂鬱を蹴散らす痛快淡麗辛口麦酒!定番の旨さで拉麺を待つ刹那が愛おしい

 
 350円と言う価格から、小瓶だと思ってたらショート缶でした。むしろ缶の方が気分スッキリしますかね。小瓶ってのは、最後にもう少し飲みたいってタイミングに最適なわけで、最初から出されるとちょっと肩透かしを感じます。だから缶の方が潔く感じます。
 

 
 全く自宅でいつも飲む味わいと同じですが、外で飲むから旨いのだ。冷たい秋雨の憂鬱を蹴散らす痛快淡麗辛口麦酒!定番の旨さで拉麺を待つ刹那が愛おしい!。
 

 

 
 
<全体> 今回は正統派清湯で!明るい透明感で煌めく塩出汁!透けて見えるがんこ流の黄色い麺!そして肉迫力!

 

 

 関西転勤時代には、大阪にもがんこ直系の店が難波にもあったのです。がんこの塩っぱさは大阪では賛否両論だった記憶でして、懐かしい時代です。その頃の記憶と比べるとやっぱり洗練された麺顔。透明感がとても気持ち良い感覚で、葱油が漂うのがとても煌びやかでしょうか。
 

 
 
 そうそう!出汁に透けて見える少し黄色い麺が、がんこって感じします。今では清湯系では少しマイノリティーにも感じますが、妙に落ち着きを感じる雰囲気ですねぇー。それが、がんこ系のプレゼンスというやつか?。
 

 

 

 
<出汁> 塩っぱさLEVEL4!牛骨エキスに魚介が染みる?葱油と青唐が染みるキッパリ塩ダレ感覚!シンプルさと奥深さの両立!

 
 がんこファンなら、悪魔的な展開を楽しむものでしょうが、未だがんこビギナーなので、ティピカルな塩出汁をいただきましょう。あゝ、味わうとこれだよと深く感じる・・・・。近年は塩ラーメンがとても進化した気がしますが、塩と言うより白醤油の出汁感が広がる展開が多いかも。そんな中で、今「塩気!」をこれだけ正々堂々と表現してくれるのが、実に痛快じゃないか!。
 

 
 がんこ標準のLEVEL4とさせてもらっても塩気の主張は立派です。塩っぱさが旨さの強さと感じられるギリギリのラインが見事。しかも青唐を乗せてますから、オーバースペックかと思いきや、青唐の刺激は塩っぱさとは別の味旋律。塩と青唐が見事に共鳴しハーモナイズされとります。
 

 
 ベースは、牛骨系の動物出汁?鶏豚が排除とまでは言い切れませんが、葱油がとてもスッキリとコクを表現して軽やかで旨しです。鶏油も選べますが、スッキリ系で楽しみたいならやっぱり葱油がオススメかと!。
 

 
 
 
<麺> スリムなイエロー発色のストレート麺!クシクシ歯応えに出汁の滲みを感じる旨さ!麺量多めで満足感高し!

 
 数少ないがんこの経験値ですが、黄色い麺だけは妙に記憶しています。卵麺と言うより練り水の個性で表現されたような色合い。密度感少ないが、ほのかに引き締まる歯応えがあり、スパスパとした歯切りが小気味よく、奥歯で潰すと出汁と麺の旨みが一体化する旨さが痛快!。炭水化物と出汁が混じる甘味じゃなく、「塩気=旨み」と感じさせるような感覚でしょうか・・・。
 

 
 表層はツルツルしていますから、すすり上げがとてもライト!そして何よりもデフォで麺量が程よく多め!。食べ応えが確実です。実に満足感が高い。
 

 
 
 
<チャーシュー> 今回は豚モモ!大判肉厚な一枚肉が大胆に投入!出汁の塩気を存分に吸い込み旨さ炸裂!

 
 「塩モモ」というボタンを押したので、モモでしょう。いやね・・・ロースと言われると迷うような駄舌な私でして、とても大判な一枚肉が痛快!。肉自体は少し淡白で上品な味わいなのですが、力強めな塩出汁を吸い込むと、赤身がとても生き生きとした旨さに感じます。青唐とネギが少し絡むのがまた味変化として旨し!
 

 
 肉増しすべきだったとプチ後悔するほど旨し!。当然ながらいつものごとく麺を巻き付けながらもしながら食い散らかしましたわ!。
 

 
 
 
<穂先メンマ> 立川店オリジナル?今風なサッパリ上品仕上げ!麺に絡めて最適なコラボレーション!

 
 過去のがんこ系で全く記憶に無かったのがこれ。しかも穂先メンマってあったっけか??。これは立川分店オンリーの展開なのか?。とても薄味だったのも印象的で、それが塩出汁の力強さにマッチした旨さでした。
 

 
 
 
<味玉> 醤油出汁が滲む深みは白身のみ!卵黄はシンプルな卵本来の味わいで塩出汁が絡むとベストな計算!


 
 見た目は味が濃ゆい感じがしますが、全くもって裏腹な味展開。深く醤油ダレが浸透してるように見えて、白身の外側一周二周した部分のみ浸透してます。なので白身だけでもビールに合いそうな味わいですが、卵黄にはほとんど出汁が浸透してない感覚。ナチュラルなとろみある卵黄の味わいで、まさに本来の味わいってな感覚。
 

 
 とても味玉らしくない卵黄は、実は計算高いと思えるわけで、塩気パワフルな出汁と混じるとちょうど良い塩梅になる計算高さが伺えるようです。素晴らし。
 

 
 
 
総じまして「受継ぐ伝統と時代に合わせた変化がナイスバランス!塩気の王道なる旨さ求めるならこの一杯!」

 

 
 ・・・と言う感動の嵐!。がんこ直系と言えど分店毎に個性があるのか、これはこれで痛快に感じさせるところが好印象。正直言ってもっと人気があっても良いはず!。逆にサクッといいのが食える穴場と言えましょう。たまにはパンチ感じる塩系っていかがですか?せっかく立川来たなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族に感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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