ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4983】貝出汁 中華そば 竹祥(東京・吉祥寺)特製カツオ出汁の山かけ冷やし麺 + 貝めし小 〜夏が楽しく思える滋養!旨さで疲れとストレス癒すスタミナ山かけ冷やし!

※8月実食、夏の思い出冷やし麺・・・
恒例期待の冷やし麺 in 吉祥寺!


 
 とある平日のランチタイム。午前中は出社して午後から在宅ワークの切り替えに、高田馬場の新店を狙ったのだが、またまた開店日がヅレたのか・・・これで2回目のフラれです。おいおいおい・・・・どどっと疲れが押し寄せる・・・そして暑さも堪らん。さっさと諦めて地下鉄東西線で帰宅ですよ(号泣)。
 

 
 しかし、地下鉄に揺られても一向にモヤモヤ感が収まらない。何か痛快に今日はこれ食った!という達成感が欲しいー。色々と考えたのだが、東西線が中野で中央・総武線に直結し駅がどんどん通過するばかり。ふと「吉祥寺でいい冷やし系やってますよ!」と麺友さんのアドバイスが頭に浮かび、神のお告げかと思ってやってきたのが「竹祥」さんです。狙い通りに、期間限定の冷やしの告知が貼ってある!。説明の蘊蓄を読む出すと、もうハマってしまいました!。今回はこれを食らう定めだったようですー。特に真夏日だったのもあったしねー。
 

 
 
 
<全体> 鰹出汁!見た目で分かる旨さの展開!そしてとろろと卵黄!まさに滋味と滋養を感じる冷やし系!


 
 おおお!とろろと冷かけ!そして卵黄とくればそれだけで頬が緩む!しかも奥久慈卵黄がのると言う贅沢さ!。少しヅラして端にとろろと卵黄は寄せてある!。
 

 
 そして全粒打ち込みがありありと伺えて、食らう前から風流極まる。そして肉をはじめトッピング具材が質感高いこのお店らしく、低温調理肉とメンマが瑞々しくも旨そうじゃないか!。 
 


 
 
<出汁> 冷えもしっかり!王道の魚介と醤油の合わさる甘味!鰹の旨さで和風極まる!


 
 屋号から貝出汁オンリーと思いきや、出汁は枕崎産鰹節メインとのことです。確かに夏場の冷やし系では、ご家庭では鰹出汁がメイン。されど、やっぱり魚介系の旨味が濃ゆいのにサラサラしてる質感はさすがプロですよ!。少し緩い冷え方がまた味わいを生き生きと伝えるようでナイス!。
 

 

 
 
<麺> 全粒風味は冷えても逞しき!鰹出汁と品やかに絡む素地の甘味!加水高めで引き締まるストレート細麺!


 
 全粒打ち込みで、冷やされると特に風味が強くなるのはイメージ通りです。その一方で、冷えると伝わりにくい甘味がナイス!。素地の甘味を感じるのは、出汁の絡みもあってのことか?はたまた、あまりキンキンに冷やし過ぎないためなのか?。ともかくうまい麺だ。それを今回は存分に味わうわけだが・・・・お店がオススメする流れに則って素直に楽しみました。やっぱり出汁に絡んでダイレクトに伝わる鰹出汁がいい感じ。出汁って塩気の中に旨味がある展開が多い気がするが、甘味に溶けてる?って気すらさせる展開です。
 


 
 特にとろろを少しづつ絡めて食らうのが旨いのだ!。擦りおろした粒なんかも微妙に粘りの中に溶けていて、揃った麺線の隙間に入り込んで行きます。ニュルニュルと少し重いスベリを体感しながら噛み締めて味わう!。嗚呼、初めはとろろの仄かな甘味と素朴な香りを伝えるが・・・鰹出汁に出会うと一気に甘味が増すのね!。麺ととろろが絡み合いながら、それぞれ違った甘味を絡め合う!卵黄を崩して絡めますと、卵黄の旨さで染まってしまう!。更に麺と絡んでもまたうまいのは説明不要かしら・・・。へへへ、こうなると〆め用に注文した貝めしでの合わせ技が、楽しみでならんわ!。
 


 

 
 
<チャーシュー> しっとり歯応え豚肩ロース!化粧パフの如き上質上品な柔らかい鶏胸肉!低温調理の鶏豚2種チャーシュー!


 
 定番の鶏豚2種肉。低温調理でゆっくりと熱入れした感覚が十分に伝わり、レア感は抑えめで低温で煮たってな風合いが感じられます。豚は肩ロース肉で非常に大判!。実に一枚でも食べ応えと充実感あり。細かく赤身に脂身が差しており、薄味仕立てす。肉本来の旨味ってのがしっかりと感じられ、妙に鰹出汁の甘味とも合うじゃないか!。絶対にビールと合う!早く店で飲める日々が来ないかと待ち遠しい限りです。
 

 
 鶏はコンフィに似た胸肉。とても美しい仕上がりで、きめ細かく味わうとシルキーに肉繊維が解ける感覚です。いつもこんな上品な肉は・・・まるで甘噛みするように力を入れるんですが、やっぱり化粧パフのような優しい弾力感がこの上ない!これも鰹出汁の旨味にフィットするが、添えられた薬味を使って肉味変で楽しみました!。
 
 


 

 
  
<具材> 素材感の旨味しっかり伝える極太材木メンマと青菜!鰹出汁と実にマッチ!


 
 この店もメンマが旨いね。太くて大きい。特徴的なのは色合いが薄いところです。素材の風合いがダイレクトに感じるタイプで、醤油系に染まったのも旨いが、この手のもいいよね!。コリッとした明確な歯応えに痛快さを覚えます。素材の風味があり、微かに後味に酸味を感じるのが秀逸!。また同様に、青菜も別の清涼感を楽しませてくれます。鰹出汁は、貝出汁とは違った自然な旨さを伝えくれるのか・・・。こりゃナイスな箸休めですな!。
 

 
 
 
<浅利つくね> 名物アイテム!貝のワタすら感じるブツ切り旨味!出汁を吸い込みジューシー貝旨味!

 
 これが楽しみ!浅利の身を粗めにぶつ切りにして丸めたんでしょうが、つなぎは無しなのか・・・浅利全てを味わえるようで、これは冷酒にも合いそうです。以前は少し汁気が少なく思った記憶あって、一旦スープに沈めてから食らいましたが、いやはやこれが貝と牡蠣のエキスが芳醇で濃厚となり、想像以上に味わい深し!。まさに貝がジューシーに味わえると言う展開です。
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 濃厚で全体がねっとり芳醇な卵黄!薄出汁の深い浸透!ふわふわ感キープの白身!


 
 卵黄の濃厚な旨味がとろろに合うね!。全体的には、以前よりもちょいハードボイルな仕上げでした。白身はプルプルとした感じで、卵黄はハードっぽいジュレ状態。ねっとりと舌全体に絡みつく風合いです。これも鰹出汁に浸すと甘味が増してナイス!。
 

 
 少し甘めな出汁がしっとりと浸透している感じで、円やかさが広がる上に、甘味を少し感じる感覚でしょうか。鰹出汁とも浸るだけに玉子本来の味わいも、ダイレクトに伝わるようです。貝めし飯と一緒に食らっても旨そうですね。やっぱり今回も、このままシンプルにホールで丸ごと堪能!。旨し!やっぱり味玉はハズレなし!。
 

 
 
 
<〆飯> 貝めし!まさに浅利の旨さが詰まってる!残ったスープをかけて食らうと激しく旨し!

 
 さて〆の貝めし!。貝出汁の炊き込みご飯には違いないのですが、フツーに思うしっとりした感覚よりは多少パラっとした感触。そして薄味仕立てで、米と浅利の旨味を素直に噛み締めて味わうタイプです。
 

 
 最初は、透明なレンゲで2さじ程度で十分・・・!?。パラっとしたご飯粒が、やがて軽くしっとりし・・・そこを箸やレンゲで少し混ぜ合わせながら食らうと、まさに浅利の滋味ワールドの展開!。って感じてたんだが、勢い余って、残りのカツオ山芋出汁を一気に茶碗に投入してしまいます。
 

 
 浅利身の全てを感じるような炊き込みご飯に、出汁の旨味が重なり合い、炊き込みご飯のようでもあり、貝出汁茶漬けのようでもあり、これが実に旨い!。激しくオススメ!。どのメニューでも貝めしに出汁がけして〆を楽しむべし!。
 

 
 
 
総じまして「夏が楽しく思える滋養!旨さで疲れとストレス癒すスタミナ山かけ冷やし!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。以前食ったよりも仕上がってるじゃないか!。しっかり吉祥寺に根付いた感じもする安定感!。当然デフォルトの貝出汁も旨いし、季節によって繰り出される限定麺が楽しみに思えてくる!。長くフォローしたいお店です。吉祥寺で途中下車して食らうのも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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