このご時世だから・・・ラーメン食って京都帰省気分!
- <酒> アサヒスーパードライ:帰省したつもりで京都の夏を思い出しながら・・・冷たい泡を味わう
- <全体> 大人になったら出来ること・・・チャーシュ三昧!トッピング三昧!例え厚化粧と呼ばれても昔の夢を叶えるのだ!
- <スープ> 本店とはちょっぴり違うジャンキー感覚!カエシは響くがどことなくマイルド!?豚エキスの出汁感がゆったり??
- <麺> 近藤製麺:我が青春の味わい!ひとしきり風味を堪能した後は・・・豚肉と巻き込んだりネギと絡めたり楽しむ!
- <薬味> コロナ梅雨の影響が響くねぇ〜・・・九条ネギの価格アップは痛いが京都ラーメンには外せないアイテム!
- <チャーシュー> 部位様々!?微妙に肉厚を感じるペラペラ肉??ネギも麺も肉も重ねてミルフィーユ食いして遊ぶ〜
- <シロミ> いわゆるバラ肉の一番外側の脂身!タレの旨味と脂身の甘さがとろける旨さ!チャーシューにも絡めてみよう!
- 総じまして「そうだ京都、行こう!さらっと楽しめるジャンキーさ!東京で味わえる直系ソウルフード!」
でも少し悶々とするものがありまして、何とか京都らしい雰囲気を味わってみたいと・・・やって来たのが「第一旭 新宿店」。せめてラーメン食って帰省気分も噛み締めたかったのです。連休中とあって混雑するかと思いきや外待ち少々。嬉しいことに伸縮できるテント屋根があり、猛暑の陽射しも避けられました。
今年はコロナ一色ですが、実は長雨と豪雨で散々な梅雨だったんですよねー。その影響でなんと、日照不足で収穫に影響。九条ネギが高騰!。京都人としてラーメンでネギ追加は、基本的には当たり前のサービス感覚なのですが、ここは東京だし、無い物ねだりもみっともないか。80円を気持ちよく払おうじゃないか。
<酒> アサヒスーパードライ:帰省したつもりで京都の夏を思い出しながら・・・冷たい泡を味わう
京都の夏も暑いです。新幹線で帰る時、京都駅ホームに止まってドアが開いたら、暑さの壁がドンと押し寄せるような感覚。毎回これでもって帰省して来たって思う。そしたら実家にまず帰って、とっととビールを開けるのが流れ。お袋自家製の冷えたポテサラがつまみ。そんな妄想を重ねながら、新宿の片隅であおるアサヒスーパードライ生中ジョッキ!旨し。
<全体> 大人になったら出来ること・・・チャーシュ三昧!トッピング三昧!例え厚化粧と呼ばれても昔の夢を叶えるのだ!
昔の京都は、多分フランチャイズ形式だと思うんですが、第一旭が街中で多くみられた記憶です。それが世代交代できなかったりして、徐々に数を減らして寂しい思いをしたもんです。しかしラーメンブームの影響もあってか、本家はこうやって東京に進出してくれてるだけでもありがたい。昔は絶対に食えなかったチャーシュー麺を、大人の今なら躊躇なく注文できる。なんだったら更に肉を追加だぜ!そんなオヤジがはしゃぎ過ぎる一念が込められた麺顔は、この通りでございました。
おおお!ジャンキーさを感じさせながらもそれはエバーグリーン!青ネギの山が実にそそるじゃないですか!私はネギ大好き「ネギ星人」ですから、ネギ山を見ているだけでも心落ち着く・・・まるでネギで沐浴をしているような気分・・・ネギ浴です。もうドーパミンが脳内で出まくりで幸福感が湧き起こってる状態ですよ!。ところがそのネギ直下には豚肉スライスが、花ビラ満開のように広がっており、一気に気分は肉欲状態。これでアドレナリンが一気に上昇!食らう気満々となり、前のめり気分となってしまいます。 だから、大人になったら出来ること・・・チャーシュ三昧!トッピング三昧!例え厚化粧と呼ばれても、この興奮に満たされた感覚はやめられない!
<スープ> 本店とはちょっぴり違うジャンキー感覚!カエシは響くがどことなくマイルド!?豚エキスの出汁感がゆったり??
天下一品と違い、第一旭は各店舗で微妙に違いがあるのが面白い。往々にしてよくあるのは単に塩気のレベルに過ぎないが、そんなのも仲間と分かち合うのもまた楽しい。ここ新宿店だって、当初は塩気が効いててパンチが少しあるなと感じた覚えですが、徐々に落ち着きを取り戻したかのように、マイルドに感じて行きます。
ネギを増すとその汁でマイルドに感じるのかも知れませんが、今回は豚エキスの円やかさを感じますかねぇー。脂の甘味をほのかに感じるほどに滑らか。なのにあっさり感があります。会社の同僚や東京の友人と会話した時に、よくコッテリしたラーメンですよねと言われるんだけど・・・、ますたに系の背脂と混同しておられるのかと。第一旭は、割と醤油が効いてる上に、豚エキスが豊潤でゆったりなだけで、背脂が浮きまくるとか乳化を感じるタイプではありません。
とは言え・・・どこかジャンキーな味わいと感じる!?。塩気がどこか庶民的であり、それが微妙に中毒性を思わせるのでしょう。また子供の頃からガツンと沁みこまされてきた味だから、DNAに響くのか。いい意味で塩気の後に調味料の輪郭が残り、それが塩分と結びつくのです。そして少し塩っぽくなった口の中を、和ませてくれるのが九条ネギです。だからネギ増しは個人的には必須と思ってます。
<麺> 近藤製麺:我が青春の味わい!ひとしきり風味を堪能した後は・・・豚肉と巻き込んだりネギと絡めたり楽しむ!
「第一旭」も「新福菜館」も同じ製麺所から仕入れてて、それが「近藤製麺」。その近藤製麺がラーメン店舗展開してるのが「ラーメン藤」。同じ京都スタイルのラーメンだけど、それぞれ違いは如実。なんだかんだ言って、高校時代に通ったのが「ラーメン藤」。暗黒の浪人時代に通ったのが「天下一品」。「第一旭」自体はもっと憧憬の味わいなんです。
歯応えだけで判別できなくとも、ほのかな風味と、歯切れた断面で微妙に芯が感じ取れる・・・それがカタメ のイメージ。箸で持ち上げるたびに、ネギが麺のどこかに塊って集まるのを解しながら啜り上げます。ネギが大量だから、ズボボボボーーーーと一気にはすすり切れず、短くスボっと啜りクチに入れます。噛み締めると、奥歯でクチクチと潰れながらも、出汁と一体化した麺の旨さが広がる!。前半は風味、後半は甘味で味わう感覚でしょうか。
麺が汁を吸い切ったあたりから、豚肉とネギを活用します。肉で麺を巻いたり、逆に麺で肉を絡めたりして合わせて食らう。わざとネギを多めに引っ掛けながら麺をズボッと食らうなど。こんな事しても、最後は麺が先になくなってネギが浮くばかりですが・・・・。
<薬味> コロナ梅雨の影響が響くねぇ〜・・・九条ネギの価格アップは痛いが京都ラーメンには外せないアイテム!
ネギに限らず野菜は高騰!嫁さんぼやいてますが、オレに言われてもなぁ・・・といつもプチ喧嘩になる(爆)。だから30円くらい値上がりしても道理はわかりますよ。東京じゃ「ねぎ 100円」ってボタンはそこらじゅうのラーメン店にあるしね。
ところで「青葱=九条ねぎ」って感覚になりませんか?。出荷量が多いから、葉ネギだと「=(イコール)」に近い感覚になりましょう。九条ネギが旨いのは中心部にある粘り。それが比較的多い品種であり甘味が多いとされる。そして葉ネギ中では栽培期間が長い。だから生産者にも食べる側にも重宝で、これだけ日本中に広まってるらしです。嘘かほんとか・・・とある串揚げ屋から聞いた話。一度、本当に京都の九条に行ってみるといい。単なる九条通りと言う道があって、どこにネギ畑がどこにあるのかと思うから(笑)。
<チャーシュー> 部位様々!?微妙に肉厚を感じるペラペラ肉??ネギも麺も肉も重ねてミルフィーユ食いして遊ぶ〜
チャーシュー増しだなんて、大人になってからの所業です。昔やりたくても出来なかったから、その反動なんでしょうか。ペラペラな肉ですが、京都ではそれがスタンダードでして、他人からペラいと言われると我が事のように腹が立ったもんでした(大学のころクチ喧嘩)。肉は重ねてくうものなんだよなー。肉と肉が基本だが、肉と麺でもいいし、肉とネギでも面白い。肉ともやしが意外にオススメ。少し塩分濃いめのスープに染まった肉は、何と合わせても旨いはず。
<シロミ> いわゆるバラ肉の一番外側の脂身!タレの旨味と脂身の甘さがとろける旨さ!チャーシューにも絡めてみよう!
いやぁ〜・・・これは知らなかったな。京都の第一旭にもあったのか?。だったらオレはモグリと言われても致し方なし!。先に誤っておきましょう m(_ _)m 。白い豚肉って何だ!。脂の差しが多めの肩ロースなのか!?はたまた豚トロなのか!?とワクワクしてたら、実際は豚バラ肉の外側の脂身でした(笑)。
「外側」と言うのがミソ。タレがよく浸透してる部分で、更に甘味が一番に強い部分。味付けと旨味が一番と濃ゆい部分で、これを溶かしながら食らうといいわけです。スープに溶かすのも限界があるので、麺に絡めるとか肉と合わせるとかして食らうとよろしいでしょう。私は、チャーシューにこれと九条ネギを抱き合わせて、食らうのが好みだったかと!。
総じまして「そうだ京都、行こう!さらっと楽しめるジャンキーさ!東京で味わえる直系ソウルフード!」
・・・と言う感動!。いや〜帰省もできず悶々とした気分を発散させてくれましたし、今回は新しい具材旨味も堪能させてもらった!なので非常に満足感が高い一杯でございました。この時期だからこそ、県境超えずに食える本格ローカル食ってのがもっと注目集めていいかも!。京都の本格ソウルフードを今こそ在京のラーメンファンに激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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