謎めく良店舗！信じられない低価格！
吾ガ輩ハネコ （東京・南阿佐ヶ谷） あごだし中華そば ＋ アサヒスーパードライ生 〜ラーメン食べて詠います
- ＜酒＞ アサヒスーパードライ：大きめグラスで300円ならかなりお得！
- ＜全体＞ 画像では伝わりにくいスープの迫力感！
- ＜スープ＞ ひょっとしてダブルスープ？？動物感とあごだし感がじっとり伝わる！
- ＜麺＞ 山口や製麺所：丸みを感じて口当たり良いストレート細麺！微かに全粒の打ち込みあり侮れない旨さ！
- ＜チャーシュー＞ 懐かしさ覚える煮豚のバラ肉スライス！今を伝える低温調理鶏胸肉！
- ＜メンマ＞ 単品で十分にビールのアテになるしっかりメンマ！
- 総じまして「どこかく面白くて侮れない旨さ！思わず応援！チャレンジングな良店！」
しかしそれで食っていけたり、経営が成り立つのかと心配にもなる。だれど、実はご店主は別に仕事をお持ちのようで、それとの兼ね合いでこんなスタイルであるとかなんとか・・・。謎が深まるばかり。ひょっとして真のラーメン好きが、自分でやってみようと試行錯誤を始めたと言う流れだろうか？？。今回、ようやくとある週末の閉店間際に滑り込んでみました！。滑り込んだ・・・と言うのは、ほぼ満席だったから。午後２時に迫ろうと言うのに。その後も続々と客が入れ替わり、結構繁盛しているかもしれませんね。この店箱は入れ替わり結構あるので、今度は是非とも定着していただきたい次第。
＜酒＞ アサヒスーパードライ：大きめグラスで300円ならかなりお得！
前金制です。メニュー表を見るとおお！ビールがあるじゃないか。それも300円。まずそれを頼むと、小瓶と生とあるからどちらか選択せよとのこと。この日はなんだか生な気分！生をいただきました！。
居酒屋のグラスサイズだね。アサヒスーパードライでありました。今更解説することなしの国民的ビール。非常にテキパキとされた対応で、告げて１分も立たないうちに配膳だから、そう言うのも嬉しいね。この日すでに、別のラーメン店で飲んでまして、ちびちびとやりながらメインを待ちます。
＜全体＞ 画像では伝わりにくいスープの迫力感！
流石に、ワンコインの中華そばだけでは、なんだか申し訳ない気分。それに、先人レビュアーさんたちの情報では、ワンランクアップのあごだしが、結構良い感じなので・・・今回はそれにさせてもらいましょう！。ここでは最上位メニュー「あごだし中華そば 650円」。それはこんな麺顔で配膳されました！。
おおお！噂通りのシンプルかつ素朴な麺顔！汁と麺と少しばかり肉があればそれでいい。価格的にはリーズナブル。・・・しかしスープエキスの迫力はしっかりと伝わるではないか！。表層には魚介の風合いが漂っているし、丼のサイズ感だってそれなり。シンプルなのとケチくさいのは全く逆で、見た瞬間からこれは当たり！と思わせる質感はありあり！。
＜スープ＞ ひょっとしてダブルスープ？？動物感とあごだし感がじっとり伝わる！
配膳を受けた瞬間から魚介の香りがふわっと漂う。また一口啜った瞬間から「あごだし」感覚がしっかりと伝わってくるのです！。どうも無意識に、少しばかり侮ってたのを見透かされたような恥ずかしさを覚えたオレ。そんな気付かせる旨さですよ。醤油ブラウンというより、甘味ある魚介の出汁色というイメージ。そして意外とオイリーなので魚介系と動物系のバランスが取れているようです。
食い進めていくうちに舌が慣れてくるが、それでも魚介の甘味が軽やかに続きます。さすがあごだし！。そして腹持ちの良さげな動物感もなかなかいいじゃないかとも思えてくる。豚骨の煮出しがしっかりしているという感覚。されど「またおま系」なる豚骨魚介の重さも感じず。これは全くの妄想なんだが、豚骨スープをあご出汁で割ったばかりなのかと感じてしまう・・・。香味油はラード系なのか？そして醤油にはカエシのエッジ感より、緩い円やかな風合いを感じてしまう。
＜麺＞ 山口や製麺所：丸みを感じて口当たり良いストレート細麺！微かに全粒の打ち込みあり侮れない旨さ！
スープに値頃感あり。そして麺も値頃感ある旨さ。低価格だとどちらか、もしくは両方チープ感があるものだが、それがどちらにも無かった。一般的でスペシャリティさは無いけれど、しっかりとした麺で旨かった。標準的なストレート細麺で、加水は中程度。どこでも見かけるものではあるが、よく見ると全粒が微妙なほどに打ち込まれておるじゃないか。そして密度感もあって、柔らかめな茹で上げであっても、麺の旨さを感じさせてくれる。
汁の吸い込みもあって少し膨れた感じが丸麺のように口当たりもいい！。ズボボボボボっと力強くすすり上げるにはもってこいで、中盤以降は食うスピードがアップ。味わいある玉子麺という感覚で、海苔を巻いて食ってみたり、またメンマをのせて食ってみたりと、楽しく味合わせていただきました！。
＜チャーシュー＞ 懐かしさ覚える煮豚のバラ肉スライス！今を伝える低温調理鶏胸肉！
ここでちょっとほっこりするのがチャーシュー。ちょうど一枚ベーコンを半分カットしたような、煮豚バラ肉が備わる。スープ製造にも貢献したような脂の抜けもあり、スープに浮けばちょうど良い旨さ。味が抜けたようでも脂身の旨さは尽きることなく・・・魚介の甘味と合わせて美味しくいただきました。
そしてちゃんと鶏豚の２種肉の構成。この低価格設定でなんと鶏胸肉の低温調理を一切れ提供してくれます。これはもう肉の味というより、スープの旨味を吸わせた楽しみ方ですよね。ゆっくりと沈めてから食わせていただきました。十分満足。
＜メンマ＞ 単品で十分にビールのアテになるしっかりメンマ！
特筆すべきところはないんだが、ちゃんとビールと合わせて食うと旨い質感。標準的なサイズだが量はケチってない。クニャッとしてからサクリとちぎれる、クニャサクメンマ。なぜかオプションの追加や増しの設定がなかった・・・。
総じまして「どこかく面白くて侮れない旨さ！思わず応援！チャレンジングな良店！」
・・・という感想。低価格と言うと、どうもデグレードしたような先入観ある。だけどこれはゼロクリアにしてから、シンプルに良いものを積み上げた結果ではないだろうか？。そんなイメージ。写真や画像で見たり、また人の見方によっては様々で一概には言えんが、これは実に良い一杯。次回はシンプル極めたワンコインの中華そばを、真っ白な気持ちで味わいたいと思う次第です。安くても良いラーメン！激しくオススメ！。そんな今後の発展を応援しつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
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