ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3904】 らぁめん山と樹 (東京・高円寺) トリュフ香る鴨チャーシュー麺 + キリン一番搾り生中瓶 〜ベストバランス!ハイコスパ!!こんだけ鴨満足だけでない崇高質感の鴨そば万歳!

秋深まれば・・・やはり鴨だ!お気に入りの店で鴨限定を狙ってみたよ!
 

 

 

 流石に秋だよねーーー。ってな感じで身体がブルっとするお昼の時間帯。高円寺から少しばかり歩くこの店「らぁめん山と樹」さんへとやってまいりました。自分としては珍しく限定狙い。いやねぇ・・・つい先日、病でぶっ倒れておりまして、布団の中で暇持て余してTwitterを眺めまくってたんですが、そこで発見したのがこの店の限定「トリュフ香る鴨チャーシュー麺」と言うメニュー。その見た目の美しさと、鴨に対する愛情から治ったらこれ食いに出かけたいもんだと思ってた次第。ちょっと時間が経ってるから無理かもなーって不安抱えて狙ってみたよ!。

 

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 しかしだね・・・実際に店前には「期間限定 サンマだし中華そば」と表記があって、嗚呼・・・気持ちの中では膝落ち級のショックです。しかしここまで来たんだから、素直にそれ食べましょって気を取り直して店内に入ります。ところがだ、なんと券売機に「トリュフ香る鴨チャーシュー麺」のボタンがあるじゃないか!。おいおい待て待て・・・狼狽えるな・・・どうせ金入れても光らんぞ!!。そう思って、どうせビールも飲むからと千円札を2枚入れるとなんとそのボタンが光りだした!おおおーーーこれぞ神のご加護!。食えるぞーーーって興奮が実は収まらんかったっす。
 

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<酒> キリン一番搾り生:家族と飲むときはこんな銘柄が落ち着くものだよねー
 
 病の治りかけには、実は少しづつ飲み始めてたオレですが(爆)、たった数日の禁酒を取りもどすかのように、今回もビールです。だって休みだもん。
 

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 こちらはキリン一番搾り。嫁さんとも来た店でヤツと一緒にラーメン活動した最後もここだった。やはりスーパードライとか一番搾りとか、ポピュラー銘柄は家族と飲むのが一番美味いのかもしれませんな。帰り道にちょっとお土産気分で、ビールを買って帰りましょうー。
 
 
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<全体> まさしく鴨葱!山から押し出される氷河の如く迫力の鴨チャーシュー!そしてネギの焦げ目も圧巻!
 
 それにしても、この店の厨房は贅沢だね。一人オペでこの広さ。しかもオープンキッチンだから「城」って感じ。製麺機も茹で釜も大型コンロも寸胴も・・・全て視野を遮るもんがない。ラーメン作る実験場でもあり、本番ステージでもありで・・・実は相当面白い。だから無意識にここに来たくなるのかもしれません。そんなことを考えてたら、店主と目が合ってビクリ!としたら、単に配膳のタイミングだった。それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!鴨を期待で注文したものの、こんなに鴨ざんまいだとは想像を超えていた!。また左上にある葱が泣かせすぎる・・・焦げ目がやばいって。鴨葱と言えばテッパンの相性で、ものの例えにも多用されるほど。野趣あふれる鴨の旨味には、口休めとか相棒としてはこれ以上ないコンビネーションですよ。ちょっとした特製ラーメンの迫力を凌駕する、質実なる迫力!。消費税が上がった今、これで 1,100円 ならお安く感じてしまうかも。実際は味玉追加で+100円。それを含めてもまだお安いかと。
 

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<スープ> 清らかな透明感ある鶏出汁にトリュフオイルの混じる香味感!意外に和風にも感じる極上ふくよかさ!
 
 この一杯は、醤油と塩を選ぶシステム。いつの頃からか、醤油と塩を選べるとなれば、大抵の場合は「塩」になってしまいました。そう言えば近年、焼鳥屋に行っても当然全て「塩」ばかり。オヤジになれば、みんな塩派に転向するんでしょうよ。とは言いつつ、ここの塩系スープは旨いの知ってるから余計にそうさせるんだがねー。
 

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 さてこのスープ、鴨油かどうかは別にして・・・いつも食べている塩らぁめんよりは、色気を感じる味わいでした。鶏ガラの煮出し感は相変わらずナイスなのですが、香味油がかなり味わい全体を明るくしている。それもそのはず、トリュフを香らせてますがそのベースとなってるオイルが、なかなか華やかな印象を振りまきます。鶏油のようなバターめいた濃密さはない。ぐぐっと透明感ありつつ、動物系のコクを表すか!?。
 

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 そして何よりトリュフの香りが実に合ってます。微妙に黒い粒子が漂うが、それがそうなんだろうと妄想しながら味わいまます。トリュフの香りは微妙なんだが正直言って、不思議と和風にも合うね。その相性の良さから、ちょっと系統の変わった節系に転じたのでは?と妄想してしまうほどベストマッチ。また香味野菜等も染みてるとしたら、そんなのとも結びついていたかもしれません。個人的には、トリュフをそんなに意識しませんでしたが、いつもの違うニュアンス変化は明白で着実なる美味さ!。まだこの一杯を提供してくれててゲットできた機会には感謝です。
 

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<麺> 気持ち良いストレート感!軽いパツパツ感!そこから香る強い風味感!手揉み麺スペシャリストはパツ麺も得意!
 
 こちらは麺が美味い店。そしてレギュラーの平打ち縮れ太麺(通称:ピロピロ麺)が看板。時々限定メニューでストレート麺に変化させてるのは知ってたけど、今回それにぶち当たりました。これが、期待していなかったわけではないが、予想を相当超えて美味かった!。
 

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 レギュラー(平打ち縮れ太麺)とは、真逆なコンセプト。とてもキッパリとしたストレート細麺のフォルムに加え、風合いがまるで違う。レギュラーはグルテンの糖化を誘う風味や滑らかさが旨かったわけだが、こちらは粉そのものの風合いを楽しませるかのような演出。全粒のかけらがキッパリと打ち込まれているのがわかる上に、全体的に地肌が灰褐色めいた雰囲気も感じさせます。地肌は漆喰にようにきめ細やかなだが、微細なザラつきが合ったかもしれない。ともあれ滑りに守られてツルツルシコシコと、のどごし明瞭にして風味は鼻腔にも広がります。
 

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 そして歯応えが全く別の快感なのです。密度感はやや低めに抑えてあると思いますが、全体的には淡いパツパツ感。前歯で千切るたびに風味を感じるイメージだし、奥歯でしっかりとした咀嚼があってこそ、フレッシュさも感じられるというもの。迸る唾液で糖化が始まりますが、清涼感ある風味にスープの芳醇な鶏旨味が、ミッチリと合体して美味いです。
 
 

 

 
 
<鴨肉> 独特の野趣風味にほのかなトリュフオイルの混じり合い!大人の落ち着き感じる崇高な肉食感!
 
 思わず数えてしまうよね・・・大小合わせて6枚。盛り付けが美しい!。鴨肉の断面をこれでもかとアピールしまくりで、見ようによってはエロい演出。そして纏まりの美しさは幾何学を連想させます。肉の淡いピンクに対して外周の焼きめの香ばしさが見事。このギャップ感がいいね。そしてその隙間にあるのが皮下脂肪であり、自分自身のは憎悪の対象に他なりませんが、食いもん・・・なら話は別。特にこんな鴨肉の皮下脂肪って言うなら、それは天使の微笑みのように素直に受け止めます。
 

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 ああ・・・これだけあるんなら存分に食うぜ。でかいのを丸々っとマルめて、口の中へ運ぶよ。咀嚼が無意識でスローモーションになってるのが分かる(爆)。しっかり最後まで噛み締めると、鶏でもない・豚や牛でもない・・・独特の野趣を感じる肉味が、噛めば噛むほど味わえるのだ。ビールを欲するところだが、この旨味を流すのが勿体無いと思えるほど。
 

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 また妙に上品なところも今回のツボにはまったわけで、それはスープに浸った部分にトリュフの風味がプラスされたところ。これがさらにツボにハマって・・・抜けられなくなってしまう。牛丼屋で「頭」って言う注文することよく見かけるが、これもそんなこと出来るならして欲しいが・・・無理だよね。ともあれ、鴨中華そば専門店にも行ったことある自分としては、負けてないよと店主に伝えたかった次第です。
 
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<ネギ> 周囲均一の焦げの香ばしさ!中心部の汁溢れ出るエキス感!鴨肉と食って単独で食っても最高!
 
 形式美。これを感じる和の心。鴨の後にこの葱を見て・・・腑に落ちるってやつでしょう!。3本の白ネギが満遍なく焼き目を入れられて、そして中まで熱がしっかり通って甘みを増しております。いわゆる「鴨葱」。私個人的な妄想の中では、それは「ベジータ」と「フリーザ」が合体したような美味さのパワーのイメージです。クゥーーーーーーーーーッ!。
 

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 3本ありますぜ(へへへ・・・)。鴨肉は6枚。鴨肉と合わせてくらう3枚。鴨肉のみ味わう3枚。そんな割り振りで堪能・・・。結構トッピングを味わうだけで時間を掛けてしまいました。それでも麺は伸びた残念感は一切なかったんだが、振り返るとやはりいい麺だね!。麺卸しだけでも売上伸びるかもよ。
 

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<味玉にハズレなし> 超トロトロの卵黄!出汁の浸透も深くまるでソースのように濃密味わい!
 
 ちょっと保険を掛けたように味玉を追加した格好だが、それだけこちらの味玉には信頼を寄せております。特徴としては、緩めの卵黄。特に今回はトロトロさが秀でており、卵黄だけで何かのソースになりそうな旨味。全体的には塩味玉に近いが、それは醤油感が低いことの裏返しかと。
 

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 それを反映したように、卵黄と白身ともシンプルに玉子味を感じることができます。また卵黄はフレッシュに見えますが、マチュアな雰囲気もありますので、結構濃密。つけ麺に投入されても、個性で埋没することはありますまい。嗚呼・・・やっぱり味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「ベストバランス!ハイコスパ!!こんだけ鴨満足だけでない崇高質感の鴨そば万歳!」
 
 ・・・と言う感動。これは名作と思いますよ!。もはや毎年短期間恒例になってる雰囲気もありなむですが、これは確実にウケますって!。夏の冷やしも凄かったし、秋冬名物って感じで長ーーーくやって欲しいっす!。今度は醤油も食いたいし、このつけ麺バージョンなんか想像すると、興奮が止まりませんよ。これは美味いので無条件に激しくオススメ!しかありませぬな。そんなリクエストと応援をぶち上げたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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