ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3903】 まぜそば専門店 シン・アジト (東京・御茶ノ水) まぜそば(味噌) + 生ビール中 〜旨さと楽しさ!気軽に食えるハイセンスまぜそば!

知らんかった・・・いつの間にか魂心家のふところに!?

 

 

 

 新宿のアジトが、御茶ノ水へ移転してしまった・・・。個人的には残念でしてそして寂しい。まぁ好きなブランドでもあったし、寂しいばかり言ってても仕方がないので、ちょこっと様子見も兼ねて訪問してまいりました。場所は、JR御茶ノ水駅からすご近い所。「魂心家」という家系ラーメン屋の地下にあるって感じです。ゴソゴソと暗い階段を上り下りしますが、途中で頭打ちそうになるポイントあるから、みなさんお気をつけあそばせ。降りて行くといきなり券売機が現れ、そこから一気に店に飲み込まれるような店箱となっております。

 

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 それにしても、このロケーションは単なる偶然だと思ってたんだが、わざわざ切られた領収書を見ると「魂心家」の名前で切ってあるじゃないか。あれー・・・提携関係あったんだー・・・って初めて知りましたよ。

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<酒> アサヒスーパードライ生中:これで290円なら大満足!近くにあったら入り浸る!
 
 まぜそばそっちのけで気に入ってしまった!。生中が290円ではないか!。鳥貴族真っ青!。最近ゴールデンタイムだったら200円そこそこでも飲めるけど、オールタイム290円のラーメン店は実に嬉しい!。近くにあったら入り浸るに違いありません。お通しサービスはトルティーヤ。これもなんとなく・・・崩せばまぜそばのトッピングにも活用できそう。冒頭から大変満足させてもらいました。
 

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<全体> どことなくガッツリしていて、それとなくやっぱりスタイリッシュなまぜそば!
 
 それにしてもアジトも発展ですよね。10年前あたりの大井町でも最初の店舗の頃は、暗がりの店舗の中でビクビクしながら「写真撮ってもいいですか?」なんてご店主に伺ってたもんですが・・・雰囲気も変わって支店もできて、今や御茶ノ水という都心へ展開ですもんね。なんて時間経過を感じてたところで、最新アジトのまぜそばが登場。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!何処と無く移転前の新宿時代からは少々ワイルドに感じるのは・・・豚肉のせいか?。しかし全体的なまとまりはハイセンスであり、やっぱりアジトらしいと言えばそんな感覚。ロッソとかビザソバ等、アジト名作のオーラ感はこれからといったところでしょうが、スープも新たに備わってメッセージ性は十分に伝わりますよ。それに味噌って取り組みも、このブランドにしては斬新だしねー。
 

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<タレ> 白味噌の甘味が明日塩気も混じって食欲そそる!薬味も非常に相性良し!
 
 普段あまり味噌系を食わないけど、別に嫌いじゃないです。生まれの京都は正月雑煮は白味噌ですからねー・・・案外味噌は好きなんです。そんな郷愁をちょいと感じさせるのがこの味噌で、なんと「白味噌」仕立てとは知らなんだ!。ほほう・・・甘味でアレンジしてきますか!?。甘いタレって冒険だなと少し一歩引いて味わいはじめましたが、これがなんとグイグイと引き寄せるじゃないですか。甘味の中に香ばしさや塩気も少々感じて、途中から白味噌イメージすることなく食い進めてしまうオレです。
 

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 全体的に少しブラックペッパーがかかってますが、これが白味噌と意外に合うんだがそれだけじゃないね。付属の辛味ソースで味変してしまえば一気に加速なんだろうが、それも味気ない。しばらく舐めては探って見ましたが、諦めてテーブルセットへ手を伸ばし、ペッパーとニンニクを少々プラスいたします。するとここでビビッと来ました!。ニンニクですよ!これが淡く予め溶けているようなイメージ。図らずも追加して感じたんですが・・・信憑性は保証しません。白味噌の甘味を損なうことなく、辛味への下支えとして浸透するニンニク風合い。個人的にはあと一押しでパルメザンチーズを振りかけたいところですが・・・。
 

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<麺> 菅野製麺所:強力粉「ファリーナ ダ サローネ」使用!まぜそばなのか!パスタなのか!?
 
 厨房内に山積みされた麺箱には、誇らしげな「KK 菅野製麺所」の文字。そしてパスタフレスカ専用の「ファリーナ ダ サローネ」使用ですってさ!。要するにパスタ用の粉ってことで以前にもそんな試みがあるから、東京ではあまりラーメン的には珍しくない気もします。ただ、ラーメンの他に趣味で手打ちパスタを作り、2台ほどパスタマシンを潰してきた私でして、パスタでも生パスタ用の粉は偶然チェックしてましたから、これはちょっとそそるよね!。浅草開化楼さんだけでなく、菅野製麺所さんもいろいろやってるんですな。
 

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 これは加水が少なめなはずなんですが、非常に明るいモチモチ感を出します。粉自体は乾いたようで、それなりにまだ水分を保ってますから、マシンで強めにローラーかけるたびにジワジワと水分が滲み出して、麺板がきめ細かくなって行くんです。このあたりでグルテンが安定しだすんですが、あまり固すぎても勿体無いのでほどほどにするのがポイント。生パスタですから茹で上げ時間は短いんですが、案外茹で時間が長めにブレても耐えてくれるかも。
 

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 噛むとヌチヌチとする反発とグルテンとタレとの絡みがいいですな。これは粉の甘さというよりモチモチヌチヌチとした反発とタレとの絡む状態の味わいが素晴らしい。タレとの一体感の旨さは格別!。ズボボボっとすすりあげるよりも、丁寧にワシワシと口の中へと運びたい。そして奥歯で潰してタレと合わせて味わいたいです。やはり美味いね・・・・まぜそばは。混ぜる作業って、実は調理最後のフライパンの混ぜ合わせと同じなのかと・・・改めて認識させられます。
 

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<味変> 辛味ソース!辣油基調に香りの織り込み!やっぱり筋が一本通る旨さの展開!
 
 さて後半になって味変化ですが、辛味ソースが添えてありました。見るからに辣油系です。辣油と味噌はミスマッチなようで実は合いそうな雰囲気。南浦和での独身時代、スーパーの安売り食材を賢く使い切るには豚汁がとても活躍するのですが、さすがに毎日じゃ飽きます。なので味噌溶かしたり辣油も少し入れたりして、楽しく生活を凌いでおりましたわ!久しぶりに思い出した!(笑)。
 

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 確かに汁なし系だとダイレクトに辛味が響きますが、これ結構マイルドな辛味です。よくよく見ると風味付けでいろいろ溶かされているようで、甲殻類のカケラかと期待したんですがあいにく細かすぎて不明。これを投入することにより、白味噌の甘味はかなり下火になりますが、味の下支えとしてはまだまだ生きてる。まぜそばに辣油は鉄板アイテムでして、これで一気に塩気が盛り上がりを見せ、爆食へと突き進みます。
 

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<チャーシュー> トロトロ分厚い豚バラロール肉!脂身の揺らめきでハイテンション!
 
 美しいですよねー・・・豚バラ肉の層の分かれ目って。それがパラレルで褶曲されてロールしてる様なんて、どこかアイコン的で飽きません。タレ生成に貢献したかのような脂の適度な抜けがいい感じでトロトロ感丸出し。赤身の部分もそのエキスが染み込んでいるんですが、ザクリとした繊維の割れ目からは柔らかさを強く感じます。
 

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 全体的に薄味でやっぱり柔らかくて食べやすいね。箸でも割れるぐらいで、肉厚なのを頬張りながら麺と野菜をかっ食らうのが痛快です。これは豚増したくなる。帰りがけに券売機で確認したら、豚増しボタンを発見!。次回からこれ必須です!
 

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<野菜> キャベツや紫玉ねぎ・ベビーリーフなど華やかさとしっかり感で盛り立てる
 
 きっとハイセンスだと感じたのは野菜の見栄えと処理の美しさなんでしょう。キャベツともやしがベースですが、キャベツの方が多い!。それに色合いも美しい。そこに紫玉ねぎが加わり、オレンジ色したチーズ系のソースが振りかけられ、野菜としても味を引き立てます。
 

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 細かくフライドオニオンがかかてるのもポイントで、これが香ばしくも甘い旨さ。薬味ネギもフツーに活躍しておりますが、ベビーリーフがこの中では存在感があり、柔らかくも青く甘い風合いがなんとも言えません。嗚呼華やかな野菜たち。

 

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<スープ> 鰹出汁基調の醤油清湯!口休め的に楽しむ!?
 
 実は自分でもよく分からなかったのがスープ。醤油清湯で鰹エキスが効いがあっさりタイプです。これは口休め的に味わったり、最後の締め的に口をサッパリさせたりして完飲しました。
 

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 ひょっとして時々、つけ麺風にお楽しみあれ?ということだったのか。それとも最後にまぜそばに入れてラーメン的に味わう設計だったのか。今回の汁なしはそれだけで、とても完成してたので敢えてそうしませんでしたがー。
 
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<〆の飯> 豚のライスボール!ジューシーなシーチキンライスの様な気軽な旨さ!
 
 ランチタイムはサービスで「豚のライスボール」が希望により追加できます。チャーシューのカケラを集めてご飯に混ぜたようなイメージで、これ単体でも塩ふって食えば旨そう。これを麺丼を預けて入れてもらいます。
 

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 味は、ジューシーなシーチキンライスの様な気軽な旨さ!ま、この〆め方は、旨さのテッパンですな。一口ライス程度じゃなくてしっかり食えた感あったし、ここまで含めてこの価格ならかなりオススメかかもしれません!。
 

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総じまして「旨さと楽しさ!気軽に食えるハイセンスまぜそば!」
 
 ・・・と言う感想。隠れ家的なロケーションが、いかにもアジトらしい存在感ですが、駅からガチ近いしラーメン激戦区御茶ノ水・神田界隈としても被らない味ジャンルかと。それに学生さんには受けやすいと思うし、オヤジ的には290円の生中ビールがとても魅力的。早くも限定や、これから出てくる油そばが多いに気になる!。ハイセンスまぜそばなら今ここが激しくオススメ!。そんな応援と今後に期待を寄せながら・・・、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
東京都千代田区神田駿河台4-5-2 楠本御茶ノ水ビルB1F

 

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