ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3745】 鶏こく中華 すず喜 (東京・三鷹) 中濃煮干しソバ 〜鶏こく!煮干し!担々麺!オールマイティーなる名店!

疲れたので地元でゆっくり〜麺活動
 朝目覚めたら・・・あ!やっちまった!寝坊だ!と焦ったけど日曜日だ知って安堵。そして安心して二度寝を始める。二日酔いがオレを苦しめるのでありました。そんな感じで折角の休日は半分潰してしまいまして、再び目を覚ましたらお昼に近い時間でした。息子は試験勉強で図書館へ、妻は実家へお手伝いへと出かけておった。さて・・・いつものようにラーメン活動を始めるか。と思ったけど疲れきって体調悪く、地元でノソノソと行動開始です。
 
 遠くへ出かけなくとも、地元三鷹は近年すごいラーメン事情なのだ!本当に飽きない店のラインナップ。ちょっとご無沙汰な店へ行こうと、「みたか」へ出かけたが開店前に混んでたからスルー。「文蔵」は休みだし、近くの新店舗は最近行ったばかりだし・・・・今回は久しぶりにすーさんの店「鶏こく中華 すず喜」へと足を運びました。ま、ここでも並んでたんだけど、こうも夏日で暑いと外で並ぶ気もせず。地下だからここで涼しく並ぶことに決定です。
 
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<全体&スープ> 濃い味好きならきっとハマる!醤油感と塩気の濃ゆい煮干パンチ!青海苔がいい感じで中和なのだ!
 
 基本的に何を食っても旨い店。だから迷うねー。限定の坦々麺がそそる!。煮干も旨そうだ。つけ麺に至っては塩へ変更もできるとあるじゃないか。こういう迷い時って、つい直前の客オーダーに合わせてしまうってことありませんか?。今回まさしくそれでして「中濃煮干しソバ」とさせてもらいました。二日酔いなのにニボニボを食うオレ・・・。それはこんな麺顔して配膳されました。
 

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 おおお!これは見た瞬間から旨いと分かる!理屈じゃないよ、感覚的に質感というものがオーラのように押し寄せます。スープ表面には煮干の成分が固まって浮遊するし、チャーシューの質感に至っては高級オードブルにも匹敵する迫力。色合いを考えた紫玉ねぎのみじん切りの横には、明るい深緑した揉み海苔。肉から海苔に至る色合いには、補色構図のマジックすら覚える見事さ。これを感だけでやり切ってるとすれば、すーさん・・・あんた天才かもよと褒めてあげたい。チョコラータとセッコのように・・・。
 

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 一口すすると、煮干大好きニボシストとしての魂を震えさせるね。好き嫌いがあるはず!でもオレはそれが好きなタチでしかもフェチ。好きな音楽を一度聞くと、なかなか耳からその旋律やビートが離れないように、いつまでも口の中に興奮が残り続ける煮干味・・・。結構遠慮しない煮干の風味。旨味が濃ゆい反面、ニボなクセのある風味を無理にマスキングしようとしてません。ではそれではクドくならないか??・・・というところを、塩気でビシッと結びつけた旨さに仕上がるイメージです。つまり、これは結構塩気が強い。強いほどに煮干の旨味が深い(ただ後で水をがぶ飲みしたくなるのは確実なんだが:笑)。
 

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 塩気と煮干味の強さをマイルドに作用させるのが「玉ねぎみじん」の大切な役割。大抵この手のタイプは玉ねぎが入っており、関西オリジンなオレは初めて関東でこれを見たとき、不思議でなりませんでした。今では必須アイテムとすら感じていますが、今回はそれだけにとどまらない。青海苔がこれに風味を与えて、煮干しのネガティブな部分を全部吸い取って、旨さへ変換してくれるようですよ!。正直、これが「あおさ」なのか「青海苔」なのか判断つかんのですが、香りが強かったと感じた分、ここでは青海苔と述べさせてもらいます。違ってたらごめんなさいー。
 

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<麺> 三河製麺:この店ご存知パツっとしたイメージを残す仕上がり!特に煮干系には抜群に合うのであった!
 
 これまで「こく塩」「こく醤油」と食ってきた中で、なかなか加水低めで風味残っていい麺だなと思っておりました。その風合いは煮干しソバには合わないはずない!。むしろ煮干しソバに向けたスペックなのではと思うほど、今回のスープには合っていた!まさにベストマッチ!。
 

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 もう何度見ても見飽きないね。漆喰のようにきめ細かい地肌。濡れるだけで汁は浸透せずといった感じで、スープに微妙に溶けた煮干し成分が部分的に張り付いたりします。ズボボボボっとすするとワックスかけたようにツルツルと滑る。前歯に力を入れるとクスクスっと歯切れてリズミカルさが気持ち良いほど。奥歯でクニリと噛み潰すと麺の風合いがふわっと香ったかと思った瞬間に、煮干し成分が味支配して炭水化物と一気に結合。旨さを確立させてゆきますー。
 

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 つくづく・・・和え玉を追加しようと思い悩んだんだが、ほぼ毎週土日の昼過ぎは二日酔いなので、今回も自重。つーか、よく二日酔いでごく煮干し食えるなと、またここで自分で自分を嗤うけどー。
 
 
 
 
<チャーシュー> 下薄味のしっかりさ浸透!半レアな中心部のしっとり感!デフォルトでこの量この質感は実にお得感ありあり!
 
 800円で、この肉質肉ボリュームだったらかなりコスパが良いと言わざるを得ません。しかも味玉ハーフまで付いている。くどいようだがこの肉の質感がたまらんのだ。肩ロースの切り落としと思われるが、全体的に湿りとしており、ピンク色が生っぽいようでしっかりと熱の通った風味感が深いのだった。つまり薄味がしっかりと浸透しており、ナイフとフォークで食ってもおかしくない。煮干の味が邪魔しそうでそんなことはないのだわ。
 

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 肉増しって頼めるのかな・・・。そうしたいなら特製にするしかないのかも。酒が基本的にない店なので、仕方のないのかもね。
 

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<味玉にハズレなし!> 塩気の高めのスープに混じり程よい深みへと達する卵黄の旨味!
 
 ハーフ味玉はデフォルトで入っているようです。+50円でもうひとハーフを追加可能で、それで1個丸ごとというシステム。割とハードなボイル感覚な味玉で、卵黄のフカフカっとした芋羊羹感覚が、実にいい感じです。こちらもさっぱり目の薄味が深く浸透するタイプで、スープの浸透を計算されたのような仕上がり。なので今回の味わい感覚としては、塩味系の印象がとても深かった内容でした。旨し!嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「鶏こく!煮干し!担々麺!オールマイティーなる名店!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。鶏こく中華と名乗るお店ですが、実は煮干系や坦々麺等バリエーション多彩な限定がレベル高い。つけ麺もあるし夏場の冷やしも昨年は評判だったっけ。昨今三鷹のラーメン事情が高まっているし、益々注目集めそうですね。もう少し足を運ばねばと考えているところです。次回はつけ麺でも食おうかしら。そんな期待を込めながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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