ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3610】 風雲児 (東京・新宿駅) 得製らーめん 大盛 〜今も変わらぬ人気の質感の高さ!南新宿の代表格的濃厚ラーメンならここ!

インバウンド効果で盛り上がる風雲児!
 ラーメンデータベースによると2008年総合年間ランキング5位!。私がラヲタ化したあたりで大ブレイクしてた風雲児に久しぶりにやってきました。私用が早いとこ片付いて少し早めに昼飯食っとけという流れです。当時は、ネット広告バナーでも頻繁に風雲児とそのご店主のお顔をよく見かけましたが、今ではネット露出度も控えめ。かなり落ち着いた感じになったんだろうか。そんな思いで開店時刻11時前にやってきたのだが・・・・ありゃりゃ行列です。このくらいなら一巡目は楽勝かと思ってたが・・・・実に甘かった。すでに11時前に店はオープンしていて、すでに客は入ってる。長い行列が店内に吸い込みきれないだけだった(汗)。
 

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 コアなファンを維持し続けているんだね~とひとしきり感心。たしかにそのような常連客もおられるようで、店主さんとの会話も弾む。店内に入っても背後霊状態で並ぶシステムだが、待つ間ちょっと以前とは違った雰囲気を感じます。かなり外国人客が多くなったね!。1/3くらいはそんな感じ。行列待っている客のスマホは外国語ばかりが目についた。この状態でこの店のホスピタリティがまた光るのであります。
 

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 欧米のカップルもちらほら。そんな方々は分かりやすいから簡単な英単語で伝えやすい。問題は北東アジアの方々で、一見並んでいるのを見ただけでは日本人と見分けがつかない。結局、日本語と英語を織り交ぜながら、並盛・大盛、何名グループかなどを確認するのだが、実に手慣れた感じでテキパキと処理してゆくのがすごいね。一方、新宿と言えば・・・二郎歌舞伎町の店主もすごくて、電卓と熱意で外国人客を相手にしている。新宿で商売成功するには、こういったインバウンド対応力も必要となってくるんだろうね・・・。
 
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<全体&スープ> 魚介感覚低めな醤油味!ずっしり溶け込む鶏白湯!
 
 ご存知の方も多いと思われるが、元々はイタリアンのシェフしてた方が開いたお店。毎回この店のコメントでは触れますが、男前にさらに渋みが加わったええ感じのご店主です。接客柔らかで手さばきも同様。比較的つけ麺の方が人気ですが、麺を流水で締める際は美容院のシャンプー&トリートメント手さばきを彷彿とさせる見事さです。そんな素晴らしきつけ麺が、外国人観光客には伝わらんのか、残して去って行かれます。嫌な顔ひとつもせずにカタすスタッフ。ありがとうございましたの言葉は必ず伝えるご姿勢です。そんな店内の風景に意識を集中していたところで、配膳の瞬間を迎えました。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!久しぶりに出会うと迫力が新鮮だね!。こってり度合いが今でも通用する濃厚さだし、また琥珀を通り越した重厚な醤油ブラウンがそまった動物系の白濁さが旨そう。加えて山盛りの薬味ネギがよく映えます。麺の大盛感も全体を支えていて、肉や味玉が盛り上がって見えるから更に旨そうに感じる!これぞ得製(特製)っていう説得力がありましょう!。
 

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 自身の記録によると約5年に一回食ってるパターン。なので詳しく覚えてない~(笑)。新鮮感覚で味わいましたが、もっと魚介が利いたイメージ、またおま感ありありなイメージだったのが嘘みたいに、鶏白湯の深みをダイレクトに感じます。魚介×鶏白湯というテーマも一時期溢れましたが、魚介が甘味を醸し出しているもののくどくないのが印象的。しかも醤油を感じる風味が食欲を刺激するかのよう。魚介の旨みはこの醤油ダレにも響いているのか、複雑に入り乱れた味わいなので、鶏白湯一辺倒のような飽きがこない。
 

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<薬味> 万能ねぎの薬味が異様に映える!七味唐辛子で最後まですっきり食える!
 
 食欲の持続性には「葱」がいい仕事をしていると思います。ねぎ大好きねぎ星人なオレだけが、ここに反応しているだけかもしれませんが、あしからず。細かい小口切りされた万能ねぎが惜しげもなく、山盛り状態で投入されております。主にスープの中に溶け込んでゆきますが、鶏白湯の濃厚さをさらっと食わせる清涼感を醸し出しているのは確か。最後まで浮遊し楽しませてくれます。また味変化としては、テーブルセットにある七味唐辛子を激しくおススメ!。これはつけ麺でもナイスな働きをしてくれることでしょう。
 

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 七味は一味にっ比べて味がばらけてイカン!と古い上司にコケにされたオレ。もつ煮込みには確かに一味でしょうが、鶏白湯系にはむしろ七味でしょうよ!と今だったら言い返せそう。当時は、「でっすよねぇ~」なんてビール注ぎながら胡麻擦ってたわ・・・・。
 
 

 

 
 
<麺> 大盛サービス可能!引き締まり強めなハードモチモチタイプでスープに絡む力も強し!
 
 もういい歳なのだから、大盛は卒業しないといけないとは思いつつ・・・サービスとなるとついそれにしてしまう意志の弱さよ。多加水のモチモチサが伺える中細ストレート麺ですが、玉子が入っているのか麺自体にも味わいを感じます。濃厚な動物系の旨みをしっかりと受け止めつつ、麺の旨みもぶつけていくような風合いと感触が何とも言えず旨い。引き締まりが感じられて、モチモチ感じゃないハードさ?ヌツヌツとしたような歯応えも印象的。滑っているのかと思ったら、スープをかなり巻き込んでおり、持ち上げというより絡めあげという感覚で、口元へ迫ってきます。
 

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 なのでズボボボーーーっと啜るには少し抵抗や重みがあるようなので、いつもより強く啜るか、クチから箸へ近づけるような啜りで食い通づけます。隣客の変な視線を感じましたが、気にしない気にしない。それより麺啜ってて、張り付いたネギが鼻腔の変なところに入ってしまい、思いっきり鼻をかんだら「ウップス!」ってちょい言われました(汗)。反省しきり・・・・。
 

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<チャーシュー> 濃厚動物系スープの中にあって・・薄い塩気と脂甘味は別格に感じて旨し!
 
 これも王道。時代が低温調理レアチャーシュー主流に変わりつつあろうとも、変わらない豚バラ肉タイプです。変わらないことも自分を貫くようでカッコいい・・・そう思わせるのは、缶コーヒーBOSSと、風雲児のチャーシューくらいなものなのか。フツー以上に馴染みのある肉が、フツー以上ん旨く感じる。特に脂身の旨みが、濃厚鶏白湯の濃い味いの中にあっても引き立つのが分かる。ねぎも貼り付けて一緒くたに食らうとさらに甘さが映える。引き立つのは塩気だったんだと後でわかる。味全体の流れに合わせると埋没してしまうが、塩気少しだけでも違う部分があると、風合いが変わり味わいが光る。そんなわけで・・・流れに多少でも逆らう意味深さを知ったりします(大げさ・・・)。
 

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<味玉にハズレなし!> 濃ゆいタレの漬け込み感じる熟成した甘味!されど重くない味わい!
 
 味玉はスープの保護色じゃないかと思えるほど似ており、タレ浸透の深さを知ります。そして熟成の深さも比例するよう。しっとり&ネットリとした卵黄の深いオレンジは、マチュアな甘みで濃密と受け取れる。しかし案外、浸透度が深入りすることもなく、白身などは白い部分もキープされてて、意外と全体ではサッパリとした印象も持ち合わせます。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「今も変わらぬ人気の質感の高さ!南新宿の代表格的濃厚ラーメンならここ!」
 
 ・・・という感覚。久しぶりに行って落ち着いたかなと思ったら、更にパワーアップしたような店とその味わい。メニュー欄アップもシンプルで変更なくともずっと続けていける力強さも改めて再認識しました。もう少し以前より間隔を詰めてまた食いたいと深く思う次第。心配無用の王道旨さの一杯でした!。そんな感動を胸に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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