20年以上ぶりの香月!?
- <全体&スープ> デカ丼を背脂で埋め尽くすコク深さ!塩気やや強めのエッジング!
- <麺> ほんのりとクシクシ感あり!スープのパンチを受け止めつつ軽く伝える風味感!
- <味玉にハズレなし!> 塩気の中に箸休め的に休まる円やかな甘みがナイス!
- 総じまして「定番に押し寄せる背脂に、一周回った斬新さ覚える定番豚骨醤油!」
いやぁ~香月!懐かしい・・・と本当は言いたいのだが、大昔に1度しか行ったことがありません。それもラーメンヲタク覚醒前で、べろべろに寄っていたから尚更記憶がありません。確か、Y君に東京の旨いラーメン紹介してあげるとお引っ張られた記憶。新橋界隈で飲んでて、わざわざ恵比寿まで行って、背脂ギトギトのラーメン食ったのは覚えております。その後解散したのだが、結局渋谷で最終電車が途切れ、当時住んでいた目黒区の下宿まで歩いて帰ったっけ。若いときは本当にエネルギーあったよなー・・・今だったら絶対にできない。
で、香月の復活からずいぶんと時間が経って、いつかいつかとズレズレになってた次第ですが、通勤経路の五反田に支店が新規オープンとあっては行かねばなりますまい。一度フライング気味で訪問して開店前にフラれてますからね・・・リベンジも兼ねました。お昼休みのピークしか都合が合わなくて・・・行列だったら「いし井」に回避だとリスクヘッジも考えておりましたが、案外肩透かしでピークなのにすぐに座れました。ちょっと不安にもなりますが、これから徐々に知れ渡ると思います。
久しぶりだから、デフォルトの醤油を食うつもりだったが、まだ開店直後で様子見なのか、醤油一本での営業です。トッピングはいろいろあるんだけどね・・・・デフォルトで850円でしたので、ちょっと気持ちが怯んでしまった・・・・。今回は醤油ラーメン、オリジナル一本勝負といきましょう。
<全体&スープ> デカ丼を背脂で埋め尽くすコク深さ!塩気やや強めのエッジング!
しかし・・・・やはり座って待っていると、昔紹介してくれたY君を思い出すなー。嫁さんも実は知ってて実に気持ち良いカップルだったのだが、オレが独身貴族貫いてたからすっかり疎遠になってしまった。会社も変わってぷっつりだが、ときどきfacebookなど検索してはその後を確認したりしてます。待つ間暇だったから、また検索したが該当者ひっかからず。溜息混じりなタイミングで、ちょうど配膳となりました。それがこんな麺顔。
おおお!全然覚えてないから遭遇が新鮮!こんなにデカかったんだ・・・丼が。若いころは今よりはるかに大食いだったからか、そんなことも忘れているオレ。しかし背脂は浮きっぷりは見事で、これだよこれ!!まだ東京で生活することがキラキラ見えてたころ、背脂もキラキラとして見えたのだった。麺も具材もほとんどスープと背脂の下に埋没しており、それ以上の麺顔イメージが湧かん。早速実食に気持ちが逸ります。
レンゲなどしゃらくせー・・・当時の食欲を真似して、まずは丼直にクチ付けてスープを味わいます。おおお・・・口のなかに背脂が流れ込み、円やかの脂でイメージ染まるかと思いきや・・・・結構塩気の方がアピールするのね。背脂の円やかさが先だと記憶してたんだが、ほんとに曖昧なもんです。東京の西エリアでよく見かける「東京豚骨醤油」系を少し彷彿とさせながら、塩独特のミネラル感と同時に、調味料の片りんも楽しく味わう。
落ち着いてスープを眺めると、確かに穏やかな醤油ブラウンではありますね。しかし醤油の醸造感は低く、ひたすら塩気のバックアップというイメージ。これ全部飲み干すと後から喉乾くこと必定です。それを分かってるのに、こんなに大きい丼なのに、グイグイと飲み続けてしまうのは「ハマる」と言う感覚か?。一種麻薬めいた魔力も感じます。結局、背脂の円やかさが呼び水となって完飲。身体健やか茶ダブルをこのあとがぶ飲みです(笑)。
<麺> ほんのりとクシクシ感あり!スープのパンチを受け止めつつ軽く伝える風味感!
何も背脂だけが塩気を受け止めたわけじゃなく、麺の風味感もその役割をしっかりと果たしております。丼が大きいため麺が少なく見えますが、しっかりと160g程度はありましょうか。食べ応えがあるストレート細麺でした。加水は高くはありませんがほどほどのレベル。汁を吸い込む部分あっても、風味を伝えるクシクシとした歯応えが印象的です。ちゅるちゅると舐めるようなスベリではなく、ズボッと多めに啜ってから噛み締めて味わいたいイメージの麺。こういうの好きだな・・・・昼飯って感じがするし!。
前半は麺の隙間に背脂も挟まったりして、クシクシと味わいますが、さすがに後半の最後になると汁と溶けた背脂を吸い込みます。エンディングでしなやかなスベリ感覚を味わいますが、大盛だとこの感覚が続くってわけね。このスープ感なら汁吸い込んだあと、どこまでもチュルチュルと啜り味わいたい気もしますね・・・。
<チャーシュー> 王道中の王道!とも言える豚バラロール肉がやっぱり安寧の旨さ!
このばら肉ロールが、私の若いリーマン時代をささえたチャーシューイメージ。今にして思えば渦巻文様を丼に並べてみたかった・・・。まさに王道中の王道のラーメンチャーシューイメージ。もはやチャーシューのアイコンのように思えます。肉身と脂身の層の分かれ目が明確で、巻き巻きロール。箸で気を使って崩さないようにするが、やはり柔らかさのあまり、自重で崩れる。スープの塩気よりも穏やかなフィーリングで、背脂よりも甘い脂身の味がナイス。飯にも合いそうだが・・・やはりここは麺を巻いて一緒に食らうのが旨そうです!やはり、 王道中の王道!とも言える豚バラロール肉がやっぱり安寧の旨さ!
<味玉にハズレなし!> 塩気の中に箸休め的に休まる円やかな甘みがナイス!
デフォルトでハーフでも入ってくれると本当に嬉しい!。全体的に塩気が勝っていたので今回は、箸休め的に感じて一層嬉しい。出汁が浸透して熟成した感じがあり、甘味を醸し出すタイプ。ところで味玉は+100円なんだけど・・・追加すると、ハーフ味玉が3つ並ぶんでしょうかね。それともホール+ハーフで??。次回は試さないとイケなくなった(笑)。
総じまして「定番に押し寄せる背脂に、一周回った斬新さ覚える定番豚骨醤油!」
・・・と言う捻りない感想でゴメンちゃい。昔東京で寂しくしてたころの友情の一杯「香月」。味覚えてないけど妙に懐かしさを感じて味わいました。いっしょに食った彼は今でも元気でラーメン食ってるんだろか。オレがこんなラヲタになってるって知ったら腰抜かすかもしれないね(爆)。いつかどこかで再会したいもんです。この広い東京の空の下、かならずどこかでヤツも食ってるはず。お互いがんばろう!って英気を感じながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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