東京随一!行列必至のワンタン麺を狙ってみたよ!
八雲 (東京・池尻大橋) 特製ワンタン麺 白だし 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> 放射状の配置と波打つような雲呑ボリューム!旨さ確実!もはやワンタン麺のアイコン的プレゼンス!
- <スープ> 芳醇な白出汁を思わせる円やか感覚!しかも熱々!魚介が仄かに甘く広がる旨味!
- <麺> ツルツル滑らかで白く上品な地肌!汁を持ち上げて流石の一体感!熱ダレ感じないしなやかな物腰はワンタン同格!
- <チャーシュー> 食紅の薄化粧と仄かな燻し!そして出汁の吸込み!繊維がきめ細かくシルキー豚ロース肉!
- <メンマ> 繊維が細かく淡いコリコリとした歯応え!出汁を吸い込んだイメージで旨し!
- <ワンタン> 餡の大きさ!皮のデカさと滑らかさ!肉餡・海老餡それぞれ3つの大迫力!大満足!
- 総じまして「東京随一のワンタン麺!旨さと食感の快感がハマるはず!拉麺ファンなら絶対食っとけ!」
行ってみると「ゲ・・・臨休!?」誰も並んでない(汗)。ただ扉が少し空いてる様子で、より近づいてみるとちゃんと営業してた。しかもすぐ入れる!。超ラッキー!その後グループ客がそこそこやってきて、当初見込み通りの行列は発生しました。しかし行列必至な店でピークタイムにすんなり食えるとは嬉しすぎです!。並びながら何を食うかゆっくり考えるつもりでしたが、慌てたもので何も考えず、券売機一番左上(いわゆるイチ押しポールポジション)にある、特製ワンタン麺 白だしをチョイスいたします。
早いもので、再々移転してからもう3年経過するんですね。店箱は今でも大変美しさがキープされており、しかもスタイリッシュ。この系列そういうところ共通してまして、例えば「いそべ@矢口渡」だってお掃除完璧。製麺室だって塵ひとつ落ちてねぇんじゃねえのかと思うほど。こんなコロナ禍の最中だからこそ、安心して食えるブランドなのかと感じる次第です。当然、座席間引きと間仕切りは完全で、割と違和感すくないですー。
<全体> 放射状の配置と波打つような雲呑ボリューム!旨さ確実!もはやワンタン麺のアイコン的プレゼンス!
カウンターに座り、気持ちが落ち着いてから、本来食いたいと思ってたことに気が付いた!。白だしと黒だしのミックスにトライするのだった!実はシルバーウィークでそれやろうと構えてたんだが、すっかりここに来るまで忘れてた!。確か食券を提示するときにスタフに伝えればいいはずで、誰か食した方・・・おられましたらSNSにアップ願う!ま、それでも気落ちなどせず対峙できます。今回の一杯はこんな感じの麺顔です。
おおお!いつものデザイン!いつもの具材!嗚呼何度見ても実に飽きない!。まるで旨さのシンボル。既にワンタン麺のアイコン的な存在感です。この具材の放射状の並びに八雲のシンボル。スープはとても穏やかな風合いで穏やかな秋の空模様な雰囲。そして具材の一つ一つの完成度が、緊張感すら感じさせます。しかし何はさておき、やっぱりワンタンの迫力がすげぇ!。都合6つあるデカいワンタンが、16時から10時の方向にそろってる。肉餡・海老餡交互に並ぶ様も、実に楽しさ感じる演出が施されている感覚。配膳の瞬間から感動がスタートしてるのね。
<スープ> 芳醇な白出汁を思わせる円やか感覚!しかも熱々!魚介が仄かに甘く広がる旨味!
スープはかなり熱め。落ち着いて啜り上げますが、ひと口めから、芳醇な白出汁感が溢れ、そして乾物系の旨味が浸透する円やか感覚が伝わるよう。啜った途端にイチコロな私です(笑)。まさしく白出汁の深い浸透という味風景が広がるのがすごいね・・・さすが人気高いの分かるー。個人的妄想では、昆布の浸透が深いのですごく上品に感じる。そして節系の華やかさも滲みましょうが、どちらか言うとイリコ・煮干の甘味にも通じるというイメージ。そして塩気という尖りを一切感じません。
時間が経過すると、ゆっくりと麺やワンタン皮の風合いが移り、攪拌されてゆきますが、これにより甘味が一層広がるイメージ。これで前半のすっきり円やかさに甘味を差すので、しっとりした味わい感が足されてゆくかと。やはり炭水化物の風合いって滲む前と後では、出汁が微妙に違うと感じます。
あと・・・鶏エキスも淡く混じっているのでしょうか?。最近、アニマルオフの味わいを外しがちなコメント残しておりますので、ビビッて仕方がない(瀧汗)。香味油には微かな鶏油が混じっているのだろうかと感じとってしまいます。とは言え全体的には、魚介感の方がやや勝るかな?。
<麺> ツルツル滑らかで白く上品な地肌!汁を持ち上げて流石の一体感!熱ダレ感じないしなやかな物腰はワンタン同格!
本当に白くて漆喰のような美しさ!きめ細かい地肌が実に旨そう。そして加水はやや高めで、柔らかさとしなやかさが鮮やか。実に優雅なストレート細麺です。見るからに口当たりは良さそうで、すぐにまとまろうとする動作あり。これが汁持ち上げで活きるし、浸透しやすいほどに汁を吸い込むのが得意なのでしょう。
前歯の当たりもリズミカル!プツプツクシクシと小気味よく千切れるし、奥歯運んで潰すと、瞬時に麺の素地が香り、甘味が出汁と一体化する感覚。炭水化物と出汁と唾液で糖化した旨さも感じます。ここまでイメージしてしまうと、あとは啜り食らうことに無心で集中。汁と麺の熱さで火傷することなど微塵も頭に浮かばず爆食ですー。
熱い汁を存分に吸い込んみ、終盤になっても熱ダレを見せないのがいいね。そしてそのスベリの滑らかさで・・・まるでワンタンの皮と同等の余韻かと!。こんなことなら、麺の大盛をしておけばよかったとプチ後悔もしたかも。この質感で麺大盛100円は価値ありかと!。
<チャーシュー> 食紅の薄化粧と仄かな燻し!そして出汁の吸込み!繊維がきめ細かくシルキー豚ロース肉!
周囲が薄っすらと紅色に染まる肉。とても脂が少ない部位であり、いわゆるロース部位かと。淡泊な肉味をたのしみましょう。薄紅色部分は少しだけロースト感があるような・・・・肉の香ばしさ?燻し感??の余韻は微妙に残っているかと。全体的には、出汁に染まった味わいで楽しむタイプででしょう。
出汁を含めば、豚肉と言えどとても淡泊で滋味なる旨さ。そして繊維質が細かく引き締まっており、ゆっくり噛むと嫌味が一切ない肉出汁旨味が広がります。その食感がシルキー肉繊維とも思えてしまうるほどで、鶏胸肉とも張り合う淡麗旨さ!。肉増しもしたいところだが、ビールのアテとして食したい気分です。
<メンマ> 繊維が細かく淡いコリコリとした歯応え!出汁を吸い込んだイメージで旨し!
私の記憶だと、極太系の材木メンマがズドンと乗ったイメージだけど、記憶違いだったか(汗)。短冊タイプではありませんが、自分勝手な曖昧イメージからは、ややスリムになったメンマ。とは言え一般的に見れば、それでも肉厚な部類でしょう。優しい出汁の下味浸透が深く、噛むと微かにバリっと感じさせるが、シャクリと全く気持ちよく千切れますからご安心。味の濃度とバランスよく、熱々のスープとの温度感もマッチ。こりゃ益々酒なんか欲しくなりますな。
<ワンタン> 餡の大きさ!皮のデカさと滑らかさ!肉餡・海老餡それぞれ3つの大迫力!大満足!
やっぱりこいつに会いに来たのだ!2種のワンタン。豚と海老。3コづつあり実にボリューミーで見ただけで興奮するね。どれも実にしっかりとした肉餡の大きさ!そして、ぷるぷるとふるえる肉厚な皮・・・と思ったが、自分の手が単に震えていただけでしたー。私個人的には、一列に並んで泳ぐように見えるので、金魚型と呼んだりもしてます。まず豚挽肉は、粗挽きらしい風味と歯応えを与えながら、じつはプリッとした感触も残すかと。味付けはシンプルな塩コショウ味。ご飯に合いそう。ジューシーなイメージもあるので、脂も餡に練り込まれているのかしらん?。
また海老ワンタンが絶品!。最初のひと口は芝海老がプリっと入ったイメージでしたが、実際は軽く海老すり身でつないだ感じ。それでも噛むと分かるが、ダイレクトに十分にプリプリと感じさせます。弾けて汁気が口の中に溢れる!。これを体感したくて来たような部分もあるしね・・・実にこの瞬間が嬉しい!。海老って旨味が濃いのにこんなにアミューズ性がある!。休みであれば間違いなく、追加別皿で食い続け冷たいビールと合わせたい!。
興奮はまだ終わらない・・・やっぱり皮が旨い!。しっかりと肉厚で破けるとは思えず。しかし全体ではとってもしなやか。出汁を吸い込んだ皮は、口の中で蕩けるのです。一反木綿を束にして滑らせたような滑らかさ??。嗚呼、いつまでも滑る余韻が残っていいね。
総じまして「東京随一のワンタン麺!旨さと食感の快感がハマるはず!拉麺ファンなら絶対食っとけ!」
・・・と言う感動!。並んで食うのが当たり前!並んでも食うべし!なところを、なんと労せず食えた幸運もあって、今回は食うのが運命?神様に感謝!。次回はしっかり休日に並んで、酒と合わせて頂きに上がろうかと考え中であります。池尻大橋なら渋谷からさっくっと一駅。駅からも近いし気軽に訪問可能!。秋空の下、食欲の秋を謳歌気分で極上ワンタン麺などいかが?激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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