ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3405】 ふぐだし潮 八代目けいすけ 東急プラザ銀座店 (東京・銀座) ふぐだし潮らーめん + ふぐ茶漬け + 昆布〆ふぐ 〜うたかたの夢〜!はんなりと恍惚にふける崇高出汁らーめん!

プロレタなオレが、資本家の集う街銀座で腹いせに「ふぐ三昧」
 
 ちょっと昼飯食いそびれた都心外出。東京駅から少し移動して、有楽町・銀座へと辿りついたおやつタイムに近い時間帯でした。今回は「ふぐ」のらーめんをゲットするためにやって参りました。次のアポまで間があるのでラッキー。そんな感じで東急プラザの地下二階のレストランフロアにやってまいりました。
 

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 すげー・・・・昼間からお茶のむ感覚でワインやら、シャンパンやら傾けて談話しているマダムやオヤジ達多数。いかにも食うために仕事してねーってな雰囲気バリバリで、別世界に感じますよ。オレの薄汚れたワイシャツが急に恥ずかしく思えてきます。でもいいのだ。オレはオレ。今日は思いっきり贅沢をしにやってきたのだ!ラーメンだけど!!!!
 

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 そんな感じで「ふぐだし潮 八代目けいすけ」までやってきました。こうなったら腹いせじゃないけど、フグ三昧にしてやる!。デフォルトのらーめんは軽く英世を超えますが、その上に、茶漬けと追加の昆布〆ふぐを追加してやりました。なんと軽く吉野家の牛丼を越えてしまう茶漬け。思いっきり堪能してやる!
 
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ふぐの出汁の独特さを初めて知った!?ソフトで淡麗!上品なふぐ骨エキスがナイス!
 
 とまあ意気込んで入店したものの、御昼下がりでふぐを食う客もいないと見えて、先客ゼロでした。貸し切り状態でのほほーんと過ごします。ふぐらーめんは先日六本木で食ったばかりで、その違いにもワクワク感がおこります。出汁の違いも気になるけど、今度のふぐは昆布〆なので、バブルの宴会以来の遭遇に期待が高まりすぎて体が震えだす。そんなタイミングで配膳が完了。それはこんな麺顔。いやセット・・・。
 

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 おおお!スープの霞方がとても上品そうですな!。潮らーめんだと思って「塩ラー」気分でおりましたが、白醤油系の出汁感覚が深いみたい。またトッピングのふぐ身は2枚ズレて重なっており、大葉を座布団にして軽い熱伝導を既に感じているみたい。薬味がまた独特。白菜とニラという組み合わせは珍しく、大衆的な薬味が妙に華やいで見えるではないか!。
 

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 スープを頂こうとレンゲを使うが、幅が狭く細いタイプでしかも浅い。全然スープがすくえず味が分からんから、直に丼にクチを付けて味わうしかありません。お下品な食べ方だから、余計にスープが上品に感じるのか!。ふぐの出汁ってのを改めて知りました。確かにふぐ独特の野趣も感じるし、またほのかに淡麗でもあり、やさしい後味。鯛のように派手さはないのだけど、それよりももっとソフトなエキスの輪郭。まさしくふぐ骨のエキスって感じがしますし、上品さだけなら鯛といい勝負。
 

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 余計な塩味がないのがいいね。塩って味の輪郭をはっきりするから旨く感じるんだけど、あえて低めであっさりを超えて、淡泊に食わせるスタイルがいい感じ。ふぐの旨みの儚さをマスキングしないところが好印象です。
 

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 さて丼の片方が、さし口になっていていかにも何かに注げという感じ。もちろん茶漬けへと誘っているんですが、スタフさんによると、三分の一程度は茶漬けように残しておけということでした。最後に入れ忘れていたスダチと柚子胡椒を投入。もう旨すぎて全部忘れて飲み干すところでした・・・。
 
 

 

 
 
全粒粉の風合いあれど、ふぐの淡白な旨味をマスキングしない麺なのだ!
 
 全粒粉を使った自家製麺とのこと。全粒の風味が強すぎるとふぐ味を邪魔するか?と思いきや、多加水系で淡く捩れをまとった細麺。細麺なのだけど、モッチリとした感覚です。捩れがあるから麺の持ち上げが低く、また吸い込みも低いかと思いきや、意外と汁もろとも啜りやすいタイプなので、汁の旨みと麺の風味がしっかりと味わえていいね。よく白菜の千切りと混じるので、歯応えが複雑で楽しいです。
 

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 そう麺とニラと白菜の絡みが印象的でした。白菜は汁を十分に吸い込み、野菜の甘味をプラスして吐き出してくれます。ニラは淡い歯応えだけど青い風味を感じさせるか。ズボボボ―っとライトに啜って淡泊な出汁と絡みながら、薬味の味わいがよく混じる麺の在り方。ふぐだし以外のエッセンスも麺では多く感じました。
 

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ふぐ三昧!昆布〆のもっちり歯応えを堪能し、ふぐ出汁で軽くしゃぶって享楽にふけて食う
 
 ふぐ!麺の上に載ってるふぐは、色が白く茹で上がるまえに食い切ってしまいましょう。半分蒸し状態になった身を噛み締めると、ふぐ特有の弾力を感じさせて淡い甘さが広がります。昆布の風味よりも出汁が少し混じった甘味の感覚。
 

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 別皿のふぐもいただきましょう。こちらは一枚はそのままで。舌にねっとりと貼りつくようで、そこを奥歯の咀嚼でいきなり潰して味わいます。一層明確な弾力がいかにもふぐらしい!。イメージするフグ刺しよりも、昆布の風味と甘味が溶けて、寿司だねにもなりそうなくらい旨い。
 

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 のこった一枚は、軽くスープの中でシャブシャブと泳がせて食らいました。これが実に甘味を一番感じる食べ方だったようで泣ける・・・。そうか!このふぐの調子で茶漬けを食えばいいのかとヒントになりました。
 
 

 

 
 
ふぐ出汁炊き込み!?昆布淡さと柚子胡椒の清涼感で爆裂上品な茶漬けに昇華!
 
 固形物を食べ終え、スープを適量まで飲むと、スタフを呼んで茶漬け開始を伝えることとなります。これがまた面白い。いきなり茶漬けでなく、まずは焼き石を持ってきて、スープに入れて温めなおしてくれます。思わずぶくぶく沸騰する姿を動画で撮影してしまったー。
 

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 そしてしばらくして、茶漬けセットがやってくる。まず、炊き込みご飯だったのが嬉しい。そこにアラレと昆布の細かく切ったものが散っている。これだけでも十分エキスが染み混んでいて旨かった・・・・意外にサッパリ目に。そして柚子胡椒が少し。これは早々に溶かし込みました。そして小さいけどふぐ身がある。これを一気に出汁投入して出来上がり。
 

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 ・・・もうここから先は記憶が飛んでいます。恍惚状態でしたので・・・。気が付いたときは茶碗が空になっていた時で、最後の満足度、達成感、そして一抹の寂しさを感じ始めたところで、しば漬け食って我に返りました。
 

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総じまして「うたかたの夢〜!はんなりと恍惚にふける崇高出汁らーめん!」
 
 ・・・としか言いようが思い浮かびません。これは銀座に来た甲斐があったというもの!。頻繁にこれる店ではありませんが、景気を付けたいときにはまた期待です。お土産も売っているのですが、ちょっと荷物が多かったから、次回家族向けに買うつもり。いい幸福感を味わえました。そんな極楽気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   気合い入れ
   ふく(福)を集めん
   ふぐらーめん
 
 
   昆布〆食って
   ふんどし締めて
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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