もっと塩らぁめんで有名になっても良さそうな店
- 鶏ガラと節系!プラスα の滋味を感じる琥珀のスープ
- クスクスとした歯応え楽しく!汁を吸い込んでも美味い!しなやかストレート細麺
- 見事なる豚肩ロース!質感!サイズ!香味!柔らかさ!
- 総じまして「大井町の良心!そんな誠実質実塩らぁめん!」
とある水曜日の話。飲食店って平日なら月曜日が休業が多いけど、実は水曜日も休業が多いね。これを迂闊にも忘れてフラれる経験は、これまで幾度も体験済。しかもこれに加えて、これだけ一気に臨時休業に出くわしたのも記憶ない・・・・。
ことの起こりはJRのダイヤの乱れ。これを利用して恵比寿で新規開拓しようと思ったら「臨休」。午後のスケジュールを鑑みて、大きく大森まで移動。あわよくば麦苗狙えるかと思ったら「不定期休」。だったらすぐそばの「クワトロ」へと移動するが「臨休」。大森に嫌われたと思い、一駅移動した大井町。絶対に営業していると思ってた丸中華そばは「臨休」。和渦へ向かうと「定休」。時間がないので最後に駅方向へ行くしかない。そして「凛」に向かうが「休業」。そして最後にたどり着いたのが「麺屋 焔」。涼しい一日のはずが汗だくになってしまったい!。
しかし最後の切り札としては、いいチョイスでした。本当にデカデカとした派手さはないんだけど、落ち着いたムードがいい感じです。メニューのシンプルさが好感度持てるし、看板のデフォルト「塩らぁめん」はこのご時世このロケーションで680円という良心的な設定。しかも誠実感や質実とした作りこみが感じられる逸品だからとても良心的。正直言って、もっと注目を集めてもいいのでは?と思う店なのです。この日は本当に最後に難民となるところを救ってくれて感謝。
鶏ガラと節系!プラスα の滋味を感じる琥珀のスープ
午後の予定が昼下がりだからよかったよ・・。なんだかんだで1時間以上は歩き倒した次第ですから。汗で失われた塩分補給には、塩らぁめんが格別です。値ごろ感あるし、また今回昼飯窮地を脱した感謝もあって、大好きな白髪ねぎとチャーシューを追加してみました。売上貢献!。そんな麺顔はこんな感じ。
おおお!目に映るものは私の好きなものばかりで大興奮!。やっぱりチャーシュー追加は正解で、焦げ目が美しく揃う肉片が整列してるのが快感!。それに白髪ねぎは半分以上沈んでいるので分かりにくいがネギ大好き「ネギ星人」としてはすこぶる上機嫌。またスキマから見えるスープの琥珀色がとても透き通っており、旨さの拍車がかかるようです。
こちらはやっぱり塩が人気だし、落ち着く感じがしますねー。決して魚介先行でない鶏ガラ系のゆったりした旨みが広がるタイプ。塩だれにはいろいろと、海塩や岩塩系など拘りがあると思うのだけど、淡くジリリとした輪郭感じる塩気が印象的です。一瞬淡く生姜でも?と感じたのですが、そうでもありますまい・・・。この路線だと鶏油などで色気つけたいムードもありましょうが、サッパリ系で押し切っているところが個人的には好きなのかも。
それにしても、琥珀の明るさ感じるスープ感ですが、淡麗系独特の落ち着きある味わいは、節系か何かなんでしょうかね・・・・。滋味を感じる正体が不明ですが、シンプルに味わえて深みを覚えるスープ感はさすが。デフォルトが一層安く感じます。
クスクスとした歯応え楽しく!汁を吸い込んでも美味い!しなやかストレート細麺
多加水でもなく低加水でもない。クツクツ!クスクス!とした前歯の千切れ方が快感を誘います。そんなストレート細麺は、角が立ってるようで麺線がとてもくっきりと映えるので、余計に旨そうに思えます。芯は丁度なくなったような茹で上げタイミングであり、前半は麺の風味感を、後半はスープの浸透で混じった旨みを味わえるタイプでしょうか。表層もツルツルとしつつ、しなやかな割には麺と麺があまり貼りつかない。なのでス―プの持ち上げと言うよりも、染みこみで味わうようなタイプに思えました。
正しく蕎麦ライクでズボボボボー―っとライトにすすり上げる感じ。そこに時々白髪ねぎが混じってゲホってしまうが、それも計算の内。もろとも一緒くたに奥歯で磨り潰すと、麺のクチリとした感覚に混じって、ザクザクとした白髪ねぎの歯応えと清涼感が混じる。最後はスープの旨みと、グルテンの糖質にネギ清涼感がプラスされて、カオスな旨さとして昇華いたしますよ!
見事なる豚肩ロース!質感!サイズ!香味!柔らかさ!
最近、六本木で「ふぐらーめん」を食ったとき、「焼きふぐ3枚/300円」と言うトッピングであそんだんですが、どうも最近、ラーメン食っててトッピングを選ぶときにその価値基準と比べてしまう・・・・、チャーシュー追加は250円。どうも3枚追加のようだわ・・・。結論言うと、甲乙つけ難しのハイレベル。
このチャーシュー、いろいろな点で基準を上回った感じです。まず「柔らかさ」は言わずもがなのトロトロ感。どうやって切ったの?炙ったのと思えるほど。そして「香ばしさ」が絶品で、片面だけ炙られた肉と脂が焦げて、その焦げた脂が甘味となってまた肉に染みこんでいる。香ばしさが味強化に変化している。当然のこと「サイズ感」「質感」も申し分なく、豚の肩ロースとしても、とてもいい部位を選んだような気がします。
総じまして「大井町の良心!そんな誠実質実塩らぁめん!」
・・・と言う感じでしょうか。限定どころか、特製もなく、デフォルト+αのトッピング感でのみ、メニュー展開をしている店。私は、そのスタイルを頑固とは言わず、誠実と表現したい!。嗚呼、良い店だな!っと思ったらやっぱり!そんな店には、ちゃんと「ハートランドビール」が置いてある。次回こそオフタイムに訪問したい!そんな野望を胸に秘め、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
飯時に
ダイヤ乱れる
ジェイアール
やっと辿った
塩らぁ沁みる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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