ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3389】 八咫烏 (東京・九段下) TOKUSENRAMEN 白 + ハートランドビール 〜透明感と突き抜け感!極まる白出汁と麺風味!ハイパーデフォルト白ラーメン!

澄み切る白出し!デフォルトのレベル高さに再び驚く!
 
 どうしても澄み切ってさっぱりしたラーメンが食いたい!。そんな思いが強すぎて、とある週末に神楽坂をテクテク上って、お出汁のような一杯求めてみる。そんなとある店だがいつもの行列がないので不思議に思いつつ店先で開店を待った。そしたら、いきなり扉が開いてお詫びの弁を聞く羽目になってしまいました。六本木に移転?とのことで昼営業はもうなくなったとのこと・・・・これはショックがデカすぎます。さてそれからどうするか・・・・。
 
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 どうしても白出汁のいい一杯が諦めきれず、神楽坂から九段下まで歩きながら移動いたしました。曇り時々雨という重たい天気。しかも湿気が高くて気温も下がりきらず、夏のように蒸し暑い。もう途中でどこでもいいかなと、魔がさしそうになりましたが、ハートランドが飲めるぞと自分を叱咤。そんな感じで汗だくでやってきたのが「八咫烏」さんでした。
 

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 ここも行列店のイメージですが、あらら・・・空いてる!。嫌な予感がしましたがちゃんと営業しててラッキー。どうもこの日は限定メニューの切り替えだったのか、デフォルト通常メニューしかやってなかったので、そのせいか空いていたような感じです。元からデフォルト勝負でしたから、自分にとっては好都合。しかも今回の一杯は結論を先に言うと、かなりハイスペックな質感でただ唸るしかない味わいでしたー。デフォルトのレベル高さに再び驚く!
 
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大人の休日の安らぎ・・・ハートランドビール 
 
 もう汗かきまくりだから、つべこべ言わずビールです。こちら小瓶なのがちょいと残念なんですが、中瓶だと腹一杯になるためラーメンが食えなくなる。ちょうど良いサイズ何でしょう。相変わらず麦芽100%の味わいは個人的には趣向にあっており、ライト感とズシリとした味わいが背反しながらも調和がとれた味。ビールが甘くも感じるほどに旨かった。やはり汗かいたあとだとうまいね。
 

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カエシの柔らかさと香味油の穏やかさとバランス感覚が素晴らしすぎる!
 
 座った位置の目の前にちょうど醤油の一升瓶がありまして、銘柄は「ヤマシン白醤油 極」。新規開店当初は黒醤油のを食った記憶で、追加パクチー乗せすぎて味の記憶が飛んでいます。今回は少し酔っているとは言え、しっかりと味わい記憶にとどめておきましょう。そんな気合を入れたところで、手際よく配膳が完了。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!思い描いた崇高な白出汁ラーメン!。ちょうど食べたかった絵面にぴったりです。透き通った白出汁が見事に丼の底まで突き抜けて見える。また風流な麺は綺麗に揃えて畳み込まれて、麺線が美しい。さらに桜色でしっとりと存在する半レアチャーシューの見事ぶりと、変わった色合いの味玉で、よだれが垂れまくりの様相です。
 

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 いつもより手早く写真メモを撮り終えて、早速出汁を味わいますが、なんとも円やかな味わいに和む・・・。塩気がどこまでも丸い。ベースの鶏ガラはスッキリしたタイプで色気抑え気味。また香味は鶏油と思うけど、バターのような艶っぽさはなく、さらりとした風味を残すのみ。全体的に落ち着きあるのは、乾物系の滋味だと思うけど、どちらかと言うと昆布とか節系の風味輪郭を映すようです。
 

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 塩気と旨味の境目がないイメージ。白出汁の和風と、鶏ガラベースの中華風が非常にバランス良い上に、全体的に都会的に磨かれた華やかさがあっていいね。食い続けると、徐々に麺から滲む炭水化物の風味が出てきて、軽く霞がでる一方で甘みが増しカオスが高まるね。また特選だからいろんなトッピングからエキスがにじむところもあって、前半はサッパリ感だけど、後半はしっとりとした膨よかさが広まる感じで味風景がゆっくり移って行くようです。
 

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全粒粉配合で崇高感高まる上に風味際立つ!麺の味濃ゆいストレート細麺
 
 何にしてもこういう麺が一番好きな部類です。ストレート細麺で加水は低め。密度は適度に感じて、パツパツというよりクシクシとしたイメージです。少し芯を感じるような茹で上げタイミングで、粉の風合いが色濃い。全粒の打ち込みがしっかりと伝わるので、ラーメンというより「そば」と言ったムードが漂います。
 

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 スープが淡麗だから麺の風味が生きますね。割と汁の浸透を許さないタイプで、最後の最後で完全に浸透しきるまでは、たっぷりと風味を感じて楽しめます。熟成もありましょうが、フレッシュな風味を楽しむ麺ですね。薬味のネギや三つ葉と絡めて食うと尚旨し。
 

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二種の低温調理チャーシュー!レア肩ロースとフォンフィスタイル鶏胸肉
 
 いわゆる特製のラーメンですからトッピングが豊富です。チャーシューにしても豪勢。豚は肩ロースの低温調理タイプ。これが結構投入されており、そのまま食ったり麺を巻いて食ったりと、存分に楽しめます。うす塩味で肉の素材感ありあり。脂の差しまでも旨いと言った感じです。
 

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 さらに隠れてましたが、鶏の胸肉もコンフィタイプで旨し。これは思いっきりスープに浸して吸い込ませて食っても旨いですね。パフパフとした食感が楽しいです。
 

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影に隠れたワンタン絶品!
 
 隠れてますが、割としっかりとしたサイズのワンタンが2個あります。団子の中央を押しつぶした
面白い形状で、肉餡はしっかりとした感じです。ナチュラルな塩味が印象的で、肉がぷりぷりとした印象で楽しい。皮はスープに溶け出したりしないで、しっかりチュルチュルと滑りながら肉餡を引き込んでくれます。うまし!
 

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味玉にハズレなし!白黒ツートンカラーにギラギラ卵黄が不思議!
 
 この味玉はこの店以外で見たことないです・・・。出汁茶色というより、墨色?灰色?のような色合いで、しかもそれは中まで浸透してません。なので白身の断面が白黒ツートンになってて不思議。味はしっかりとし染みており、塩ダレのようなイメージでしたが、例えようがない味わい。卵黄もハードな部分ととろとろの部分で別れており、ここも黄色とオレンジ色のツートンカラー。見た目も味わいも不思議さありありの味玉。嗚呼、やはり味玉にハズレなし!
 

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 総じまして「透明感と突き抜け感!極まる白出汁と麺風味!ハイパーデフォルト白ラーメン!」
 
 ・・・と、修飾と装飾を並び立てても言い尽くせぬ高品質でございます。これはうまい!。こちらは限定麺の出来が素晴らしく天才的なので有名ですが、こんなしっかりしたデフォルトがあるなんて、二重にすごい。できることなら毎週でも食いに来たいー!ちょっと今後訪問回数が増えそうです。そんな興奮が未だ冷めやらぬですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   灰色の
   夏色残る
   秋空に
 
 
   澄み切る出汁
   旨さ晴れやか
 
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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