ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3225】 人形町 兎屋 (東京・人形町) らーめん 中 ~一周どころか二、三周まわった新しさ!飽きさせないスタンダード豚骨魚介!

<フラれても爪あと残す!意地でも旨いもん食いたい!>

 外出先で二つのアポが、昼飯挟んで微妙に空いたのだから、昼ラーメンとカフェで時間を潰そう・・・としてやってきた人形町。この一帯も気になる店が多いものの、八雲@池尻大橋の完全コピーなる質実な一杯を求めてやってまいりました。ところが・・・臨時?休業でして失意のどん底に陥ってしまいましたよ。狙いが外れるとリカバリーが難しい性格、プレッシャーに弱い私です。しかも泣き出しそうな雲行きだし、焦る焦る・・・。結局、「いし川」と「兎屋」で迷いましたが、信号が変わって行きやすい方に決めました。それが後者です。
 

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 しかしそこは行列だった・・・・。人形町界隈のサラリーマンばかりが並んでおりまして、オジサンばかり。これは、むしろ期待できます。昼飯はオヤジにとって重要ですからね!無駄にしたくないもん!。これ以上右往左往して労力を無駄にできないので、腹を括って行列に加わります。
 

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 行列待つ間、暇だからずーっと考えていたんですが、最近、ラーメン店の店箱は多様化してますねー。カフェっぽいのが今流なんでしょうが、バースタイルとかも多いし、二毛作店ともなると店箱は一気に多様化拡大。その中でも「寿司屋・割烹・和食屋」に近い凛々しい店箱もちあほらと見かけます。こちらの外観は一見、建て直した和菓子屋のようですが、中はカウンター広い目の割烹屋に近い雰囲気。いいですねー。スタフさんも板前風のユニフォームでキビキビと動いてます。行列中の客の食券を次々ともぎって、厨房内へと消えてゆきます。
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<荒々しい煮干のダイレクトな旨味響く豚骨魚介! 醤油ダレのニュアンスアリアリでナイス!>

 なんとか、雨雲が泣き出す前に入店し席につくことができました。ようやく心落ち着いたところで、厨房奥に「浅草開花楼」の面箱が山積みされた存在感に気が付きました。なるほど・・・太麺だからゆで時間がかかりそうなのね。事前に食券をもぎって少しでも回転を良くしようという機転ですね。なので一度座ると驚くべき速さで配膳が完了しました!。それがこの麺顔!。
 

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 おおお!・・・これはまた大変ジットリ感覚が伝わる豚骨魚介ではないですか!。「またおま系」と揶揄されたカテゴリーですが、ちょっと迫力が他とは違うぞ。トロミがありそうで滑らかながら、意外とザラツキがあるようにも思える。また表面を覆う香味油はラードのようで、熱を蓋している様子。薬味の白ねぎが細かめに刻まれている上に、大量に投入されてます。レンゲで透かしてみると、意外と醤油色をしているようです。そこに魚介の成分が細かく泳ぐ感じ。味わってみると、かなり分厚い旨みが渦巻きます。濃ゆい味だがしつこくもなし。
 

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 豚骨の煮出しがしっかりとしているのに嫌味もない。がっつりとゲンコツ投入して、濁さず丁寧に時間をかけたのが何となく伺えそうです。また、コラーゲン感には、鶏ガラもチラチラと感じ取れますし、豚骨魚介の中でも動物系が全体を主導しているように感じられます。何となく冒頭で、僅かな香味油のラードが、かなり頭の中にイメージとしてのこっているようです。
 

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 一方の魚介は、「甘さ」より「香ばしさ」を重視した感じです。甘さはあるものの、甘ったるく仕上がっておらず、煮干しの素直な旨みというフィーリング。なので、飽きずにゴクゴクと飲み干したくなるし、重くないと感じます。複雑な煮干しのミックス感がありますが、苦み・ニボニボ感は抑えられています。そこに、意外と醤油ダレがキッパリと効いているように、私は感じるんですがどうでしょうかー?。醤油の風合いも感じる豚骨魚介というような・・・・ここに、このスープのユニークさがあると思います。
 

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浅草開化楼:ご存知ツルモチ多加水ストレート中太麺がナイス!>

 これは、これまで幾度もお目にかかった感じがある、多加水ストレート麺ですねー。ザ・豚骨魚介!ってなイメージすら覚えます。東池系のスープに浮かんでいる姿が安易に思い浮かびます。茹で上がり体積が増した麺は、ふくれっ面でほぼ丸麺の状態です。多少のボコボコ感はありますが、引き上げると絡み合うことなく、スルスルと解けます。
 

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 それにしても熱々です。前歯を刺して力を入れるとプツリと弾力を発揮して千切れますが、前歯の裏側に麺の断面が触れた時は少し温もりすら感じます。知覚過敏すぎるのかも。。。また、奥歯へ運んでからの歯応えは明るさそのものですね。束になったのを順列にブチブチと噛み潰し、豚骨魚介グルテンの旨みの結合がとても旨し。微妙にザラツキのあるスープの粒子が貼りついたりしてるのを見ると、意外に持ち上げの良さを知ります。
 

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 太さ、風合い的に、つけめんでもかなりの実力を発揮するものと思われ、次回機会があれば、つけめんで頂きたいです。これはあつもりよりも、ひやあつの方がやっぱりいいかもー。



<肩ロースも脂部分を残し、芳醇に旨し!>

 青菜、メンマ、きざみ白ネギ等色映えがあるなか、チャーシューは少し滋味な印象。それでも作りこみはなかなかいい感じ。肩ロースのスカスカ肉かと思いきや、皮に近い部分の脂がしっかりと残っていて、そのほうじゅんな甘みがすごい旨い。また赤身の部分もしっかりと旨みを残しているし、見かけ以上にすごく旨い。最近、レアチャーシューばかり食い続けて、こういう王道のスタンダードな肉を見ると安心しますねー。
 

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 総じまして、「一周どころか二、三周まわった新しさ!飽きさせないスタンダード豚骨魚介!」と言う感じかしら〜。捨てる神あれば拾う神あり・・・な展開でしたが、かなり満足できたリカバリーショットでした。どうもこちらの常連さんは、「柚子胡椒」を別購入してみな溶かしつつ食べていたが、このスープ感なら汁系でも絶対あうはず。なんか心残りをまた作ったままになり、退店しました・・・。帰りは、地下鉄入口A4に向かってダッシュ。雨をなんとか逃れて・・・浅草線に乗って座って、腹いっぱいで爆睡ですー。疲れと幸せを感じながら・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   重い雲
   フラれフラれて
   人形町


   豚と魚で
   うさぎ美味しき


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


YouTubeにまとめてみました!
 

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