ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3166】 江戸前煮干中華そば きみはん 五反田店 (東京・五反田) 中華そば 味玉醤油 ~嵐の中でも安心感を与える店構えとその定番さ!手堅い東京煮干麺!

<天候が悪いときに大変重宝するロケーション>
 
 先日の休日は、とても気持ち良い天気に恵まれて春を感じたわけですが、日が変わると一変して大嵐です。気分が憂鬱。それでも出社するという日本のビジネスマンは偉いね。オフィスに辿り着くだけで、疲労困憊です。
 

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 ところで、私は傘を持ち歩くのが苦手で、極力持ちたくない。この日のような大嵐でも。雨が上がった時に、傘を持つのが邪魔くさいし、うっかり置き忘れたときの残念さがたまらない。だから、「ナビタイム」はかなりのヘビーユーザーで、地下をくぐったり雨をよけて移動するのが得意です。しかし、これにラーメン屋情報との連携は取れていないので、結局、昼飯ラーメンは駅構内とか駅ビルで食うしかなくなってしまう。さて、今回の昼飯はどうしたものか?。
 

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 そんな時は、五反田の「きみはん」が頭に浮かびます。丁度、JR山手線の線路下に位置し、橋桁が屋根になっているので重宝。東急ストア側改札から出れば、ほとんど雨に濡れずに店の前にたどり着く。しかも行列が発生しても、歩道すべてが線路下なので、どんなに多く並んでも濡れる心配はいらない。この大雨大嵐の中、傘を持たずに、地下鉄とJRと地下道等で、Door To Door でラーメン食って、出先までたどり着き、打ち合わせしてオフィスに帰ってきた。なんか・・・達成感ある。そんな、些細でつまらないことに、必死になって生きているオレです。
 

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<まさしく柔らかい煮干味!甘味と煮干の仄かさは春に似合うね!>
 
 そんな訪問理由ですから、特別これが食いたかったわけではないけど、別にこのブランドなら不満もない。人気店のように店内には、ハンサム外国人ビジネスマンもおられて、旨そうに・・・と言うか器用に食されてます。これ以上悩みたくないから、デフォルトの醤油とさせてもらいました。もう分かってる味なんだけど。麺顔だって脳裏に焼き付いてる。それがこんな麺顔です。
 

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 おお!まさしく東京煮干の定番たる風貌ですな・・・。いわゆる淡麗煮干のように見えますが、実はそれなりに鶏ガラと豚ガラの煮出しが強め。よく見ないと分かりませんが、表彰には煮干のエキスの固まりが幕となって浮遊しています。煮干のパンチはかなりそがれている。と言うより甘さを追求した方向性で、そこが好き嫌いの分かれ目かもしれません。煮干は苦くなければ気に入らんと言う方には、マイルドすぎるでしょうか。
 

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 香味油にも煮干の雰囲気を感じますが、それよりもラード系のコクの分厚さがアピールしてきます。そしてそれが、麺顔全体を蓋するように広がり、汁がなかなか熱いまま保たれます。なのでライト煮干と思っても少し重みがあるます。食べごたえに通じる程度に。
 

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 ゆずの風味も少し溶けます。このブランド系の汁系には共通しているかもです。醤油のエッジは丸い分、ゆずの清涼感がじんわりと響きます。途中で少し飽きてくるなら、ホワイトペッパーが一番おすすめ。つけ麺にはブラックペッパー、汁系にはホワイトペッパーと言う風に、使い分けてます。
 

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<加水の多さのわりに引き締まりを感じる捩れた麺!煮干麺としては独特?>
 
 個人的には、煮干系としては珍しい組み合わせかもと思ってます。縮れに近い捩れっぷりで、やや黄色い色あいがつるつるして見える。なので透明感を時々感じるんですが、もっと動物系が濃ゆいスープではよく見かけるのだと感じます。モチモチとも感じますが少しハードなイメージ。
 

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 密度感があるのでクツっとした感覚も多少ある歯ごたえです。麺の風味よりも、舌ざわり、スベリ、のど越しに優れたタイプかなー。お隣の客が、カタメを指定してましたが、結構それだとゴワゴワ感が強まるみたい。でもそれも旨そうー。そういえば、カネジン製麺の麺箱が積んであったが、そうだったっけ?久しぶりだとそんなことも忘れてしまうー。
 

 

 
 
 
<味玉にハズレなし>
 
 一回り小さい目のサイズ。卵黄は、外周から中心に向かって、芋羊羹状態→ハードゲル状隊→ジャム状態→とろみ・・へと変化してゆき、まさに王道の湯で加減。ここにつけダレが深く浸透してるから、まさに極上なる濃密さを言えましょう。一方白身は、意外とプリン!とハードに弾けるようで、前歯を立てるとプツリブツリと小気味よく裂けていきます。味は当然染みている。やはり今回も、味玉にハズレなし。
 

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<案外上品さを感じる淡泊な味わい!そんなロースチャーシュー>
 
 ロース肉のチャーシュー2枚とばら肉が1枚。なかなかデフォルトとしてはサービスしてくれてます。そのどちらも薄味で、ほとんどスープの味と同じ塩気レベルと感じます。特にロース肉は意外と言っては失礼なのだが、上品な感じ。線路下で出すチャーシューと思えば、より上品さに有難みが増すようです。白飯というより、酒と合わせたいタイプ。最近、年のせいか、ビール飲んだあと、ラーメンスープを飲み干すのが辛く思えてきた・・・。
 

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 総じまして、「嵐の中でも安心感を与える店構えとその定番さ!手堅い東京煮干麺!」と言う感じでしょうか。今回は妙な思いつきで行動しましたが、やはり、きみはん!安定の味わいだと再認識いたしました。新しい味ではないけれど、いつまでも食べていけるような安心感もありなむかと。雨の季節には、この店の訪問頻度があがるかもしれません。この店は、限定も定期的に展開して、力を入れているようだし、そろそろそっちも攻略してみたい。次回は限定狙い。そんな感じで気楽な麺活動を思い出しつつ、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 
   週明けの
   嵐で気分も
   乱される
 
 
   イライラ消える
   ウマウマ煮干
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
最後に、YouTubeでまとめてみました ↓ 
 

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