なかなかダウンをしまえない・・・今年の春
- <全体&スープ> 煮干名門の味噌味コラボ!生姜溶けるが背脂も追討ち!しかも辛味でぐいぐいと食わせる!
- <麺> つけめんと同じ??ヌツヌツとした密度感ある歯応えに滲むグルテンの風味!あつもり感覚でボリュームたっぷり腹持ち感 SO GOOD!
- <チャーシュー> とってもなじみ深い煮豚タイプの豚ばら肉ロールタイプ!底に沈めてサルベージして食うべし!
- <やさい> やはりアツアツ~でどっさり感覚あるモヤシが嬉しい!汁とからめて味わい深く!
- 総じまして「煮干名店にして煮干エッセンスのみならず!明るい味にガッツリ感プラスの崇高味噌麺!」
ダウンと言ってもユニクロのライトダウンだけど。もうそろそろしまい込んでもいいかなと思うと、気温が下がったり風が吹いたりして、そのまま放置です。それはそれで、冷たい雨降る日は助かるのだが。
電車で移動中、山手線から見える目黒川の桜並木がいい感じ。丁度見ごろを迎えるのに天気がいまいち。忙しくて昼飯食う時間もズレた午後。雨が降っていたので「きみはん@五反田」へと向かいました。山手線ガード下だから、風雨の日には便利なもので、ついまたやってきました。
この店は実は個人的には思い出深い。関西転勤中の東京出張で、新幹線で帰る前にサクッと品川から移動しては食ってたっけ。一番仕事もプライべートも充実しており、体力もあったあのころ。平成ど真ん中で、いつもくたびれて中華そば食ってたんだが、希望があったもんなー何だか。今や平成も過ぎ去り、令和の世になって新しい希望をはやく見つけてないといかんわなー。
<全体&スープ> 煮干名門の味噌味コラボ!生姜溶けるが背脂も追討ち!しかも辛味でぐいぐいと食わせる!
ただ今回は、煮干はちょっと最近食いすぎな感じもして、やる気をそがれたのも確か。どうしたものかと考え込んでたら、見慣れぬボタンを発見。それが「味噌煮干」。きみはんで味噌は全くイメージじゃないので、ちょっと勉強と体験がてら、こいつを頂こうかと好都合のように今回はそれをチョイスしました。まだ肌寒いから雰囲気的にもマッチしてますしね。そんな軽いノリ
おおお!これは何ともまたガッツリ感ある味噌ラーメン!江戸前煮干が単に味噌味含むかだけかもと、少し舐めてたかもしれません。立派で本格的な味噌ラーメンで、野菜の盛り具合もさることながら、生姜の薬味もガッツリ投入されてます。これは腹持ちよさそう。
この手のタイプ、野菜の汁がベーススープにも溶けてより旨くなるんだよな~。トッピングにはネギも見て取れますが、ほとんどモヤシ。茹で上げ直後の熱々さで湯気がおさまりません。味噌がよりマイルドになる旨味でまずは堪能しはじまます。
そのスープですが、想像通りな部分もあります。煮干ベースのスープに味噌エッセンスがプラスなので、表面には煮干粒子の浮きがあるし、また風味に「きみはん」らしい甘味と香ばしさを漂わせる煮干感です。ライト煮干が味噌プラスでややハード系に傾斜したかもと・・・この時点では感じていた。そして薬味の生姜をゆっくりとかしてゆき、味噌をさっぱりさせて味わうつもりでした。
ところがよく見ると背脂もしっかり入っているのですな!これは案外見逃しがちで、個人的には薬味がさらに増えたような感覚でした。野菜と生姜でさっぱり感させるところを、背脂でこってり方向へ微修正の味わい。シンプルな味噌ラーのはずが、結構カオスな旨さの凝縮体と変貌してゆきます。
まだ面白さが終わらない!。見た目に少しだけ視認できる唐辛子の赤いかけら。ほんのわずかだから気にも止めてなかったが、見た目以上にじわじわと辛さが感じ取れます。唐辛子系の辛味は味噌と相性がいいのはテッパン!。それだけでなく、煮干の風味にも案外マッチして感じられました。かなり気に入った様子で、気が付いたら汁の2/3以上を飲み干そうとする勢い。もちろんこの後完飲です!。
<麺> つけめんと同じ??ヌツヌツとした密度感ある歯応えに滲むグルテンの風味!あつもり感覚でボリュームたっぷり腹持ち感 SO GOOD!
麺も実は予想外でした。きみはんの汁系は、加水が高めのストレートに近い細麺だったような記憶。やや黄色めの色合いも印象的で、玉子か練り水の反応かといつも思って食ってるんだが、それとは違った。つけ麺用をそのまま流用しているのかな?。もともとつけ麺もそれほど太麺でもないタイプのはずなので、何となく同じ麺かと察した流れです。
この麺がじつに食べ応えと満足感を与えます。まず質感ですがグルテンの風味をしっかりと感じさえるようなヌツヌツとした歯応え。汁系にしては太目なのでクツクツと言うより弾力にボリュームを感じます。きみはんをはじめ、TETSU系列のつけめんって「あつもり」が結構人気度高いと思ってますが、ちょっとそんな雰囲気も脳裏をかすめます。
もともと地肌がきめ細かい上に、軽い滑りもあると思われます。そこに背脂溶け込んだ汁を通してくるから、スベリは納得の軽さ!。そしてボコボコした縮れが軽いタッチを与えるスベリのシルエット。ズボボボボボボっとすすり上げるのが実に楽しい!180gはあったのだろうか・・・結構長く楽しめたようです。
<チャーシュー> とってもなじみ深い煮豚タイプの豚ばら肉ロールタイプ!底に沈めてサルベージして食うべし!
本当にこの手のチャーシューとは長い付き合いです。いわゆる煮豚タイプで、スープ生成にも利用した作りこみ。脂身が多い部位がいい感じに脂が抜けており、そして肉自体は柔らかいです。味付けはとても低めで、そのままだと少し頼りないかも。なので上にトッピングされた状態でも、スープに一旦沈めこんでおくことをおススメします。
あとで引き上げたときに隙間に汁の旨みが染みこんでおり、その瞬間の残った脂身との味わいが楽しいです。1枚だけじゃなかったら、ほかに野菜を巻き込んで食っても旨かろうでしょうね!。
<やさい> やはりアツアツ~でどっさり感覚あるモヤシが嬉しい!汁とからめて味わい深く!
ほとんどモヤシでした。出すタイミングを見計らってテボの中へ野菜を投入。茹で釜にそのままつけて、数十秒程度で軽く引き上げて仕上げにのせてくれます。写真に収めるとどうしても盛り具合がフツーに見えるのですが、実際はもっと迫力あり!。腹減ってるときに大盛にモヤし増しを重ねると、プチ二郎じゃないか?と思えるほどマシマシ感たっぷりでしょう。
やはりアツアツでシャキシャキ感がキープされてて旨い!。特に麺と絡めて一緒に食う方がいいね。お互いの歯応えが楽しい一方で、やはり弾ける汁のさっぱり甘味が、濃厚味噌味の中では新鮮でフレッシュ。これを感じながら食えるのは、モヤシのいいところで、麺と抱き合わせで食らうとより一層鮮やかな味わいと食感です。
総じまして「煮干名店にして煮干エッセンスのみならず!明るい味にガッツリ感プラスの崇高味噌麺!」
・・・と言う感じでしょうか。案外フツーの味噌ラーメンに見えますが、きみはんなりのエッセンスを深く感じます。味噌麺は冬のものと限らず、いつでも旨いものは旨い。もし花見で冷えたら・・・味噌麺で暖まるのもいかが?。そんな宣伝と応援気分が収まらぬうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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