ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3003】 博多一風堂 五反田東口店 (東京・五反田) ソースとんこつ + Aセット/博多一口餃子&ライス 〜B級グルメ感アリアリで挑戦的!一風堂新たな刺客!

<キャンペーン価格の500円企画にちゃっかりたかるオレななのさー>


 一風堂の32周年の創業祭ということで、ワンコイン500円で食える祭とあればなおさらです。しかも「ソースとんこつ大発明」という触れ文句で、20年ぶり?の新メニュー開発とのこと。これも10/16に限り500円。行列覚悟の五反田東口店に、ランチタイム早めに突撃してみました。ところが丁度良いタイミングだったようで、もう5分も遅れていれば待ちに紛れたようでラッキー。すんなり座れてしまいました。








 もう食うもの決まってたら、お冷もって来てくれた途端に、「ソース!バリカタで!」と思わず口を突いてでてしまいます。ランチセットいかがですか?などと返されて、いつもならスルーするところが、+100円で餃子とライスが付くのならこれもアリ。総額600円で腹パンパンになるという幸せを体験することなりました。


     






 それなのに・・・テーブルセットにある「辛いもやし」が気になってしまう。貰えるサービスは何でも頂く!という節操ない性格もあり、また今回も山盛りでもやし三昧を繰り返してしまいましたわー。


     











<意外にこれはアリ!ソースの塩甘さに豚骨エキスが合う!そして紅生姜も相性ナイス!>


 先に餃子とライスが配膳されて、ちびちびとそれ食ってたら餃子に食欲スイッチが入りそうになりかけたところで、例の「ソースとんこつ」が配膳されました。ソースラーメンってB級グルメでちらほら聞いたりするんだけど、近場では千葉船橋の名物なんだっけ・・・実は未食の分野です。これまでブラック系は好きでそこそこ見慣れているはずですが、今回は異様です。豚骨のギトギト感に、確かにソースらしいジットリとした漆黒感覚。表層もギラギラしております。そんな暗闇の中に明るい色合いが映えており、それは温野菜のような安らぎ感生まれている。更にそれだけではなく、温泉卵も存在感ありまして、「まったり×こってり」とした味わいが想像できます。










 さて実際に味わうと「ソース味」を感じます。当たり前すぎますかー。ソース独特の塩気は強めなのですが、仄かな酸味と甘みがあって、どこかしら洋風と思える味風景。薄っぺらいカツに垂らして食ったあの庶民的なソース感覚が非常に面白い味わいです。ウスターソースよりもちょっと濃ゆさを覚える中濃感。思わず関西人の血が騒ぎます。ここにいつもの豚骨エキスがガッツリと受け止めるわけですから、非常に動物エキス感が高まる仕上がりとなっております。豚骨も別にソースに遠慮して薄味になっておるわけでもなく、濃い味が合わさって、尚ずっしりと来る感覚でしょうか。非常に食べ応えを感じる次第でして、このスープだけでも白飯をガツガツと食えそうな気さえしてきます。








 そこへ温野菜のナチュラルな甘さが、いい雰囲気でどぎつさを窘めてくれる。スープの合間にぶつかった野菜は、丁度良い箸休めという感じで、噛みしめても優しい味わいを吐きだしてくれます。などと言っていると温泉卵が次第に破れて広がりだす・・・。濃厚なスープに麺がからみ、そこに卵黄が更に絡まると、これまたまったりした味わいになり、旨いに決まってます。白身の部分だけも円やかさを全体に与えますので、スープが一気にレベルアップする思い。まだまだ面白いのは、このソース味わいに紅ショウガが非常に合うのね!!。これは意外と思ったけれども、よくよく考えればお好み焼きの味パターンと同じなわけで、旨さの組み合わせ定番だったりします。












<いつもの豚骨以上に絡みまくる!汁ハネ注意で爆食い!ご飯のオカズにもなる麺!?>


 今回もバリカタです。長らくラーメン活動してきても、ソースに絡んだバリカタ博多麺と言うのは初めての体験かもしれません。粘度もさることながら、ソースに染まった深い褐色がこれまたそそる色合いです。麺の隙間にびっしりと粘度高いスープが入り込みますから、実に濃厚。しかし油断してはいけません・・・・その分、汁ハネが飛びますから注意!。ここはオッサンと言えども恥じることなく、前掛けを頂きました。








 個人的見解ですが、バリカタがソースに合います!。加水の低さが粉感覚を高めますが、ソースが混じるとそれがご飯感覚になるような錯覚を覚え、食欲が増してゆくみたいな感じ。ソースと炭水化物は最高のコンビネーションで粉文化関西の血がたぎります。スカスカとしたところに辛甘い風味が混じり、野菜の甘みが滲む。そこに卵黄がとろりと絡みだすと・・・最高に円やかになります。香ばしいソース味に玉子が絡むのは、我慢ができません。これをおかずにライスを食いたいほどに・・・。





 





<トッピングが結構豪勢!天カス浮かべてさらにオカズ感覚がアップ!>


 改めて見直すと、キャベツ主体の温野菜、温泉卵、薬味ネギ、そして紅ショウガ。これらが混然一体となってソース味に絡むので、なんだか気分はお好み焼な感じ。関西では「お好み焼き定食」ってのが普通にあるのですが、それを思い出してしまいました。またチャーシューが見逃せません。肉厚なロールばら肉チャーシューは、醤油ダレが深く染みこんでおり、香ばしくて脂が甘い。酒にもライスにも合います。またもう一枚ロース部位肉が投入されており、これはソーススープをしみ込ませて食いたい。ライスに絶対に合います。
















 それだけにとどまらず、天かすを別に追加投入することが可能です。これは遠慮せずガシガシと投入してしまいましょう。最初はクランキーな歯ごたえが斬新ですが、汁を吸いこんで溶けだすと、油の甘みがプラスされてまた更に円やかな旨さに昇華します。絶対に、この具材だけで丼一杯のライスを食切ることができそうです。











 




<これで100円プラスならOK! 皮がモチモチパリパリでこれまた食がススム>


 ソーススープに圧倒されて、すっかり餃子がなくても白飯が食えそうですが、これはこれで餃子が旨い。小ぶりの博多系の一口餃子。ぱりぱりとした皮の食感が堪らない。肉汁溢れる上に、すんなりと食えるサイズなので、いくらでも無限に食い続けることが出来そうです。こりゃビールがススムこと絶対にうけあい。








 それにしてもライスと餃子で+100円のセットとは、上出来ですね。今回はスープも完飲してしまいましたうえに、ライスと餃子でしたから・・・昼間から腹パンパンの幸せ。ありがたし。







 総じまして、「B級グルメ感アリアリで挑戦的!一風堂新たな刺客!」と言う何の捻りもない感想でごめんちゃい。これは今後、本当にレギュラー化するのでしょうか?。今回はこれで500円というイベント企画で食したので感動ものだったのですが、価格次第だというのは本音というところ。レギュラーだったら、今回のセットでも英世でおつりが来る算段ですから、まあ悪くはない設定ではありますね。今後に期待です。きっと評価は割れると思うけど・・・賛成に一票投じておきましょう。と言うことで冷たい雨のなか、食った後は額に汗をかいてしまいました。気分はいいね!そんな感じを素直に最後に詠ってみます!。



   週初め
   冷たい雨に
   下げモード



   新作ソースで
   気分復活



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







博多一風堂 絶品 ホットもやしソース4本入りBox

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