ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン837】 博多長浜らーめん 田中商店 (東京・六町) ラーメン・バリカタ(×替え玉)

つくばエクスプレスに初めて乗りました】

 いや〜・・・・つくばエクスプレスの駅って・・・・こんなに地下に相当もぐるのね・・・。エスカレータがこんなに有難いとは思いませんでした。さて今回は、流山の知人に会いに行ったついでに立ち寄った六町。 ここに、こんな大東京都の駅の周囲に、まだこれほど開発途上なエリアがあるなんて驚きです。 平野に電線の鉄柱がズドンと存在する風景は、西東京エリアでも同じですが、この界隈はまだ空き地も多く、それぞれの土地と建物がひとつひとつ大きいような・・・。道中のドラッグストアや、住宅のサイズ感は東京というより、千葉・埼玉ですな(いい意味でよ!)。ともかく、暗がりの大きな住宅道路をスマホ片手に道を急ぎました。



【突如現れる・・・郊外のロードサイド店のようなでかいハコ!〜田中商店】

 名前が「商店」やから、てっきりそれに見合ったサイズ感とか、ちょい古ぼけた感覚をもって訪問しましたが、全然真逆の立派なハコですやん! 「とんこつ」と言えば・・・・少し年季が入ったような埃っぽい店が旨そうと思ってる・・・・変な性格。 キンピカな文字看板に、磨きぬかれたような一面のガラス! ここ・・・・ほんまにラーメン屋かいな!でっせ。その規模・・・・ファミレスクラス! そう思った瞬間にマニュアル通りの接客されるんやろかと少し下げモード・・・。 しかしながら、扉を開けた瞬間、そんな気分が消し飛んでしまうほど「元気!」。 注文をとりに来るタイミングや、コールの通し方、替え玉タイミングなど、すばらしい動きですやん! まさに、「アスリート」的な接客対応! そう思って改めてハコを見渡すと・・・・ファミレスじゃなくて、体育館に見えてきた(笑)。





【臭いから旨い!旨いから臭い!】

 自宅に帰ったら、「体臭がする」と言われてしまったが、「違う違う!それじゃない!それじゃな〜い!!」と、変な拍子をつけて言い訳をするアタクシですよん・・・。そう、旨くて気分よく帰宅させていただきましたwww。そんな気分良くさせてくれたのが、この一杯!

「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「素人見でも、九州らしい・・・コクの濃厚さが突き抜けた感じがハマりますがな!」


1)さすがに豚骨の中でも「げんこつ」フレーバーがガッツリ!

  さすがに純度100%の豚骨は、独特の獣系の臭いが数段違いますなwww。東京に出て来て久しぶりにこういう豚骨パンチにめまいがクラクラする思いもいたします。東京で豚骨を食ってないわけではないのですが、ここまで、「げんこつ」のエキスを煮出したフレーバーっちゅーやつは久しぶりです。最初の2〜3クチまでは少し慣れるのに時間がかかるものの、それ以降はもう動物系コラーゲン摂う取に没頭っすわ!。 素人ながら思うに・・・豚骨でも骨の部位によっていろいろ特徴があるらしくて、これは松戸「魔乃巣」の大将に聞いた話・・・。これほど野趣あふれる系ってことは、「げんこつ」の比率が多いっちゅー事なんやろうね・・・・。


2)本場は知らねどイメージ通りのまったり感・ほんのクリーミー

  特に、コラーゲンって上品な感じは一切しないんだけど、アタクシの知っている豚骨ラーメンでは、よくある一般的な粘度感覚。つまりは、王道の中の王道といったところですか。 ところで話は変わりますが、アタクシは・・・関西時代にラーメンレビュアーデビューした訳でして、当時関西の九州豚骨を求めて走り回っていた時期があります。このときに、少し発見したのは、「トロ味が少ない」あっさり系というようなもの・・・。それらは薄いのではなく塩味も濃いタイプでした。

  実は九州大陸には足を踏み入れたことがないので、絶対に偉そうに言えないのですが、「出汁感」で食わす系統と、「コク感」で食わす系統があると思っています。だとしたら、これは後者!ちなみに、「無鉄砲」は「コク系エキストリーム」と言ったところでしょうか・・・・。コク豊かな脂感がナイスでして、遠慮なく非常に熱々で食わしてくれて・・・・久しぶりに九州豚骨を堪能いたしましたよん!


3) グイグイと食わせる塩気がたまらん!

  九州のどんな系統であろうと、少し濃いめの塩味で、しっかりと食わせるのがいいところ!ボディの大多数を豚コクで占拠されてますが、その輪郭だけは、多少じょっぱい塩味が覆い尽くす感覚です。前半は、このシンプルな味の構成で食べすすめ、途中から紅しょうがとゴマ、そしてニンニクで仕上げて・・・・塩味を複雑にしながら、一気に麺をすすり上げます・・・・。そして替え玉の時点で、ラーメン用タレを追加するのではなく、高菜を投入するというスタイル〜♪ とにかく、テーブルセットのあるもの全部つかってみましたが、もう少しシンプルでも良かったと反省してます。


 ※味のまとめ:コラーゲン豊かでありながら、野趣にあふれた本格豚骨!まったり感なコクと、シャープな塩味であっという間に完食!




【次の訪問では、必ず粉おとしにも挑戦したい!】

 ここの麺を食って、アタクシなりの・・・・・バリバリ最強伝説を打ち立てたいと思っています(意味不明じゃな・・・)。 

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「歯ごたえフェチには堪らん!本格的に食い始めて数十秒で替え玉コール!オレってバリバリィ〜?」


1)バリカタが一般的な「固め?」のスペック??

  アタクシの知識では「やわ→普通→固め→バリカタ→ハリガネ→粉おとし」でありまして、店によっては「粉おとし」はまるで隠しメニューのごとく書いてないところが多い・・・・。こちらの基準では、「固め」=「バリカタ」でして、「粉おとし」はありません。「普通」からいきなり「バリカタ」になるので、どんなもんかいな・・・・と少し不安だったのですが、丁度ほどよい「バリカタ」でございましたわw。また、替え玉のバリカタもより固さが強調されていですね〜。

2)レビュアー泣かせの典型的な博多麺

  博多麺ってのは、評判の良い店ほどあまり差がないというか、特徴をとらえにくいんですよね〜。どれ食っても同じような内容になってしまいます。ここもその典型でして・・・・・・、極細麺ゆえに、麺の束が一本一本・・・クツクツクツクツ〜っと前歯で千切れて行くようすが冒頭で感じられ、そして奥歯のすり潰し段階で、バリカタ故のグニリィ〜とした感覚がナイスなんですわ! 店によっては加水率も違うようですが、こちらは典型的な、超低加水な麺です。


3)これぞ粉感!ザラツキがええねん!

  超低加水ゆえに・・・・麺の熟成した風合いというか・・・・粉の感覚?風味?というのを咀嚼の間に鼻に抜けて行くように感じますねw。この感覚がまた、歯ごたえと同じくらいに楽しみなんですわw。それに・・・・・表面の乾いた感じにスープがぬめるようなザラツキ感覚も! デフォが600円かその前半程度だったら・・・・3玉くらい行けるのですが、考えずに替え玉とかトッピングをしていくと、知らぬ間に1000円超えてしまうから、そこが九州ラーメンのコワいところで・・・・罠ですね!(笑)


 ※麺のまとめ:はい!お馴染みの博多麺です!極細ストレート・低加水! バリカタ以上の固さだと粉の風味も感じられてナイス!




長浜ラーメンは・・・・具のアレンジにも個性と年季がそれぞれ伺えてええねん!】

 まったく・・・・この手のラーメンは、食べ手の好みでトッピングの種類と量がバラバラでして、同じメニューの一品とは思えないほどの差がでる(笑)。それを自己主張というのかは不明なれど・・・・、となりの兄ちゃん、紅しょうがはまあまあ分かるが・・・・・高菜のトッピングがすさまじくて、一つ離れたとこに座っていても、そのオーラを感じまくりですやん。 そこまで行ったら味が変わり過ぎやしませんかと思うのですが、こういった自由度が、開放感ともマッチして、店じゅう「Festive!」と感じさせるのです。

1)キクラゲ(ゴリゴリいわしたるねん!)

  アタクシは、バリカタ麺の食感も好きですが、このキクラゲの感覚も好きなんです。バリカタ麺とキクララゲを一緒にすすり上げて、クチのなかで一緒に咀嚼しながら「ゴリゴリゴリゴリ〜!」っていわせながら食うのが好きなんです。固さの感覚が違うもの同士が、お互いに違うタイミングでブチブチと千切れるから、面白いのんです。


2)チャーシュー(意外とフレッシュ)

  あれ?一般的な博多長浜ラーメンのチャーシューってどんなんやったっけ?と忘れてしまう・・・・。このチャーシューは、少し赤みが指しているのが特徴てきで、色合い以上に塩味きかせたええ感じの肉です。柔らかさも光りますし、品質感も高いです。3切れはいっていましたが、チャーシューめんもありますので、試してみてもいいかも?(900円だけど・・・・替え玉犠牲にする??)


3)海苔

  この店のシンボルみたいなもんですね。個人的には、プリント海苔は、あまり好きではないのだけど、まぁ悪くもなかったわけだし、よしといたしましょう。


4)薬味系

  葱多めというのができるのか知りませんが、別メニューに「ねぎらーめん」があるので、有料なのでしょうね・・・。トッピングメニューには「関東ネギ」と書かれてありましたが、白い部分がでてくるのかな?? 多分同じ万能ねぎだと思うけど不明。あとは、テーブルセットで十分でしょう。紅しょうが、こしょう、生ニンニク、高菜、すりごま、コショウ、ラーメンタレ等なんでもござれ〜。


 ※具のまとめ:これも博多長浜ラーメンの定番のラインナップ!ただ・・・・チャーシューは凝ってて、オリジナリティを強く感じます。




 総じまして、久しぶりの長浜ラーメンで、その濃厚エキスに脳震盪を覚えるほど、クラクラ来た・・・・というだけの話。 なにか久しぶりに運動したら、日ごろ使っていなかった筋肉が翌日痛くなった・・・・というようなのと似た感覚を今、体験しています。 こういう一杯って、ゆっくり味わうよりも、せわしなく慌てて食うように、がっついて食った方が絶対に旨い! なんか男というものを感じるカテゴリーなのです。 されど、ここでも女性もそこそこ入っていて、なんとなく肉食女子の浸透ぶりを確信する・・・・。 いやいや、男も女もなく、これ食って逞しくなって、明日から頑張ってゆきたいと感じますわな!なので詠います!


  久方の
  博多豚骨
  味わいて


  我過ぎし日の
  探訪想う

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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