<夜は止まり木的落ち着き、昼はランチ戦争的雑然さ>
初めてなんじゃなかろうか?ランチタイムに、いつも定番の夜止まり木の「光来」にやってまいりました。そこそこ混んでるかなーなんて甘い考えでした。ぎっしり満席。もう「安い&旨い」が当然知れ渡っている感があって、客層もみごとにバラバラ。サラリーマンやガテン系な方ばかりでなく、カップルや女性一人客など、もうさまざまで、共通点は「ラーメン好き」ってところだけ。混んでて並んでいても、二郎のような殺伐さやラヲタ感がないところが、心からほっとさせます。
一方、厨房は大変なわけで、寡黙な店主がいつも以上に口数少ない?、と思っていたらパートのヘルプさんがまだ不慣れなためか、指示を飛ばしたりOJTって感じで教えたりで、口数はいつもより多かった(笑)。と言うか、混雑してもテキパキと指示してるところが、ちょっと感心したかも。こういうタイミングに限って、1万円札の両替依頼が、立て続けにあったりしても、さらさらーっと対応です。
<濃ゆい味噌ダレ感が鶏豚コクでみっちりと密度アップ!>
考えてみれば、ワンタン麺と味噌らーめんが「おすすめ」表示があって、なぜか「味噌ワンタン麺」にそれがないのがおかしい。注文してから気づきました。配膳されたそれは、いかにも大衆中華って感じでして、ワンタン麺なのにワンタンがほぼ隠れて埋没しているという様相。見方を変えればスープがそれだけ多いということです。今回の味噌はまたいつもより、上ブレかと思うほどに、濃密感があったような気がしました。
合わせ味噌を溶いたタレでしょうが、少し濃ゆめの味噌味の余韻には麹の風味すら覚える。その一方で、唐辛子系のアクセントが微妙に効いており、味噌本来の塩気がのびやかに広がるようなイメージです。それをまたバックアップするのが鶏豚の動物系のコクでして、香味油としてのラードも薄らと表面をコーティング。啜るたびにそれらが撹拌してゆき、ボディーの厚みが重なるようです。
味噌スープに、わんたんと麺の余韻が移るのがこれまたいいね。炭水化物から滲むような風味が、味噌感にまったりと絡むし、また甘みもナチュラルに変化するように思うのは気のせいか?。
<間違いない安定感!製麺所直営の納得感高いスタンダード麺!>
タイマー使わずで感覚で湯切りをされてます。テボも適度に湯熱のまわりこみを確認してますし、テキパキとした仕事ぶりからどんどんと生み出されるように、中華そば類がが出来上がってゆきます。さすが製麺所製・・・と言いたいが、なじみ深いスタンダード麺。そこがまた良いのですな。適度なねり水と玉子成分で打たれた麺が、非常に滑らかにツルツルと滑り込む。と同時に味噌スープの熱も相乗効果で熱々で少し火傷しそうになる。
味噌系なら麺をしっかりと咀嚼して食いたくなります。いつものように飲みこみたくなるのを少し堪えて、奥歯でしっかりと潰して、味噌と交わる味わいを確かめます。クチリ!と潰れるところに味噌味がからむのが好きなんですよねー。
<ワンタン7個は食べ応え十分なのだ!>
数えてみました。7個でした。以前のレビューでも語りましたが、皮がおおきく餡が粒タイプ。沈んだワンタンをサルベージすると、一気に麺顔が変化します。醤油系のスープに浮かぶのとは違い、全体的にしっかりとした味わいに感じますね。餡を奥歯で潰す際にも塩気がより混じるようなので、味わい深く食えました。
レンゲに乗せてちゅるん!と吸い込むように食うのもまた楽しい。ところどころでメンマを乗せたりして、歯ごたえに変化を与えたりして、イメージで遊びながら食うのがたまらん。非常に頭の中も汗をかきながら、楽しく食わせていただきました。
総じまして、「間違いなくナンバーワン・コスパの東京味噌&ワンタン」と言う何の捻りない感想でごめんちゃい。相変わらずのコスパに感動しつつも、そろそろ「つけ麺」なんかにも挑戦しだそうかなどと画策中。ちょっと集中的に訪問し過ぎですが、これが飽きないからまた通う。お金があってもなくても、通う光来と言う感じですね。という営業努力に感謝をしつつ、気持ちをまたそろっと詠います!
よろよろと
金と体力
失いて
いつもの通り
光来辿る
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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