<今年の夏もやって来た!恒例行事の冷やし中華>
毎年、春木屋の冷やし中華を食っているはずなんですが、昨年分はレビューアップしそびれてるようです。なぜそんなことをチェックしたかというと、「春木屋の冷やしは完璧なほど毎年ブレがない」ということでしょう。つい前年と見比べてしまうのですが、2年前のと見比べても、全く同じと言えるほどー。「春木屋理論」からすると、どこかわからないように変えているらしいのですが、味も見栄えも今回も変化を見出せず・・・・、ラヲタとしたはまだまだな私です。まだまだと言うと・・・・・写真メモが完璧にピンボケばかり。もやはラヲタ失格です。
それにしても、春木屋で冷やし中華食っているのは、混んで満席近いのに私一人。たまに「つけ麺」を食ってる人がいる程度で、みなさんほぼ汁系です。そりゃ、普通に中華そばとかワンタン麺食ってた方が美味いの分かっているんだけど、この暑さと湿気はどうにかなんねー?。疲労が重なっているのもあって、冷やし中華しか喉を通らんです。
<ちょっと控えめなトッピングには、肉味噌がプラス!>
春木屋は高いんですよねー。ま、ブランドフィーとして考えるしかないですが、毎年思うにボリューム感が少ない。トッピングで少しは盛り上げて欲しいもんですが、いつもの三兄弟(錦糸卵・きゅうり・チャーシュー)が少ない。特にチャーシューがほとんど存在を消してます。その分、肉味噌と紫玉ねぎスライスがあるんですが・・・。しかしポイントとしては肉味噌があるところです。この肉味噌も、決して多くはないのだけど。
<半分ボソッとしながらも、素朴なモチモチ感覚もキープ!汁吸う感覚も素敵!>
トッピングで盛り上がらないところは、麺でリカバリーです。麺はうねうねしていて、汁系ではやや太く思えるタイプ。案外蕎麦っぽい食感があって、前歯でちぎる時はボソボソっとした感触もあります。しかし、蕎麦ライク!と言い切れてしまうほどではなく、咀嚼の中盤から後半になるとモチモチとしたフィーリングがアピールしだす。グルテンの風味もしっかり感じるし、なかなかの質実な麺です。つけ麺も同じ麺でしょうか。それでも美味そうです。
若干、後半の最後にはタレを吸い込むような雰囲気もあり、冷えた出汁を吸い込んで、伸びもせずに腰つきが緩やかになるのが楽しいー。ダレた感じでなく、みずみずしく啜りあげられるって感覚がナイスです。+200円で大盛対応可能ですが、デフォルト1000円ってのがやはり腰が引けてしまい、毎年並で我慢するー。
<今年も酸味を感じず、甘みまろやかタイプの醤油ダレ>
今年の夏、冷やし中華を立て続けに食い続けて、面白い発見をしたのは、「酸っぱくない」冷やし中華ってなかなかイケる!ってこと。甘みの含んだ酸味、甘すっぱいと表現すると、苦手意識が働く方が多いと思われますが、それとは違った「コク深い」味わい。酸味が立つと確かにインパクトと定番感が大きくなり、安心できる美味さにはなる。だけど、それだけだと出汁感覚が低く、単調な味わいにも感じてしまう。最近までそんな味覚の袋小路に、迷い込んでた私です。
酸味を抑えて、塩気も控えめにし、それでも醤油の風合いと和がらし、そして昆布や野菜・・・そして時には魚介や鶏エキスでさっぱり食わせる。そんな感覚かな・・・。斬新さはないのだけど、目を見張ると斬新な味わいの発見があったカモですー。
総じまして、「さすが毎年完璧コピーと思えるほどの恒例メニュー再現度!」と言う感覚。 ブレが一切ございません。このブレのなさを確かめに、これからも毎年一回は食うメニューだと思います。そう言う定点観測も楽しからずや。嗚呼、この日は熱帯夜っぽいから、もうしんどい。明日はちょっと仕事の山だから・・・。と言うことでさらっと詠ってエアコンのタイマー設定確認して寝ますー。
疲れきる
汗だくへばる
熱帯夜
楽しみ尽きぬ
真夏の冷や中
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
- 作者: カワハラ恋
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
春木屋さんはいじっぱり (1) (MFC キューンシリーズ)
- 作者: カワハラ恋
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (5件) を見る