<隠れた晩飯&飲みスポット!中野らしさが似合う鎖系>
ほぼ、「千ベロ」以下で飲みにしか来ない一番館。最近このブランドで、500円以上払った記憶がない(つまり、100円ハイボール以外注文したことがない)のですが、妙に腹が減ったのと、最近「味噌ラーメン続き」なので、こちらの「味噌らぁ麺」を食ってみました。食ったら爪痕残す主義。
しっかし、こちらの客層が面白い。カウンター席はほぼ疲れたサラリーマン(オレも)。そしてボックス席はカップルかオヤジコンビ客。そのボックス席での会話は(近いから否応なく聞こえる)、たいていの場合、メニュー表を見て「ハイボール安っスー!」と言う一言から始まる。そしてこの安さゆえ、品質面で疑い気な言葉を残しつつ、いざ食ったり飲んだりしてから、おおおーーーーと再認識するように、安心してまた安さを感じる言葉を発するのです。つまり、旨さとか感動と言うのは、結局は「投資とリターン」なんだよね。だから時々「味」は傍に追いやられることもしかり。そこが、ラーメンレビュアーとしては、悩ませます。
汁:「薄い目の味噌コクだけど、〆ラーメンとしての味噌ラーなる感覚!」
ワンコイン(500円)ラーメンとしての基準の感想ならイケてる。そんな感覚ですけど、個人的にはワンコインの枠でどれだけ頑張っているかを評価したいです。たいていこの店では、酒の安さから飲んでる客が多いわけですから、飲んだ後の締めで味噌ラーが当てはまるとしたら、すごく貴重かも。味噌味というより、味噌風味で良いと思えるポイントです。
塩気はあまり感じず、むしろ味噌と動物系エキスからくる甘みが印象的。うがった言い方ならパンチがない。しかし、パンチが全てでないわけで、もやしのエキスとか、ひき肉の風合いとか入り混じるスープは、納得のいく味わいです。
ただ、慣れてくるとパンチが欲しくなるわけで、できればニンニク系が欲しいところ。でも「七味とうがらし」と「辣油」がテーブルセットにあったものだから、すこしづつ入れてみましたが、これはかなり効きます。辣油は効きすぎるので、とうがらしがおすすめ。各支店共通に標準化されたベーシックな味噌スープ風合いですが、チューニングによりかなり個性的に仕上げて食える一品です。
麺:「ちょっと茹で時間通り過ぎた?・・・でも味噌味に救われてるかな?」
ま、見慣れた「かけらぁ麺」と同じ麺です。ただ、今回は茹で時間をすこしオーバーしたような感覚があり、すこし残念。食うスピードが早い私ですら、後半の麺は汁を吸ってダレだしたかも。多くは語らず。
具:「もうすこしだけアミューズメントが欲しいところ」
ほぼ、もやしのみなのだ!野菜は!。玉ねぎも認めましたが・・・盛りと種類が寂しいね。でもこの価格で文句言えるかと言えばNGなんだけど。肉が「ひき肉」ってところが、コストを意識しすぎたかなーって見透かされそうな感覚です。でも、仕方ないか・・・・。この店は、安さで頑張ってる店だから。
総じまして、「酒とラーメンと安価をこよなく愛するならこのブランド!」という感覚でしょう。さてさて、私の背中にあるボックス席のオヤジコンビさん。会話がどうしてもBGM代わりになって聞こえてしまうのですが、なかなか興味深いっすねー。酒の席ってよく人事の話がよく出てくるもの。そして役員の悪口ね(笑)。とっても面白かったけど詳しくは書けない(笑)。でも、嗚呼どこでも同じようことで苦労しているのだなと思うと・・・・同士っていうか、結構どこでもいるのだなと思えてくると、にわかに共感を覚えます。会社を良くしたいな・・・いろんな意味で。と感じたのかもしれないオレは、ハイボールで酔ってたか。ま、とにかく詠います!。
厳しさに
辿り着けるか
年度末
疲労困憊
コンパニオンガール(意味なし!)
お粗末!と言うこと家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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